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なるせたろうさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 162
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20048/
ホームページ http://www.geocities.jp/narusetarou/index.html
年齢 61歳
自己紹介 『のんきと笑いは世界を救う!!』
救われて欲しいな、世界も、子供たちも。

今年のキャッチフレーズは、
『LOVE&のんき&PEACE』

優しい地球 残そう子どもたちに
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/pageall.html

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1.  プロジェクトA
最近気づいたんですけど、ジャッキー・チェンの映画の最後に付いているNGシーン集って、「自分は天才なんかじゃあ、ないんです。こんなにも痛い目に遭って苦労を重ねても たったこれだけのことしか皆さんにお見せ出来なかったんです」っていう懺悔なんだと思ったら、止めどなく涙が溢れ出てきました。
10点(2004-01-24 15:56:25)(良:1票)
2.  野菊の墓(1981) 《ネタバレ》 
日本が世界に誇るカツドウ屋マキノ雅裕の助監督を長らく勤めていた澤井信一郎が満を持してメガホンを取った、輝かしき処女作にして最高傑作。80年代以降に撮られた日本映画としても屈指の名作。でも、公開当時から不当な扱いを受け、あまり観られていないのもまた事実。それでも、松田聖子の白無垢姿は号泣するほどの絶品! 追記:私は別に聖子ファンでも何でもないんですが... ところで、昔、私は死んだばあちゃんに「絶対泣けるから」と言って無理矢理これを観せたことがありました。最初は「なにぃ、たりぃがね」と馬鹿にしながら観ておりましたが、民子がお越し入れするシーンと政夫が学校の運動会を終えてすぐさまそこへ駆けつけるシーンのカットバックあたりから泣き始め、もうほとんどそのまま最後まで泣き通していました。観終わってから着物の裾で涙をぬぐうばあちゃんに「ほらみろ、やっぱり泣いたじゃん」と冷やかすと、「年寄りに恥かかしたら、いかんよ」としかられてしまいました。でも、ちょっとうれしかったな。
10点(2003-11-26 20:11:25)(良:5票)
3.  エル・スール
これは、私の理想とする映画の一本かもしれない。「いかにはげしくとも こわいほどしずかで そしてかなしい」映画。でも、観終われば、なぜだか やたらと うれしいのだ。
10点(2003-11-10 13:11:18)(良:1票)
4.  スペースバンパイア 《ネタバレ》 
怖がりの私は、実はこの手のホラーが苦手なのだが、『鳥』でヒッチコックが、嫁姑問題を解決するために主人公の住む港町を鳥達に襲わせたように、本作では、一目惚れした女との愛を成就させるために、ロンドン中を火の海かつゾンビだらけにしてしまうという突拍子もない大胆な発想が気に入った。さらにラストでは、ジャン・コクトーの名作『美女と野獣』(ディズニーじゃあねえぞ!)に敬意を表するかのような演出には、思わず目頭が熱くなった。
9点(2003-09-27 15:13:48)
5.  バックマン家の人々
正直言うと、それまでのスティーブ・マーティンって、その存在感が「なんか映画に適わないな」(はっきり言っちゃえば“ウザイ”)と感じていた(まあ、こういう役者は、実はアメリカ映画では結構いたりするのだけれど...)。しかし、本作の彼は、素直に良い! 家族を想い孤軍奮闘する姿が、公開当時まだ独身の私が観ても、とても感動的だった。もちろん、当時ロン・ハワードの演出が冴えわたっていたこともあるだろうが、あれから十数年、主人公と同様、今や家族を持つ身となった私がこれを観返したら、一体どんな感想を持つのだろうか?
8点(2003-09-12 20:43:31)
6.  男たちの挽歌 《ネタバレ》 
細かいことは言うまい。なぜなら、これぞまさしく任侠映画! ゆえに、その後のアクション映画に多大な影響を及ぼしたチョウ・ユンファらによるガン・ファイトを楽しむことよりも、魂魄の演技を見せてくれたティ・ロンをはじめとする“オヤジな”男たちの哀切極まりない表情をじっくり味わうことの方が、肝心なのだ。もちろん、チョウ・ユンファも負けてはいない。ラストの港での銃撃戦において、彼がティ・ロンに銃を渡す時に見せる子供のような無邪気な笑顔を、決して見逃してはいけない!
9点(2003-09-12 20:33:33)
7.  友だちのうちはどこ? 《ネタバレ》 
見知らぬ街の行ったこともない友達の家を探し当てるというのは、主人公の少年にとって、恐らく清水の舞台から飛び降りたような思い切った冒険であったに違いない。残念ながら目的を果たせず家路に就き、ぐったりと床に横たわって、無力感に打ちひしがれる彼を慰めるかのように吹きこむ風が、観る者の胸を打つ。そして、ラスト。「最早、これしかない!」という(まるでルビッチの映画のような)窮余の機転が、少年と友人を救うことになる。拍手!!
