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1.  APPLESEED アップルシード 《ネタバレ》 
原作読まなきゃよかったなあ。まあ、リアルタイムで原作読んでいたクチなんですが・・・。映画の内容的にいいんだけど原作知っていると設定が違いすぎて苦笑してしまうところもあるので。原作持ちのお約束と言うことで、「この映画は原作と違う」とか「原作のよさが損なわれる」とかいろいろあるでしょう。しかし私はよくがんばったなあ、と思います。実際原作は原作、映画は映画と割り切って考えるべきでしょう。昔のOVAに比べりゃあなた、天と地ですよ。フルCGもいいと思ったところと問題点、丁度半々と言う感じですが、何事にも発展途上の技術と言うものはあるので、全く悪いと早計な結論を出さずに、今後の更なる発展を祈念して(変な文章になってきたな)暖かく見守っていきたいと思います。フルCGばかり主張していたので物語なんておざなりかと思いきや、思ったほどではなかったです。ただ二点、どうしても気になる点が。デュナンに主題が集中しすぎ。キーパーソンは別に用意した方が人物関係の広がりもあるはず。デュナンとアテネのあのシーンも映画的にはいいんだけど・・・原作を知っていると素直に楽しめないなあ。主要メンバーが少ないのでその分物語性に薄さを感じました。主要メンバー以外のキャラが無個性なのも拍車をかけてます。クドーくらいです。印象深いの。それと、ブリアレオスは絶対もっと重いはず。LMを装備していないデュナンが片手で支えられる訳がない。(笑)これだけはゆずれない! あと心配事言えば、映画で物語が完結したのを見て安心した原作者が続きを書かなくなることです。(既刊より先の設定はあるらしいが)映画は映画、原作は原作! やらしーねーちゃんばっかり書いてないでそろそろなんか書いてください。あ、映画のほうは続編楽しみです。この延長線上に「アニメはオタクのもの」という認識をぶっ飛ばすようなカッコイイ作品を期待しています。この作品ではまだ、少し世間認識度はツライかな。色眼鏡抜きで評価してほしい時期だよね、アニメも。 「イノセンス」に比べて宮崎アニメぐらいしかアニメを見ていない普通の人にも薦められるので8点。7点でもいいかな、と思ったけど製作者の努力を感じて+1。
8点(2004-04-18 01:25:26)(笑:1票) (良:2票)
2.  イノセンス 《ネタバレ》 
映画には二通りあると思う。映画を見れば内容がわかるので観客は作品をただ受け止めるだけ、という受動型映画と、見る観客側にも感受性を働かせたり考えることを求めたりして映画に参加することを要求する能動型映画。もちろん前者が悪いわけではない。ハリウッドの大作映画だって面白いものはある。が、この映画は断然後者。そして受動型映画の見方をして「つまらない」と言っているのを聞いていると非常に心が痛む。この映画には見方があるのだ。「映画の分際で何を」と思われるかもしれないが、そう思うと理解できるところもあるのでは? ようするに感性が合うかどうか。感性が合わない人には最悪映画だろう。これは。 そもそもこの映画の悲劇的なところは宣伝の失敗にある。宣伝する側が「前作は見なくても楽しめる」と言っているのが大失敗だ。かの名作「ロード・オブ・ザ・リング」だっていきなり「王の帰還」から見ればただのつまらない長ったらしい作品だ。まず「攻殻機動隊」ありき。必須。「攻殻機動隊」を見て、小難しい設定やら用語はひとまず置いといて、バトーと素子の切ない関係だけでもおさえておけば「イノセンス」は楽しめる。難解な引用など詩かBGMかと思っておけばいい。(でも本当はあとで知ると意外に意味深なことを言っていたりするけど、まあいいや)とりあえず前作さえ見ていれば、何故バトーや9課の面々ががあれほどへこんでいるかわかるはず。そしてなにより、前作を知らなければあのクライマックスが全然楽しめない。「誰? 少佐って?」とか、バトーが人形に洋服をかける意味がわからないとか、それだけで映画の魅力の三分の二は喪失している。逆にそこさえ押さえておけば、ラブストーリーとして十分に楽しめる。情熱的な描写こそないが、静かに相手を思う男の淡いラブ・ストーリー。前作から二人の関係に魅せられた当方にしてみればこの映画のクライマックスは9年越しで送られた最高の贈り物だ。もちろん、映画の主題は違うところにあるけどね。個人的には10点満点で100点ぐらいつけたいが、万人受けしないので9点。押井さんにはこれからも容赦なく自分の表現の道をまい進してほしい。マンハッタンラブストーリーにいわく、「記録より記憶に残る作品」を。
9点(2004-03-17 00:30:32)(良:4票)
3.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
愛を感じる。この映画を作った人たちの、原作に対する深い愛情を感じる。原作を読んだ者としては、もちろん多少の違和感を感じることもあるが、それ以上にここにあるものは製作した人たちの愛だ。原作と違うところがあっても、それは器が違うだけで、中に込められている物語の真髄は変わらない。だからこそ、原作を読んだときのあの感動、あの涙がそのまま蘇ってきたのはきっとそのおかげだと思う。 それにいつも過剰で嫌になるハリウッドの特殊効果に初めて好感をもてた。原作でも熾烈を極めたミナス・ティリスの戦いの、痛みが、苦しみが、匂いが、恐怖が、そのまま肌で伝わってくるよう。映画の観客として眺めているというより、戦いに参加して体験しているようだった。ものすごいリアリティである。ゴンドールに平和がもたらされるまでに払われた犠牲の大きさをうかがわせる。 世の中にはいろんな解釈があって、この作品に対してもいろんな意見があるだろう。それは理解できる。だけど、もし「この映画では原作が台無しだ」という人がいたら、聞いてみたい。「ならあなたならどうできるのか」と。
10点(2004-02-08 01:40:24)(良:1票)
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