野菊の如き君なりき(1955) の 風小僧 さんのクチコミ・感想

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野菊の如き君なりき(1955) の 風小僧 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 野菊の如き君なりき(1955)
製作国
上映時間92分
劇場公開日 1955-11-29
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
「野菊の墓」とせず、「・・・如き君なりき」と題名をつけたセンスの良さ。また、楕円形のフレームを使用した撮影は、古いアルバムをめくるような画面作りで郷愁を駆り立て、叙情性豊かな名作となった。今では考えられないことだが、「次郎物語」というテレビドラマを観て育ったせいか、映画に描かれた時代背景(家父長制等による「家」の重み)は認識できる。回想画面における笠智衆の静謐な語り(短歌の朗読)は、遠い日の物悲しい記憶を美しいまでに描写している。
風小僧さん [地上波(邦画)] 9点(2015-09-13 13:39:54)(良:1票)
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