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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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161.  伊豆の踊子(1963) 《ネタバレ》 
文芸映画らしく品があってけっこうでした。学生と踊り子、さらには酌婦と、同じ世代でありながら越えられない壁に隔てられた時代がよく描写されていました。踊り子が無邪気であるだけに、いっそうそれが引き立ちます。大坂志郎の芸達者ぶりも見もの。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-20 22:33:58)
162.  夕陽のガンマン 《ネタバレ》 
何がかっこいいって、リー・ヴァン・クリーフがかっこよすぎ。色々な銃を持っているというのも、大いに魅力的です。単なる賞金稼ぎと思わせておいて、裏に人情話があるという展開もよいです。イーストウッドにも見せ場が用意されているし、主役2人のコンビがきわめてポイント高いです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-07-18 21:58:55)
163.  サーカスの世界 《ネタバレ》 
サーカスの実演や船の転覆・火事といったスペクタクルな場面はまあいいのですが、肝心のお話の方がスカスカ。親子ものとしても見られるところは少ないです。誰がトニの部屋に新聞記事を残したのかもうやむやだし、火事もそれと関係して実は放火かと思っていたらフォローがない。めでたしめでたしで終わっていいの?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-15 16:05:21)
164.  喜劇 女は度胸 《ネタバレ》 
ちょっとした誤解からドタバタ騒動が巻き起こるコメディですが、その根底に学の性格の弱さがあります。草食系男子って、別に近年のことではないですね。彼の場合、特に気が弱すぎかと思いますが。秋山家の大喧嘩はかなりうるさく、私はドラマの『寺内貫太郎一』を思い出しました。これがちょっとしつこい気もしました。しかし、こうして遠慮なく本音をぶつけ合えるというのも、家庭内平和の方法かもしれません。昨今では本音を隠し続けてブスリ、なんていう話が多いように思います。ラストカットは、家族という離れたくても離れられない絆を象徴しているようで、秀逸でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-12 20:46:17)
165.  喜劇 にっぽんのお婆あちゃん 《ネタバレ》 
いやー、これまたすごい。出演者の面々を見ているだけで、圧倒されそうです。その中でも、主役の蝶々さん北林さんが抜群。特に十朱幸代以下の店員さんとの交流がいいエピソードでした。話が進むにつれて「悲喜劇」になってゆき、社会性が深まっていきますが、その進展ぐあいも自然でよかったと思います。ただ、サトさんが帰宅してからの描写がストレートすぎて、あのあたりももう少しユーモアを感じさせたらよかったと思いますが……。 今となっては、この映画に出てくるような養老院すら幸せとは限らないというところがありますが、そのあたりは本作でも、インタビューされてブスッとしているくみさんや、最後に腕組みして考え込んでいる渡辺文雄の画で表されていると思います。そう考えると、なかなか「昔の映画」とばかり言っていられないでしょう。かなり深いところがあると思います。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-11 17:51:32)
166.  好人好日 《ネタバレ》 
ちょっとした知り合いに大学で数学を教えている人が2人います。共通しているのは、よく言えばマイペース、悪く言えば視野狭窄で他人に気を遣わない。本作の尾関先生は、マイペースでちょっと変わっていますが、ちゃんと家族のことを考えているのがよいです。しかしストレートに愛情を示すのはちょっと照れくさい、ということもあるのでしょう。家族間の情愛が素敵でほほ笑ましい。前半は娘の結婚問題、後半は文化勲章をめぐるドタバタが中心ですが、とくに後半は風刺も利いていい感じ。単純なほのぼので終わっていないのもポイントが高いです。これまた隠れた逸品でした。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-07-10 09:49:30)
167.  ナバロンの要塞 《ネタバレ》 
船が座礁するあたりはちょっと退屈でしたが、上陸してからは面白かった。フランクリンの怪我が利いていますが、そのプロセスはちょっとあざとかったかも。ミラーとフランクリンの関係など、もう少し細かく描いていたら、後半でのミラーの言動は更に説得力が出たと思います。しかし、フランクリンの扱いや、裏切り者をめぐるやりとりは印象的で、ドラマとしての厚みを与えています。とはいえ、あくまでエピソードとしてとどめていて、主眼の大砲爆破をきちんと描いていたのはよかったです。アクション冒険ものの上にドラマを配した、なかなかよくできた映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-08 21:03:50)
168.  夕陽に赤い俺の顔
おかしな殺し屋がゾロゾロ出てくる、おかしな映画。よくも悪くも1961年製作ってところで、今見るとギャグとかキツイところが多い。とりあえず歴史的価値はあると思いますが、それ以上に評価するのはちょいと苦しい。芸達者な方々が出ているだけに惜しいです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-06 17:33:28)
