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ジャザガダ~ンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 122
性別 男性
自己紹介 映画って本当にいいですね

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  切腹
大傑作でした。奥の深い内容と、緻密に練られた構成。それと効果的なカメラワークと演出。どれをとっても最高級。もはや文句の付け所のない大傑作。カメラワークに関して言えば、ローアングルや俯瞰ショットの使いどころは最高。さらに、カメラを傾けて心理的な感情を表現するところや、絶妙な照明の当て方も抜群にうまい。小林監督の映画は始めてみるが、相当なテクニシャンであると思われる。武士の情けと誇りが複雑に入り乱れる仲代達也と三国連太郎の駆け引きも絶品。ラスト30分からのチャンバラシーンは、それまでの緊張感たっぷりの展開から一気に解き放たれるだけあって興奮しまくり!!まだまだ褒めるところは一杯あるけれども書きつくそうでないのでこの辺に・・・。10点!
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-08-19 17:09:07)(良:1票)
2.  まぼろしの市街戦
これは素晴しい。色々な戦争映画があるものの、これほどまでに痛烈に、そして鮮やかに戦争を批判し、馬鹿にした映画があっただろうか?「博士の異常な愛情」の最後のオチも素晴しかったが、それに勝るとも劣らない秀逸なラストに、数々の戦争映画が実践してきた戦争の下らなさ、馬鹿馬鹿しさ、空しさの集大成を見たような気がする。さいごのオチだけでなく、物語の展開も全く飽きさせない。あまりレンタルビデオショップで見かけることのないこの映画、大学の映像ライブラリーで見れて本当によかった。
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-05-13 00:02:43)
3.  気狂いピエロ
「勝手にしやがれ」は個人的に全然面白くなくて、この監督を評価する人たちを評論家気取りのエセ映画ファンだと思ってました。スミマセンでした。心より謝罪いたしますm(_ _)mこの映画本当に最高でした!!意味不明な展開に美しい映像、そして意味不明で気取ったセリフ。この映画を完全に解釈するには何回も見なければならないと思いますが、単純に面白いと感じました。映像の鮮烈さに目を引かれ、難解なセリフに耳を集中すると、五感の全てが開かれた感じがして、展開の遅さなんか気になりませんでした。 とにかく口で説明をしても一口では言い表せない素晴しさ!!ゴダールは天才ですな。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-03-08 11:46:11)
4.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
キューブリックがこんなブラックコメディーを作るなんて意外でしたが、かなり楽しめました。最後のオチは最高ですね。やはりこの監督はとんでもないセンスの持ち主だとおもいました。随所に見せる冴えはこの後にもっと才覚あふれる作品を作る巨匠らしさに満ちていますね。見所満載黒色喜劇。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-11 02:13:36)
5.  ロミオとジュリエット(1968)
この映画は、高校の時、授業時間に見た映画なのでかなり記憶に残っています。ロミオとジュリエットは話し自体は、すでに知っているものだったので特に意外性みたいなものは感じませんでしたが、非常にまじめに作られているし主演の二人の演技も大変素晴しいので思わず感動してしまいました。しかし、男というのはどうして素直じゃないんでしょうか、映画終了後に泣いている大勢の女子をよそに、「まぁ、普通にベタだな」などとすかしている輩ばかりで困ったものです。そういう僕も感動して半泣きだったのに、涙をこらえて「ベタだった。くさいんだよね」などとほざいてたタイプの輩です。ここに当時の反省の意とこの映画に対する純粋な感動の意を込めて9点を献上します。残りの1点は、いまだに純愛映画に素直になれない今の自分の感情と、当時のすかしていた自分に対する郷愁に捧げたいと思います。こんなことしている自分は今でもすかした輩ですね(笑)
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-03 23:45:58)
6.  赤ひげ
映画数本分の人間ドラマを詰め込んだ欲張りな作品。それでいてまとまりに欠けるということもなく、上質な作品にしあがっている。加山雄三の大根ぶりが気に食わないという人もいますが、加山が頑張ってしまうと劇中に起こる様々な出来事が引き立たないのでは?大局的に見たときに、非常に有機的に役割を果たしていると思います。黒沢監督は、これを狙っての大根役者を主役に抜擢したのだろうか?それともプロダクションの要望で大根役者を主役にしなければならず、しょうがなく引き立て役として機能させたのだろうか?はたまた、全くの偶然の結果加山が引き立て役になってしまったのだろうか?いずれにしても、この映画は映画史に残る傑作ですね。
