161. 猟奇的な彼女
キャストがとても良かったと思います。ストーリーも中盤は少しだれた感じがしましたが後半の展開がとても感動的でした。キョヌが丘の上で本心を叫ぶ彼女には涙しそうになりました。しかし愛する人を失ったキョヌが「ぶっ殺されたいの?」みたいな言葉を簡単に口にすることに違和感を感じてしまいました・・・。(吹き替えで観たので本当の訳はわかりませんが) 7点(2004-04-01 21:37:10) |
162. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
前作に比べてそれぞれのパーティが別れたこともあって時間の長さをあまり感じなかった。また前作を観たときは基礎知識(原作を読むなど)がまったくなかったため少し理解できないところがあったので今回はこの作品を観る前にネットなどで世界観や人間関係などを十分把握した上で観賞したので楽しめました。それにしても今作でのフロドたちの活躍は一切なかったですね・・・・。 7点(2004-03-27 20:09:42) |
163. ロード・オブ・ザ・リング
原作を読んでしないので世界観が非常にわかりにくかったがホビットやエルフ、オークなどの登場人物は昔にRPGなどのゲームをよくしていたので理解はできた。自分たちの知ることの決してない未知の世界をCGで表現しているので楽しめはしましたが、ラストがあんなシーンで終わると続編を観ないわけにはいかない。その終わり方が少しいまいちでした。 7点(2004-03-27 20:08:35) |
164. ヴァージン・フライト
良いテーマだと思うのですが、なんとなく中途半端な感じてしましました。ヘレナ・ボナム・カーターの演技はよく彼女の考えも理解できましたが、なんと言ってもケネス・ブラナー演じるヘレナ・ボナム・カーターによって立ち直っていく彼が情けない・・・。銀行強盗なんて突拍子もない話もでてくるので少し??といった感じになってしまった。 6点(2004-03-27 20:06:59) |
165. ライムライト
《ネタバレ》 ほぼ豆腐さんと同じようなレビュー内容になりますが、(豆腐さんすいません・・・(汗))本当にこの作品を観る前に何作か他のチャップリンの作品を鑑賞し、そしてチャップリン自身の人生を少しでも知った上でこの作品を鑑賞して欲しいと思う。そうすることによって映画の中でのチャップリンのセリフの一言一言により深みが増しなんとも言えない優しさや悲しさを感じることができると思う。『ラヴ』を連呼する彼の歌・最後の舞台に立つ前に必死に鏡に向かって笑顔を作って見せる姿・テリーを立ち直らせようと彼女にかける優しい言葉。不思議と観賞中に今までのチャップリンの作品で頭の中が埋め尽くされ回想してしまいます。最期にカルヴェロが亡くなったときにチャップリン自身も亡くなったそんな気がして非常に切なかったです。 9点(2004-03-27 20:03:20) |
166. サイダーハウス・ルール
ラーチ先生や看護婦・孤児院の子供たちと出演者全ての演技が非常に良かった。トビー・マグワイアがあまり好きではなかったが、この映画の役柄にははまっていたと思う。孤児院を出て世間のことを知り再び孤児院に戻ってきた彼は以前とは違い自分の意志をしっかりと持っていたはず、最後に彼が本を読み終わり扉を閉めた後の子供たちの微笑みが最高によかったです。 8点(2004-03-21 17:10:52) |
167. 大脱走
登場人物が多く最初の1時間は人間関係と時代背景を読取るに必死でした。(もっと気軽な気持ちで観賞すればよかった・・・。)脱走のシーンやバイクでのシーンはとても緊迫した感じでよかったです。 7点(2004-03-21 17:10:14) |
168. バリー・リンドン
とにかく美しい・・・。キューブリックの作品を全て鑑賞したわけではないがキューブリックの完璧主義を改めて感じた作品でした。長編にもかかわらず映像や音楽に浸っている間に3時間という時間はあっという間に過ぎていきました。必死に上流階級の仲間入りを果たそうとするバリー、最期にはああいった結末。最初の純粋だった頃のバリーの心はいつ失われてしまったのでしょうか・・・。 8点(2004-03-21 17:09:18) |
169. アメリカン・ヒストリーX
最近、ニュースで幼児虐待に関する事件をよく耳にしますが、虐待を行った加害者は幼い頃に自分の親などから虐待を受けているケースが多いそうです。それだけ親の子供に対する影響はものすごいものだと思う。この作品でもデレクの父親の黒人に対する差別心がいつの間にかデレクにも影響し彼を狂わせ、そしてそのデレクを信頼し愛してきた弟ダニーまでもが差別心を持つようになってしまう・・・。デレクが自分の過ちに気付き弟を更正させ、自分自身も必死で変わろうとしているそんな姿に感動しました。刑務所内でのデレクの更正への描写が少し足りなかったような気もしましたが、そこはエドワート・ノートンの素晴らしい演技力でカバーできてましたね。また弟役のエドワード・ファーロングも同じ年に作成された「Iloveペッカー」とまたく違った感じの演技に驚きました。 8点(2004-03-12 21:00:39) |
170. リアル・ブロンド
誰もが自分に見栄をはって生きている、しかしその見栄を捨てたときに本当の自分に戻ることでき幸せに包まれるのかも知れない・・・。やはり人生にはある程度の妥協は必要だと思う。映画の中でこれといった大きな出来事は起こらないが、共感できるシーンは多い作品でした。 7点(2004-03-12 20:57:01) |