9点(2003-09-12 20:30:44)(良:1票)
8.  復活の日
ハンサム・ボーイ、ブラバス=草刈正雄の俳優開眼!   とりあえず、みどころは、彼の熱演だけだったような記憶が...
7点(2003-07-13 12:43:39)
9.  銀河鉄道の夜(1985) 《ネタバレ》 
むかし、東京の12chでは、故・淀川長治氏が新作映画を紹介する15分くらいの短い番組があった。その番組で、氏がこの映画を賞賛するのを見て、私はすぐさま劇場に駆けつけたのだ。だが、結果は失敗。『グリード』のレビューでも書いたとおり、淀川氏の「魂」のこもった解説を聞いてしまった後では、感動のイメージがあらかじめ頭に出来上がってしまって、肝心の本編を観ても、その魅力が半減してしまっていたのである。特に、クライマックスとなる、列車内でカムパネルラが突然居なくなったことにジョバンニが気づき、友の名を叫ぶ場面。その時、私はいたく後悔した、「またやってしまった!淀川さんの話は絶対観た後に聞くべきなのだ」と。
8点(2003-07-13 12:39:07)
10.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 
個人的には私も、【るーすさん】の意見↓に賛成します。グロリアが、本当に生きているのかそれとも死んでしまったのかは、この映画を観ている個々人の「想い」が決めるべきでしょう。 私は、カサベテスは常に、コミュニケーションが困難な現代にあって、人と人とがいかに分りあえるかについて、そのための人々の悪戦苦闘を真正面から描いてきた人だと考えています。 思えば、『愛の奇跡』(‘63)では、父と子の、『こわれゆく女』(’75)では、母と子ども達の「再会」が実に感動的に描かれていたではありませんか。本作では、只それがクライマックスになっているのだと思います。ラスト、墓場で、グロリアを見出した少年は、長い長い歓喜の時間を駆け抜けていく。グロリアに飛びつき抱きかかえられた彼は、彼女が身に着けていたカツラを放り投げると同時に、何と!スクリーンを見つめる観客達に向かって満面の笑みを投げかける。その瞬間全ての時間はストップし、映画は終わる。これこそは、作者カサベテスが投げかけた我々観客へのウィンク!(ゆえに、私はこのラストに百万遍でも泣けるのだ。) もちろん、誰もが知っているとおり、現実はこれでハッピー・エンドというわけにはいきません。人生はまだまだ続くのだし、分り合うという状態が常にいつまでも続くわけではないだろうから。だからこそ、カサベテスはその後も映画を撮り続け、最期の時まで観客に向けて新たなウィンクを投げかけようとしていたのではないでしょうか?
10点(2003-07-06 11:25:01)(良:2票)
11.  予告された殺人の記録
フランチェスコ・ロージは、私の大のお気に入りの監督である。彼独特の、登場人物への感情移入をあくまでも拒絶した冷徹なまでの対象に対する距離の置き方と、それでいて長回しを安易に多用せず、シャープなカッティングによる小気味良い演出が大好きなのである。彼はまた、『シシリーの黒い霧』では地元マフィア、61年の『都会を動かす手』では右翼、70年の『総進撃』では軍部、72年の『黒い砂漠』では大資本、76年の『ローマに散る』では司法などと、常に社会《権力》の暗部に光を当て、そこに巣くう者達の存在を浮かび上がらせるといったことを一貫して行なってきた映画史上屈指の硬派な監督でもあった。ところが、79年の『エボリ』(原作は、カルロ・レーヴィ自らの体験を綴った『キリストはエボリに止りぬ』)では、今までの作風とはうって変わって、タビアーニ兄弟やエルマンノ・オルミの傑作群にも似た、レンズが捉えた対象全てをいとおしくもかけがえのないものとして描いて、彼の異色作にして最高傑作となった(と私は思っている)。その後、83年に『カルメン』、87年に本作と続くのだが、(私はファンであるが故に気づくのが遅かったのだが)映画監督フランチェスコ・ロージは、既にこの時、作家としては”死んでいた”のである。したがって、本作『予告された殺人の記録』は死んだ作家の抜け殻をただ見せられているに過ぎない。だから、彼のファンとして、(原作はノーベル賞作家マルケスの傑作なので一読をお勧めするが)本作は決してお勧めできない。 思えば『エボリ』のラストで、村を去る主人公の乗る車の後方のガラス越しに、別れを惜しむ子供らが追いかけてくる姿と共に、ポツポツと降り出した幾粒もの雨粒が捉えられていたのだが、それは主人公の涙であると同時に、監督フランチェスコ・ロージの惜別の涙でもあったのだ。「さらば、ロージ」
0点(2003-04-20 16:18:04)(良:2票)
