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プロフィール
コメント数 33
性別 男性
年齢 61歳
自己紹介 もう40半ばのおじさんと呼ばれる年で、こどもも3人いますが、いい年こいてマンガの単庫本1000冊以上、アニメ映画などのDVD多数・・・きっと、嫁はあきらめ顔でしょう!
このページの紹介で見た映画(DVD)も多数あり、いままでこのページにお世話になってきました。
少しは、私自身も情報提供をしていかなくっちゃかな・・・?と思い参加させて頂きました。
よろしくお願いします。

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21.  あばしり一家
永井氏の行き当たりあったり的作風の頂点的作品だと思います。とにかく破天荒・・・・!!肩こらず読むことが出来、私的には『ハレンチ学園』を含め永井氏のこの手の作品の中で一番好きかもしてません!(笑)十兵衛に負けず菊ちゃんもかわいいし・・・!(笑)
7点(2008-01-19 13:03:05)
22.  ハレンチ学園
今の若い人には『ハレンチ』という言葉は、死後のような気がするが、私の年代における『破廉恥』は、漢字ではなくカタカナ字の『ハレンチ』であり、また、今現在日本の漫画発行部数の記録を持つ『ジャンプ』も当時は後発漫画誌で状況は苦しかったらしい。その中で、『ジャンプ』を成長させたのは、当時新人の本宮氏の『男一匹ガキ大将』とこの『ハレンチ学園』であるという。 当時PTAが大騒ぎし、作者は自虐的に作品の中でPTA対ハレンチ学園の戦争を起こし、最後は主要キャラがすべて死んでしまう様と、ギャグマンガを超えた劇画調のタッチは、これまでのギャグマンガの枠を破った革新的な作品であったと思われる。話が盛り上がり最後は破壊による終局という手法はこの後の永井氏の定番となっていくのだが、間違いなく日本の漫画史を語る上では避けられない作品の一つだと私は思う。 また、氏の作品としてハダカの女の子は、隠微ではなく、健康的でとても明るく決して過度にエロクはないのは定番であり、この作品の十兵衛も同様であり、先に触れた『ハレンチ』私語と思われるが、今の流行の『エロカッコイイ』で有ると私は思う。
8点(2008-01-19 12:42:25)
23.  バイオレンスジャック 《ネタバレ》 
作者のこれまでの作品の主役級を描く話のモチーフに取りながら、関東における終末的世界を舞台に展開する終末バイオレンス作品は各作話3~400ページの中篇にまとまり、引き込まれる。 近年に渡り日本の漫画界の大ヒット作品の一つである『北斗の拳』の世界観は個人的には間違いなくこの作品のパクリではないかと感じているほど、終末におけるバイオレンス世界のその世界観はこの作品以降に生まれた各作品に影響与えた重要な位置づけをなす作品だと感じる。  しかし・・・結局最後は『デビルマン』の世界に繋がる・・・てのがどうも・・・・(笑)
8点(2008-01-19 12:25:48)
24.  凄ノ王
このころの永井氏は一番のっている時期なのかと思う。(なんで、後年どんどん絵が下手になってきているのか・・・??年齢により絵が枯れるというが、それ以上の気がします・・・) かつ、きっと、この作品はこの時期におけるSF物の自身の総決算を目指したのかな・・・?と個人的には思い、スサノオウやヤマタノオロチなど日本の神話的古典をモチーフに取りながら、超能力や未来へ進むその話の展開など、中盤まではとても引き込まれ読ませてもらった。作者自身自分の手に負えなくなるレベルまで話を膨らまししこで、未完で終えよう・・・と、初めから画策していたそうで、結局知りきれトンボな感は免れず、個人的にはそこで、-1点・・・ですね!
9点(2008-01-19 12:11:30)
25.  手天童子
永井豪氏は、ギャグからSF、怪奇物まで、その作品範囲と作品量は現在多く活躍する作家の比ではなく、また現在も活躍する漫画界の大御所の一人であろう。 『デビルマン』などは、海外でもその評価は高くあの『エバンゲリオン』も多くの影響を受けているといわれている。そんな数多くの永井豪作品であるが、大きく評価できる作品は、『デビルマン』『凄ノ王』そしてこの『手天童子』であろうと私は思う。 そしてこの手天童子は、『デビルマン』のような行き当たりばったり・・・でなく、初めから計算され、しかもその展開は現代過去未来にかつ、精神世界から宇宙空間に及ぶまでを舞台とした壮大かつでも、しっかりまとまった良作だと感じます。 また、とかく、永井氏の作品は、女性は読みにくいと考えれらるが、この作品は、比較的女性も読みやすい部類の作品ではないかと思います。
9点(2008-01-19 11:48:55)
26.  こちら葛飾区亀有公園前派出所
この作品がジャンプ新人賞を受賞しそれが掲載された号をリアルに読んだ記憶はいまだ忘れません。当時作者は、山上たつひこをもじり、山止たつひこって名前でしたね・・・!今よりあくの強い劇画タッチの絵柄とスピーディなギャグは忘れられません。なによりも、生まれも育ちも今現在の居住も亀有の私としては、その亀有の知名度を全国に広めた功績?は、評価です!(笑) その話は別にして、まんがに対する大きな部分でのニーズが『ひまつぶし』であるとしたならば、しばらく読んで無くても、床屋の待ち時間を間違いなく楽しい時間にいつでも変えてくれる内容とクオリティを維持しつつ30年・・・ってのは、そのまんがの本質を考えると評価以外のなにものでもない!って思います!!
