テール しっぽのある美女 の よしのぶ さんのクチコミ・感想

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テール しっぽのある美女 の よしのぶ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 テール しっぽのある美女
製作国ノルウェー
上映時間75分
劇場公開日 2013-02-16
ジャンルホラー,ファンタジー,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 老人の遺体が森の小屋近くで発見された。何年も前に獣に殺されたとおもわれるもので、犯罪現場の特殊清掃人レオとエルビスが派遣された。レオは物事に動じないが、エルビスは何事にも敏感に反応するという好対照のコンビ。二人は小屋で秘密の地下室を見つける。埃の積り具合から何年も使用されていない。研究用の部屋があり、古い缶詰が残され、バスタブには白濁水が張ってある。テープを再生すると、老人の声が流れるが、何について語っているか判然としない。服から遺体は軍医とわかる。エルビスが装置の管をいじっていると、突如、バスタブから素裸の美女が飛び出して倒れ込んだ。白い肌、豊満な肉体。驚愕する二人。エルビスが近づくと、美女は跳ね起き、首を絞める。レオは美女を落ち着かせ、服と食料と水を与える。冷蔵庫には尻尾が保存されていた。美女の手がレオに触れると、彼女の過去が断片的に伝わってきた。軍医は未発見生物の赤ん坊を森の中で発見し、軍の研究施設に持ち帰った。ターレと名付けられた生物は驚くべき順応をみせ、人間に似た姿に成長した。情の移った軍医は、彼女を施設から連れ出し、森の小屋に隠れ住んだ。尻尾があるとターレの仲間から感知されるので仕方なく切断。そこまで判明したとき、武装した軍の組織に取り囲まれてしまう。謎の多い映画だ。ターレの正体は、北欧の伝説上の生物「フルドラ」とされる。美しい容姿に牛の尻尾を持ち、美しい歌声で人間の男たちを誘惑し、怒ると老婆の姿になるという。本作品では残忍な一面も見せる。単なるホラーで終らず、二人の友情を描いているのも特徴。レオは肺ガンと宣告されていたが、事件後ガンの影は消えていた。ターレの治癒能力によるものだ。エルビスには娘がいたが、貧困を厭った妻が去り、娘を誰かに預けていた。事件後レオの説得により?妻が戻り、三人は元のさやに戻る。明るいエンディングは、逃走したタールの未来を暗示している。冒頭、反吐を吐く場面を何度も映すが、これは減点。フルドラのCGは不出来。【疑問】①ターレは数年間をどうやって生きのびた?どうして小屋を出なかった。②小屋の電力供給方法。エンジン式発電機では何年ももたない。③軍の組織の正体。④軍の組織のリーダーが老人。⑤フルドラがリーダーの死体を持ち去った理由。⑥フルドラはどうして二人を襲わなかった?⑦軍とフルドラはターレの居場所をどうやって知った?
よしのぶさん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-02 12:34:45)
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投稿日付邦題コメント平均点
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2015-02-16死霊の盆踊り3レビュー0.76点
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