12.  ムーンウォーカー
これって、映画館では観たことないんですけど、ビデオ版だと最後におまけのように付いている黒人男性数人グループによるアカペラが実はとても(メチャクチャ)格好いいんですよ! なんて曲なのか、彼らがどんなグループなのか、今もってまるで知らないのですが、ホントこれだけでも観る価値はあると思いますよ。でも、本編は酷いです。したがって点数は、あくまでも彼らの名演にのみ捧げます。
6点(2003-04-16 20:52:55)
13.  ペイルライダー 《ネタバレ》 
『シェーン』のラストを模倣した作品(というより、やましんさんのご指摘↑通り、心ある映画ファンにとっては、もちろん『荒野のストレンジャー』のリメイクですね!)としては、山田某が撮った作品と比べて100万倍も素晴らしい出来だというのに、公開初日の渋谷パンテオン(←こいつずーっとパレスと間違ってやがんの、やーい、ばーかばーか)は、なぜか(?)閑散としていた。なんだかその事にとても腹を立てた私は、上映が終わると、いつもは買わないパンフレットを有り金をはたいて購入し、JR山手線に乗り込んだ。席に腰掛けるや否やおもむろにパンフレットを広げ、できるだけさりげなくも周りの乗客に聞こえる位の声で、この映画が如何に素晴らしいかをつぶやいた。一体何周位したのだろうか。今にして思えば"おバカ"極まりないが、この映画に少しでも足を運んでもらいたい一心で起こした私なりの精一杯のデモンストレーションだったのだ。
9点(2003-04-16 20:26:12)(良:5票)
14.  緑の光線
長年コンビを組んで数々のカラー映画の傑作をものにしてきた名カメラマンのネストール・アルメンドロスと袂を分かって、撮影を含めた少人数(確か3人)の女性スタッフを使い、なんと16mmフィルムで撮られたエリック・ロメールの逸品。この映画の題名の元になっているラストシーンに見られるように、全てを意のままに操る映画の"達人"は、お天気までも自家薬篭中のものにしてしまうのだ。
9点(2003-04-16 20:07:54)
15.  ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 《ネタバレ》 
初出陣で役割を無事果たし、その喜びにはしゃいでいる若者たちを尻目に、岩にどっかりと腰を下ろし葉巻をふかしているイーストウッド。その佇まいと表情には、何やら「核心に満ちた大胆不敵さ」とでも呼びたくなるような凄みが感じられる。これこそが、イーストウッド自身と彼の作る映画の、大きな魅力なんだよなあ。
9点(2003-03-08 12:41:25)(良:1票)
16.  女と男の名誉
初めてJ・ニコルソンを格好いいと思った映画。ちょっと実の娘に肩入れしている感じはするが、当時齢80歳にならんとするJ・ヒューストンの演出は、まだまだ冴えておりましたなあ。
8点(2003-03-01 14:10:15)
17.  タッカー
こうした夢と人情味のあるアメリカ映画をもっともっとたくさん観たいと私は思いました。
9点(2003-01-04 17:43:44)
18.  グッドモーニング・バビロン!
うーん、一体どうしたんだろうか、タビアーニ兄弟。こんな題材だったらきっと素敵な映画になるはず、と思ったら肩透かしを喰わされた。彼らだけではない。80年代前半頃まであれほど輝いていたオルミもベロッキオもフェレーリも、そしてベルドリッチも突然急速に光が失われていったのはなぜだろうか?
6点(2003-01-04 17:35:46)
19.  ブロンコ・ビリー
『センチメンタル・アドベンチャー』と並んで私が一番好きなイーストウッド作品。DVDも最初に買ったし。何よりもこの映画のいいところは、誰も死なないこと。悪者も他の作品と違って間が抜けていて、どこか憎めない(ただし、途中出てくる悪徳警官は除く)。ロード・ムービーや西部劇、人情劇、コメディ、恋愛劇といった様々な要素が旨く溶け合った逸品です。
10点(2003-01-04 17:16:51)(良:1票)
20.  汚れた血
人差し指を口に当てるという主人公のたった一つの仕草が忘れられない。恐らく監督のカラックス自身も2度と撮れないであろう青春映画の傑作。伝統と新しさとが交錯するところが映画ファンをくすぐる。この後のカラックスと主演のドニ・ラバンが、今ひとつパッとしないのは、この映画の輝かしき成功に引きずられているからではなかろうか。50歳を超えた頃にもう一度この二人のコラボレーションを観てみたい。
9点(2002-12-22 15:00:08)
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