1941. 生きていた信長 完全版
確かにこれも映画でしたね。まあ、短いからこそ見られる作品で、それなりに面白いとは思う。見て損はないだろうけど、わざわざ他人に薦めようとは思わないかな。 6点(2004-04-03 11:07:29) |
1942. 台風クラブ
衝撃的なシーンがあったり、理解に苦しむ狂った行動があったり、妙な空気感の漂う作品ではあるが、物語として特に何かあるわけじゃない。ストーリーを説明しろと言われると非常に困る作品。 5点(2004-04-03 10:35:12) |
1943. 恋しくて(1987)
青春恋愛映画の王道ですな。いやぁ、リー・トンプソンは綺麗だし、メアリー・スチュアート・マスターソンも健気で捨て難い。どっちか1人を選べなんて言われても僕には無理そうです。両方って駄目ですか? 9点(2004-04-02 05:02:10) |
1944. 機動警察パトレイバー2 the Movie
冒頭のシーンは今を予言していたかのようで怖さすら感じる。今の政治家たちに見せてやりたい作品。作画の質が高く、迫力のある映像に圧倒されて、その戦争にリアルを感じずにはいられない。もしかしたら、それすら予言しているのだろうか???僕らが平和と感じている今この瞬間も戦争はどこかで行われていて、線引きをしてここから先は戦争、ここからこっちは平和ということになるのだろうか。今にも始まるかも知れない、いや、既に始まっているのかも知れない戦争に対して、僕らはどんな答えを出すのだろう。僕もやっぱりこの街の未来を見てみたくなった。 9点(2004-04-02 05:01:25) |
1945. ルパン三世 カリオストロの城
金曜ロードショーと言えば、この作品って感じです。子供だった僕はかなり頑張って最後まで見た覚えがあります。いつもなら寝てる時間なのにテレビから離れられない。ルパンやクラリスがどうなってしまうのか、ドキドキしたものです。もちろん、今見ても全く色褪せないですね。 9点(2004-04-02 04:59:00) |
1946. 恋におちたシェイクスピア
完成度の高い恋愛映画である。史実を上手くアレンジして作り上げられている脚本には脱帽だが、ラストは史実に足を引っ張られた感じだろうか。シェイクスピアだから成り立った作品ではあるが、シェイクスピアだからラストを纏め切れなかった。シェイクスピアが好きで、この作品自体に対する愛着もあるので満点と言いたいところだが、ちょっと割り引き。 9点(2004-04-02 04:57:57) |
1947. 蒲田行進曲
あのテーマ曲を聴くと感動が甦ってくる。松坂慶子の健気さが魅力的で、子供心に憧れたものです。ラストのお遊びもこの作品ならではの演出で、他の作品が真似しちゃいけないと思う今日この頃。 9点(2004-04-02 04:56:01) |
1948. ショーシャンクの空に
普通この手の作品を作るなら、冤罪という部分や刑務所内での不正や非人道的行為というものがクローズアップされるものであり、この作品でもその王道を突き進むわけだが、それらをすべて帳消しにしてしまうほどの生き様に感動させられる。とにかくラクエル・ウェルチ、あの痛快さが堪らない。とは言うものの、この作品にはその先に本来のラストが用意されているわけで、それが必要だったのかどうかはよくわからない。そこまで作品を楽しんできた観客に対するサービスとしては、感慨深いエピローグではあるが、もう少しすっきりと纏めて欲しかったとは思う。でも、やっぱり名作には違いありません。 9点(2004-04-02 04:51:13) |
1949. シザーハンズ
ティム・バートンでなければ、この世界観は作り出せないだろう。彼独特の不思議な味がある。奇才と呼ばれるに相応しい監督である。既に設定で勝利してしまっているところに加えて、物語の持っていき方も上手いので、素直に感動できる。もちろん、切ない話ではあるのだけど、ただそれだけじゃない何かがある。僕自身が滅多に雪の降らない街に暮らしていただけに珍しく雪の舞う日には空を見上げて感慨深くなります。 9点(2004-04-02 04:43:53)(良:1票) |
1950. バック・トゥ・ザ・フューチャー
リー・トンプソンが大好きなのであんまり冷静じゃないですけど、それを抜きにしても素直によく出来た作品だと思う。スピーディーでスリリングな展開、魅力的な登場人物たちのドタバタ劇、きちんと練り込まれたシナリオ、とにかく面白い。あの音楽を聴くとワクワクしてきます。 9点(2004-04-02 04:41:09) |
1951. 海がきこえる<TVM>
私、生理の初日が重いの。まあ、よくわかんないけど、大変そうというのは伝わってくる。話に無理はない、と思う。高知弁のイントネーションが耳に心地好い青春物語です。原作も大好きですが、アニメ版も雰囲気や音楽が素晴らしくて完成度の高い作品に仕上がっています。わがまま娘の理不尽さに振り回されて、次はどんなふうに振り回されるのかななんて変な期待もしてしまうんだけど、ラストシーンのしおらしさにやられましたね。ああ、僕は好きなんやなぁ。 9点(2004-04-02 04:26:54) |