169.  動く標的 《ネタバレ》 
ハードボイルドらしいところといえば、最初のクレジットのところとか、終盤でハーパーが「1年のうち5~6週間だけが楽しい」とか言うところでしょうか。個人的には特にハードボイルドが好きというわけではないので、あまりピンと来ませんが。ただしハードボイルドを離れても、ハーパーというのはなかなか興味深い人物ではあります。 ミステリーとしてはまあ普通ですが、情報が次から次へと簡単に手にはいるのはどうかと思います。そのあたりがフィクションの限界でしょうか。謎解き云々よりも、新興宗教を隠れみのにして不法移民を受け入れるというあたりに、風俗的な面白さを感じました。ただ、夫が死んだと伝えられたサンプソン夫人が妙に嬉しそうだったり、その前後のミランダを意味ありげに映していたり、事件の実行犯が都合よく全員死んだりと、まだ裏があるのではないかと思わせるところがあります。もっともそれも、ハーパーに関係がないといえば関係ない。そういうところは妙にリアルでした。 まあこの映画の最大の謎は、原作のアーチャーがハーパーに変えられて、しかも映画のタイトルにまでなっているということでしょうけど。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-03 22:22:25)
170.  夢で逢いましょ
一応中尾ミエが主人公みたいに見えたのですが、後半スキャンダルを起こしてからは、案外出番が減ります。最終的には姉とその恋人がメインなんでしょうか。伊津子は幼くてわがままなところがあって魅力に欠けますし、結局は姉の言うことが正しかったということになります。しかし華やかな出演者の中で、なんだか池内淳子だけが異色のキャスティングに見えてしまいますし。この方は和服のイメージが強いので、芸能プロダクションの社長という役も驚き。悪くはなかったですが。 本作はそれよりも、当時のナベプロスターがゾロゾロ登場して歌いまくるのが魅力でしょう。ある意味、主人公のサクセス・ストーリーはそのための道具のようなもの。そこはじゅうぶん楽しめましたし、ちょい役で意外な人が出ているのもいい。個人的には桜井浩子がいい待遇なのが嬉しいです。 ちなみに、Wikipediaではクレージーキャッツの役名は「クレージー・ベアーズ」となっていますが、最後のショウの場面ではちゃんと「CRAZY CATS」と書いてありました。それ以外にグループ名は出てきません。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-22 10:44:50)
171.  勇気ある追跡
親の敵討ちにしては、嬢ちゃんに悲壮感や悲哀がなく、妙に陽性。それ以外にもユーモラスなところがあるし、なんだかのんびりとしているし、どうなってんの? という感じ。映画としてはまあまあでしたが、字幕のせいか人物の行動原理がわかりづらいところもあって、もう少しすっきりまとめてほしかったところ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-22 10:33:27)
172.  ハワイの若大将 《ネタバレ》 
『大学』よりはまとまっていますかね。常に青大将が関係していて、若大将との友情物語という側面が強かった印象です。共通の敵である赤マムシを出して、青大将が悪役にならないよう気を遣っています。そのためか、澄子さんは刺身のツマという感じ。東京オリンピックを控え、ホテル開業というネタを入れたのはよかった。最後はメインの4人で歌ったり、古屋老人とおばあちゃんがダンスをしたりと、サービス精神にあふれていました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-16 22:09:06)(良:1票)
173.  ダンケルク(1964) 《ネタバレ》 
これも最初は洋画劇場で見たのですが、カットされていたためかあまりいいとは思いませんでした。その後BSで見直したら、ユーモアを含みながらも辛口の戦争映画だと感じました。今回再見ですが、ユーモアよりもシニカルさが目につきます。マイヤと仲間との会話に、それが強く感じられます。ほかにもイギリス船に乗り込む一連のエピソードは、ある種運命的なものを感じさせます。まるで戦争という大きな船にみんなで乗せられて、その船の行くままに流されるしかないような。それが、戦争から逃れようとしたらあっけなく最期をとげてしまうラストに象徴されているようです。この船は一度乗ったら降りることは許されないのだと。それによって戦争の悲しさ・残酷さをよく表していると思います。あと、モーリス・ジャールの音楽はとてもすばらしい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-10 13:17:42)
174.  雲の上団五郎一座 《ネタバレ》 
これはすごいなぁ。一時代を画した(であろう)喜劇俳優が大挙出演し、名人芸を披露してくれます。それだけでも一見の価値はあるでしょう。特におかしかったのはフランキー堺の「勧進帳」と、三木のり平の「切られ与三」ですが、それ以外の演目も楽しい。最後の「カルメン」だけは派手派手しく幕を閉じるために用意したのでしょうが、お笑い芸という点ではやや物足りなかった。本作では団五郎一座の舞台の合間に物語が進むような案配で、お話はあまり重要視されていないようです。そのためか序盤のドタバタはいまいち面白くなかったのが残念。あと、フランキー堺は最初口からでまかせを言っているのかと思いましたが(なにしろフランキー堺だから)、どうやら本物だったようですね。 このメンツでの芸が見られるという歴史価値を加えれば満点でしょうが、そういう評価をするわけにもいかないので、この点数。時間は短いですが十分見ごたえがありました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-06-08 20:41:21)