[DVD(字幕)] 10点(2005-11-03 18:26:59)
7.  8 1/2
「ヒャッホ~~イ!」高2のときの感想がこれです。はっきり言って訳わかりませんでした。「フェリ~ニ、フォ~~~!」大学一年の僕の感想です。はっきりいって、まだ訳分かりません。しかし、ブルース・リー師匠のお言葉、「don’t think,feel!」にしたがい、点数をつけることにしました。映像マジックの凄さに感服したので8点。こんなに映像だけで見させてくれる映画は2001年宇宙の旅とこの映画くらいなものです。それにしても、高2の時と、脳みその中身が、あまり進歩していないのには、かなり落胆します。もうちょっと勉強します、、、。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-01 00:02:35)
8.  椿三十郎(1962)
文句なしにおもしろい!三船と仲代が本当にいいです。もっと殺陣ばかりの映画だと想像していたら、スティングばりの巧妙な駆け引きが中心で意外でしたがそれはそれとして脚本が面白かったので、すごく楽しかったです。最後の接近戦が映画全体の引き締め役をしっかりはたしていてよくまっとまった印象をうけました。通常右手で抜く刀を左手で抜き、右手を峰に当てて押し切る!このスピードは北野監督の座頭一以上ですね。というより映画史上最速の殺陣でした。あそこの動きを高校のときに文化祭で使うために20回以上繰り返して見た記憶があります。しかし、どう練習しても自分の腹を深くえぐる形になり、皆に止められ結局本番で使用しなかった苦い記憶があります。この映画を皆が見てくれてたなら、当時の僕の熱い気持ちをきっと理解してくれてたことでしょう!
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-30 01:42:56)(良:1票)
9.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
オープニングの「ツァラトゥストラはかく語りき」を聴いた瞬間から映画の醍醐味を満喫させてくれる映画。とにかくあまりの映像美に鳥肌が立ちっぱなしでした。68年の作品とは思えない!スペースオペラからの展開がよくわからないという人が多いようですが、あの部分は自分で考え、答えを出すようにキューブリックがあえて説明をしなかったように思います。僕の未熟な脳みそをフル回転させて考えた自分なりの答えを参考までに書いときます。ディスカバリー号のかたちは精子を表しています。そのディスカバリー号がモノリスに導かれ、やがて画面が赤に染まります。これは、処女膜が破れ、血が吹き出たことを表します。あの白い部屋は卵子を表し、そこで精子のボウマン君が着床し、そしてボウマンが死ぬことにより、新人類らしきものが生まれるのです。生と死の見事な描写ですね。t多分この映画が面白くなかったと思う人は何らかの説明を期待していたのでわないでしょうか?そういう人には、イメージを膨らませながら自分なりの答えを見つけ出すような見方でもう一度見てほしいですね。ちなみに、僕のささやかな夢は、家の本格的なホームシアターでこの映画を見ることです。
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-29 00:09:44)(笑:1票) (良:2票)
10.  サウンド・オブ・ミュージック
なんといっても音楽が素晴しい。この映画を見た日は充実感でいっぱいになれますね。
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-28 18:52:06)
11.  天国と地獄 《ネタバレ》 
さすが黒沢!こんなにリアルで緊迫した映画をつくるなんて!ところで、僕はこの映画には非常に深刻なメッセージが含まれていると感じました。警部が犯人を死刑にしようとする設定はごく自然に挿入されています。この展開に疑問を感じる人は少ないと思います(疑問を感じた人ごめんなさい)。そして我々は、自然に、優秀な警部と気の毒な権藤に感情移入することによって、犯人を死刑にしてやると思ってしまうのです。ジャンキーの女性が実験台になって殺されるあたりからある種の疑問を感じ始め、警部が犯人を追い詰めて「これでお前は死刑だ!」というあたりで疑問は確信に変わるのです。「この警部、やばくない?」と。さらに、山崎努の最後の迫真の演技により、「そういえば俺もこいつを死刑にしようとしていたよな?」と我々の持つ自身の残酷さにこの時はじめて気づくのです。 この映画は我々の残酷な面を映す鏡なのではないでしょうか? 
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-28 03:28:37)
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