171. チョコレート(2001)
《ネタバレ》 ハル・ベリーの体をはった演技には驚かされましたが、なんと言ってもビリー・ボブ・ソーソトンの演技がよかった。しかしストーリーに納得がいかない。伝えたいこともわかるが、レティシアの息子は死ぬ必要があったのか?ハンクは短期間にあそこまで人格を変えれるのか?父親を施設に預けて『さようら、父さん』でよいのか?と多くの疑問が私の中に残ってしまいました。この二人の演技だったからこそ最後まで観賞することができたと思います。 6点(2004-03-02 18:14:17) |
172. ノー・マンズ・ランド(2001)
戦争によって巻き込まれるのは民間人だけでなく、実際に前線で戦っている兵士の中にも戦争に多くの疑問を抱いたままに戦い、人を殺すことを恐れまた殺されることを恐れている多くの兵士だって戦争に巻き込まれていると言っても過言ではないと思います。リアリティのある作品でハリウッドが画く戦争映画よりものすごく勉強させられました・・・。 8点(2004-02-28 21:31:50) |
173. キッド(1921)
50分間、別世界に行っていたような気持ちになりました。本当に『笑い+涙』がものの見事にひとつになった素晴らしい作品でした。子供が連れていかれそうになったときに必死に抵抗するチャップリンの姿に涙しました。子供と抱き合いキスするシーンは今まで観た映画の中で最も感動したシーンになったかも知れません。あぁなんて素晴らしいだろうチャップリン!サイレント映画って奥深い! 10点(2004-02-28 20:45:34) |
174. チャップリンの独裁者
レビューするのにこんなにも悩んだのは初めてです・・・。チャップリン独特のしぐさや表情で見せる愛や平和への素晴らしい優しさが本当に大好きです。しかしこの作品でチャップリンが見せる演技は、平和や愛を飛び越えナチスに対する怒りを強く感じました。当時の時代背景を考える間違いなくこの作品は永遠に語り継がれるべき傑作です。ラストの有名な演説はもう床屋でもなくヒンケルでもなく映画から飛び出したチャップリンそのものだったと思います。ただその演説があまりには映画から飛びぬけていたため、その演説に至るまでにチャップリンが見せていた床屋でのパントマイムやハンナとの愛などが私の中で繋がらずなんとも言えない複雑な気分でした。作品の価値として「10点」、作品の内容の評価としては「7点」で総合で「8点」しました。「8点」とレビューしたもののこの傑作にこの点でいいのか今も悩んでます・・・。 8点(2004-02-20 18:33:23) |
175. ボーン・アイデンティティー
銀行に行って大金を手に入れるまでは面白かった。しかしその後のストーリーが薄っぺらい・・・。ボーンが強すぎるのがいけないのか・・・。 6点(2004-02-11 16:28:11) |
176. ラストエンペラー
映画の壮大さ・音楽・ジョン・ローンの演技力、本当に素晴らしい!あまり中国史について詳しく私は最初は人間関係がまったく理解できずに混乱しましたが、映画を鑑賞し終わった後にネットなので調べて納得。複雑すぎる家系ですね・・・。溥儀の様な波乱な人生を送った人はいないでしょうね。ラストの切なさがなんとも言えませんでした。 9点(2004-02-11 16:18:07) |
177. サーカス(1928)
『モダン・タイムス』・『街の灯』に続きチャップリン作3作目の観賞です。この作品は私が先に観賞した2作品と比べるとコメディー性を強く感じ観賞中にたくさん笑わせてもらいました。特にチャップリンが警官に追い回されている最中に警官から逃れるために演じる機械仕掛けの人形のモノマネ最高でした!ラストは少し寂しい感じもしますが、チャップリンの作品を観終わった後のなんとも言えない『暖かみ+笑い』がしっかりと心の中に残りました。チャップリンに完全にはまってしまったかも・・・。 9点(2004-02-11 16:16:44)(良:1票) |
178. 街の灯(1931)
やっぱりチャップリンはいいですね!(ってまだ2作品しか観てないですけど・・・。)音がないからこそ伝わってくる映画の中での出演者の微妙な表情や演技の良さがありますね。私は洋画はほとんど字幕で観るのですが、ときどき字幕が読み取れずそのシーンの出演者の表情を見落とすことがあります。しかしサイレント映画を観ていると本当に映画に集中できます。先日、世界ふしぎ発見!でTOP賞の方がチャップリンのDVDBOXを貰っていた、本当に羨ましい。買おうかなぁー。 10点(2004-02-11 16:15:13) |
179. ウェルカム・トゥ・サラエボ
ジャーナリスト側から見た戦争を描いてあり、私にはものすごくリアルな作品に感じました。実際の映像が使われているんですか?そうとしか思えないほど残酷でした・・・。 7点(2004-02-11 16:14:08) |
180. I love ペッカー
カメラも好きなので何でも被写体にして撮影しちゃう気持ちはよくわかります(笑)。しかし、ストーリーのあまりにも展開が早すぎてついていくのがやっとでした・・・。それにしてもペッカーの妹役の子が強烈でした。シャイニングのシェリー・デュヴァルに見えて恐ろしかった! 6点(2004-02-11 16:13:15) |