175.  ミクロの決死圏
かなり好きな作品。人体という「内なる宇宙」を旅するというアイデアがすばらしい。その「体内巡り」が眼目なわけで、ストーリーについてあまりあれこれ言うのはヤボってもんでしょう。音楽も現代音楽風でそれらしい。スパイがらみのお話になっているあたりが、時代をしのばせます。今作るとしたら映像表現はもちろん、ストーリーの根幹そのものが変わってくると思います。 ところで、車ごと地下に降りたり、ミクロ化するプロセスをじっくり見せるあたりが『サンダーバード』風だと思ったら、あちらがイギリスで放送された翌年にこの映画が封切られたようです。さて影響はあるのか、どうでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-05 22:13:32)(良:2票)
176.  マーニー 《ネタバレ》 
マーニーが泥棒を成功させる序盤から、ラトランド社で再犯するまではなかなか面白い。会社の人たちもいい味を出しています。しかし、犯行がばれて半強制的に結婚させられてからは、急速に魅力が薄れてきます。ラトランド役にショーン・コネリーを配したのが失敗でしょうか。どうもこの人が「愛してる」と言っても、本当に愛しているのかどうか、見ているこちらは確信が持てません。したがってその行動も説得力に欠けます。また、マーニーとの会話は心理学論議にまで発展しそうで理屈っぽく、面白味に欠けます。テーマがテーマだけに真面目になりがちで、ヒッチコックが得意なはずのユーモアも影を潜めてしまいます。また、最後の謎の解決では親子の情愛を感じさせますが、これも結果的にはマイナス。親子の情か男女の愛情か、見終わってみればどっちつかずという印象が残ってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-28 21:45:34)
177.  おしゃれ泥棒
再見。初めて見たときは、オードリーとピーター・オトゥールの組み合わせはどうだろうと思ったのですが、全くの杞憂でした。おしゃれで適度にユーモアがあり、楽しめます。彫像を盗むのはそれほどスマートではなく、時間がかかったりするのですが、笑えるので問題ありません。全体にトボケた味が出ているのが、とってもいい!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-15 22:56:00)
178.  瞼の母 《ネタバレ》 
瞼の母とか番場の忠太郎とか、名前は聞いていたのですが、初めて見ました。なるほどこういう話だったのかと納得。実の母に会うまで、いろいろそれらしい女性に会うのがミソですね。由緒正しい人情劇という印象でした。 演出はちょっと凝っていて、長回しを使ったり、あえて遠景の話している人物をピンぼけにしたりと、面白い。この監督の作品をほかにも見てみたくなりました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-12 21:25:49)
179.  拝啓天皇陛下様
どうもピンと来ません。「だからなに?」って感じ。そもそも山田正助という人物に魅力を感じません。友情物語としても、時間が飛び飛びでまとまりがなく、2人の間に絆があるというのが実感できない。それぞれのエピソードは悪くないと思いますが、全体を通して見ると、どうってことのない映画でした。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-01-21 21:52:06)
180.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 
最初に犯人の側から描いてますよね。つまり主人公は犯人であり、その罪を暴くコロンボを悪役として見ると、面白いです。コロンボというのはしつこいし、思わせぶりばかり言って相手をイライラさせるし、敵が弱いとみると恫喝して自供させようとするしと、まったくもって嫌な刑事ですね。「悪役」としては、そこが魅力的なわけですが。 で、犯人から本作を見ると、予期せぬ出来事が次々と起こる。ホント、やり過ぎだろうってぐらいアクシデント続発で、そこをどう誤魔化してどう切り抜けるかが、本作の見どころでしょう。だから犯人の身になって、ギョッとしたりハラハラしたりするのが楽しいかも。あるいは第三者として、そのあせり具合をニヤニヤしながら眺めるか。それはお好み次第ですね。 犯人のキャラクターとしては、フレミング先生は知的・理性的でよくある人物ですが、共犯のハドソンさんが興味深い。犯行前夜にいきなり「会いたい」と電話したり、その夜は数時間しか眠れなかったり、言いつけを守らずフレミング先生が帰ってきたら速攻電話をかけたりと、気が弱くて神経質そう。精神分析医にもかかっていますし。そういう描写が続いて、「警察に追い込まれたら自殺してしまいそう」な人物像が描かれています。それでフレミング先生だけでなく、見ているこちらもコロンボの罠に引っかかってしまうという寸法。うまく考えてあります。 本作の欠点としては、ユーモアに欠けることでしょうか。犯罪という反道徳的な行為をエンタテインメントに昇華するためには、触媒としてユーモアが不可欠だというのが私の持論なので、その点不満が残ります。ヴァン・ダインやエラリイ・クイーンといった先達と同じ轍を踏んでいるので、やはりアメリカンなミステリーかと思いますが、ユーモアがなくてもこちらをグイグイと引きつけるのはおみごと。さすがはリンク&レヴィンソンです。改めて見直して、ここまで面白いとは思いませんでした。まさに一級品の、スマートでハイブラウなエンタテインメント。十分に楽しめた自分も、頭がいいのではと誤解してしまいそう(笑)
[DVD(字幕)] 9点(2013-01-08 20:38:58)
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