1952. エレファント・マン
条件付の満点。この作品はどこに視点を置くかで大きく評価が変わる。メリックの立場で物語を追った場合、これ程までの名作は無いと思える。開放され、いくつかの困難を乗り越え、寺院の制作を成し遂げ、やがて安らぎを手に入れる。途中、人の心の優しさに触れ、思わず涙してしまった瞬間はあったが、ラストに涙はなかった。夢にまで見た安らかなるハッピーエンドである。僕は幸せでした。但し、メリック以外の視点で物語を追った場合には、それぞれ感じ方が変わってくるだろう。ある者は罪悪感を、ある者は嫌悪感を、ある者は悲しみを覚えるのだろう。あなたの瞳には何が映るのでしょうか。 10点(2004-04-01 17:00:50) |
1953. 劇場版 フランダースの犬
年代的にTVシリーズで感動した口なので、リメイク版と聞いてちょっと粗探しでもしてやろうかと思ってたところもあるが、まんまと感動させられた。丁寧な作りの作品で、劇場版独自の構想もあり、全体的に纏まりが良い。名作と呼ぶに相応しい作品に仕上がっている。悲しい物語ではあるが、ルーベンスの絵の美しさに癒されて、単なる悲劇ではないような気がした。絵画がそうであるように、この作品もまた時代を超えて人々の心の中で生き続けるのだろう。 9点(2004-04-01 16:58:33) |
1954. バンパイアハンターD
既存のアニメ作品に慣れ親しんだ者にとっては、このキャラデザインはかなり高いハードルだとは思う。僕も当初は躊躇った。しかしながら、乗り越えてしまえば寧ろ味のある良い作風に思えてくる。それはやはり作品の内容が素晴らしいということの証明なのかも知れない。原作ファンも納得の内容でありながら、原作を知らない人が見ても感動できる話に仕上がっていると思う。物語の終盤、レイラがちょっとした心変わりを見せるわけだが、自分も一緒になって応援していたことに驚かされる。見事に心を動かされてしまいました。 9点(2004-04-01 03:20:25) |
1955. ブラックマジック M-66〈OVA〉
映画ではないけど、映像作品としてかなり高いレベルにある。話自体も短い尺の中でそれなりに上手く纏められており、エンターテインメントとして成り立っているが、やはり特筆すべきはその動きであろう。アクション物という言葉では言い表せないほどの独創性を感じた。後の作品に与えた影響が大きかったであろうことは容易に想像できる。 8点(2004-04-01 03:05:28) |
1956. AKIRA(1988)
スケールの大きな世界観やダイナミックな映像表現など、特筆すべき点は数多くある。独創的な音楽も作品世界に馴染んでいて好感を覚える。物語としては、やや収まりの悪さを感じるが、それなりに上手く纏めたと言えなくもないだろう。ひとつの時代を築いた作品でもあるし、ジャパニメーションの原点として評価できる。 8点(2004-04-01 02:56:17) |
1957. 銀河鉄道の夜(1985)
制作スタッフの宮沢賢治に対する敬愛を感じる丁寧な作りの作品。登場人物を猫として描いたことに関しては、宮沢賢治ファンならば納得というところだろう。もちろん、この作品ではじめて宮沢賢治作品に触れる子供たちにも、受け入れ易さを与えていると思う。 8点(2004-04-01 02:00:50) |
1958. ブレードランナー
ある雨の夜、僕はテレビのニュースを眺めながら、こんなことを考えていた。人類が最初のクローン体として羊を選んだのは、きっと警鐘の意味が込められているのだろう。昨今の科学の進歩を見ているとレプリカントという存在も現実味を帯びてきて、生きるとはどういうことなのか、自我とは何なのか、様々なことを考えさせられる。この作品はそういう意味において、少し早すぎたのかも知れないが、僕たちは何れこの問題と直面することになるのだろう。クローン人間はドリーの夢を見るか? 10点(2004-03-31 04:49:07) |
1959. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
壮大なる叙事詩の完結です。見事に大団円を迎えました。何故、ルーカスはEpisode1に走ってしまったのか・・・本当に悔やまれます。僕の中のスター・ウォーズはジェダイの復讐によって燃え尽きました。フォースと共にあらん事を!!! 9点(2004-03-31 04:17:13) |
1960. スター・ウォーズ
英雄伝の王道ですな。主人公に秘められた力、偉大なる師、囚われの姫、個性的な仲間たち、そして、謎の敵である。これはもう面白いとしか言いようがない。話自体は単純ではあるが、その先にある壮大な物語の序章として上手く纏められている。単なるSF作品の域に留まらない叙事詩の始まりである。 9点(2004-03-31 04:08:26) |