1. 椿三十郎(2007)
織田裕二がどうこうではない。 三船敏郎が演じることを前提に当て書きされた脚本で 他人が演じることに無理がある。 三船敏郎が「レインボーブリッジ封鎖できません」と言ったら失笑するように。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-01-06 09:44:50) |
2. サンシャイン 2057
《ネタバレ》 太陽を浴びて悦に入る男から始まるシーンから駄作を予感させるのに十分で、 その序盤がそのままクライマックスだった。役者以外の見所といえば、主人公らしき男が現われるまで ヒロインと化け物が微動だにしないという、ゲーム的手法を取り入れたところか。 [DVD(字幕)] 5点(2015-05-21 14:32:07) |
3. 雨あがる
いい短編を読んだなという印象。 [地上波(邦画)] 6点(2014-02-07 09:57:31) |
4. 永遠のこどもたち
《ネタバレ》 すべて現実だった。大人にとってただの物置部屋が子供には秘密の部屋に通じる部屋に見えた。 [DVD(字幕)] 8点(2013-07-11 23:45:54) |
5. ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
《ネタバレ》 監督自身が田舎のスーパーの店員で空想壁のある映画マニアだったという。タランティーノとウマが合うわけだ。新人監督らしい初々しさを感じる伏線、おだやかだったはずの街の住人と銃撃戦がはじまったとき、空想を見事に映画にした瞬間だと感じた。 [DVD(字幕)] 9点(2013-06-07 23:06:36) |
6. パブリック・エネミーズ
巨匠になったマイケル・マンがやりたいことやってんなぁというのが率直な感想。映像のこだわりはすごい割りに、エンターテイメントは置いてけぼりというのがいかにも「巨匠」らしい。マイケル・マンの作品で期待するのは銀行強盗であれ警察であれ隙のないプロフェッショナルな仕事であり、ストイックであるがゆえに生まれる緊迫感が醍醐味だった。ところが実話とはいえ追われる方も追う方もしょーもないミスが多すぎるから間のびしてしまう。まぁドキュメント作品としてみればいいのだろう。ジョン・デリンジャーという男の予備知識がないと彼の行動パターンはなんのこっちゃとなるが、監督のコメンタリーを補足にして観るとあぁ納得となる。しかし輸送用飛行機も蒸気機関車もCGじゃなくて実写というのだからさすがだ。署内で捜査資料を眺め、刑事に野球のスコアを聞くジョニー・デップはよかった。 [DVD(字幕)] 7点(2013-06-07 15:47:49) |
7. レスラー
《ネタバレ》 この手の映画は復活劇のカタルシスがないと自業自得という身も蓋もない教訓しか残らない。現実にはありえそうもないハッピーエンドか、身も蓋もないリアリティか、ハリウッドかヨーロッパか。もちろん前者でしょ。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-29 19:37:07) |
8. クレイジー・ハート
《ネタバレ》 ファビュラスベイカーボーイズで最高の男前を演じたジェフ・ブリッジスのパンツいっちょのあられもない姿だけで満足。そして相棒の車が印象的だった。 [地上波(字幕)] 7点(2013-03-02 02:10:09) |
9. ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
何が不満なの? [地上波(邦画)] 8点(2013-01-26 01:21:58) |
10. 閉ざされた森
一言で言うと「ちょ、ちょ待てよ」 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-06 22:04:04) |
11. カールじいさんの空飛ぶ家
ラピュタ、ロードランナー、ついでにわんこ好きにとってはたまりません。 [DVD(吹替)] 9点(2011-05-09 21:40:47) |
12. 息もできない
いきろ。 [DVD(字幕)] 9点(2011-03-28 22:46:55)(良:1票) |
13. ハート・ロッカー
主人公は度胸のよさで戦場を渡り歩いてきた。死と隣り合わせの状況でしか生を実感できないほど、彼は戦場に長くいすぎた。そんな彼も人間味あふれる部分があって、あまり優秀とはいえない同僚たちや現地の子供たちに優しい。戦場という極限の状況のなかで彼なりのバランスの取り方だと思えば親しみがわいてくる。しかし、戦地が泥沼化すればするほど、彼の人間味が空回りする姿は痛々しい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-03-13 22:12:52) |
14. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
クセのある上官を真似をして盛り上がる兵士の目線で、戦争を描いている。 戦争に対する賛美も反戦も皮肉すらもない。ただ仲間のために戦う兵士の物語。 [DVD(字幕)] 9点(2011-02-01 22:46:28) |
15. アイアンマン
アイアンマン。なんて最低で最高なタイトルだろう。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-09 22:36:17) |
16. 第9地区
エビのインパクトが、SF作品としてまた社会作品して、同時に2つのジャンルの質を上げている。基本はSFで結果的に人種差別を深く考えさせられる内容になっている。エビ。見た目の抵抗感がなくならないのに、だんだん親しみが湧いてくる。家族愛や器用にコンピューターを操作する擬人的な部分の影響もあるけど、猫缶が好きなところが不可解でいい。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-11 12:55:14) |
17. おと・な・り
おとなりすぎ [DVD(邦画)] 9点(2010-07-29 23:23:20)(良:1票) |
18. アポカリプト
《ネタバレ》 子供の数がステータスなんだなとか、道化を作ることで人をまとめている親父やるなとか、これから始まるだろう壮大なスペクタルを期待した。おかしいと思い始めたのはやたら長い連行シーン。主人公が逃げだした時点で時間がすでに3分の2を経過したとき、これは壮大な雰囲気を匂わしただけの『走れメロス』と気づいた。妻子を森へ逃がさず、分かりやすい穴の中へ隠したのも納得。本筋で肩透かしをくらいながらもディティールは凝っている。売れなかったばあさんの哀愁とか、扇動者は日蝕に気づいているふしとか、いいもん食ってそうなデブのガキとか。生贄シーンより水の中の出産のほうがなによりのインパクトがあった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-07-16 22:23:59)(良:1票) |
19. ウォーリー
見たまんまの面白さの裏に実はもっと奥深いことを言いたそうな、それを匂わす程度に抑えてるのがいい。 [DVD(字幕)] 9点(2010-05-06 00:12:10) |
20. しんぼる
自分のハードルの高さに気づいていないのか。 [DVD(邦画)] 4点(2010-04-23 11:59:37) |