8点(2008-01-17 14:48:33)(良:1票)
27.  さんだらぼっち
氏の作品は、その作品を書いた年齢が作品自体の特徴に大きく反映していると私は思います。そういう意味では、この作品は、氏が円熟期に入った頃の作品であり、氏自身の年齢から来る心のゆとりが生み出した作品であると思います。江戸は吉原を舞台としたそのほのぼのとした人情劇は読後暖かさを感じさせ、氏のファンで私の中でも一番好きな作品のひとつです。 ただし、作者の年齢が書かせている作品であり、私自身10代や二十歳そこそこでこの作品の持つ味が理解出来たとは思えず、この作品の味を理解するためには、それ相応の年齢が必要とも思えます。
9点(2008-01-16 20:47:14)
28.  佐武と市捕物控
全編を通して四季を感じさせる(音や気温や匂いなどが作画から感じ取れる)江戸を舞台とした叙情的な描写は、作者が一番脂ののった時代の作品と考えられ、その中に人情味あふれるしっかり構成された捕り物帳劇は間違いなく傑作作品と思える。 作者の一般的な作品イメージは、SF物だったり、ヒーロー物・・・であるが、実はこのような時代劇物こそ氏の持ち味で有ると思い、また単行本換算700冊を超える作者の作品群の中でも3本の指に入る作品であると私は思います。
10点(2008-01-16 20:23:10)
29.  サイボーグ009
石ノ森章太郎の一番有名な代表作品といえると思います。 この作品連載時点では、『忍者物』や『戦記物』が主流の中、当時としてはまさに洗練された作品で、サイボーグ、複数人のグループによるヒーローものとしてエポックメイキング的作品であると共に、その根底に流れるものは反戦と平和という重いテーマが語られています。10誌をゆうに超える掲載と20年を超える発表期間でエピソード数は50を超えているために、10点満点を付けられるエピソード(ヨミ編などは、少年誌に残るエンディングであろう)も有るが、??的なエピソードも私的には存在する。あとは・・・やっぱり、未完で有る為に取りあえず、氏の大ファンであるがこの点で・・・勘弁を・・・(笑) 現在発表中である氏のご子息による小説での完結編の完了が無事に終わることを期待します。
8点(2008-01-16 20:12:29)
30.  あしたのジョー
日本の少年漫画における代表作の1つだと思います。 ジョーの成長に伴って変化する作画。連載当初はこの作品前の『ハリスの疾風』と同様な絵なのですが、後半はジョーの状態をあらわすがごとく鬼気迫るものがあります。ある意味作品が作者に乗り移った・・・・ともいえるのかもしれません。ホセとの最終戦その開始前からの葉子とジョーのやり取りから、白くなったジョーの1ページエンディング・・・まさに感動的な作品だと思え満点以外は考えらません。
10点(2008-01-16 19:54:28)
31.  デビルマン
作者自身が言ってるように行き当たりばったりで描いたというだけ有って、後半部分では、若干つじつまが合わない部分も有るが、ある意味よく言う何かか降りてきて・・・って状態になって生まれた作品という感じがする。個人的にはやはり、永井豪の最高傑作だと思うし、日本漫画においてもやはり代表的作品だと感じる。皆さんが言ってるほど個人的には暗くは感じず、特にエンディングは叙情的な余韻や美しさを感じずにはいられない。さて、この作品のジャンルは・・・といったところ、私は実は人類を超えた恋愛愛憎劇だと思っている(笑)『アモンとシレーヌ』『明とミキ』そして『人間不動明と堕天使サタン(ルシファ)』の愛憎劇であり、やがてそれが人類を終局に至らす戦いに発展したと言える。
10点(2008-01-16 19:35:31)
32.  仮面ライダー
仮面ライダーと言えば、私のような40代の男性には思い入れのある子供特撮ヒーローものですが、 この原作作品は決して子供向けではなく、現代社会の問題点を題材にする有る意味社会派とも言える作品です。 主人公は、石ノ森ヒーロー像の典型的な孤独のヒーローで有り、悪の秘密結社に改造され脳改造を免れ脱出した本郷猛。 人間であり人間でなくなった自分であり、それが故愛する人の愛に背を向け、自分と同類は敵であり、人間でなくなった自分が人間を助けるために唯一の同類で有るショッカーと戦う悲哀に満ちた作品である。 そのヒーローがニセ仮面ライダーに取り囲まれ銃で死んでしまうハードな展開も特筆すべき点だと思います。 作画的には、1970年初頭と思えないほど洗練されており、映画的手法をマンガに持ち込んだのは手塚治虫であるのは有名な話ですが、 石ノ森章太郎はその手法をさらに推し進め柔軟なコマ割り(それまでは、縦4段、横3段が一般的)によりさらに流れるような描写や叙情的な描写に発展させた作家であると考えられます。 私は、この作品は、その表現の完成を見た作品と思え、またその作画構図も卓越したものが有り大きな評価に値する作品と考えます。 唯一、後半若干作画が荒くなっている点が残念で-1点・・・・
9点(2008-01-16 12:20:36)
33.  リュウの道
主人公柴田リュウは密航した宇宙船で捕らえられ、冷凍睡眠のまま地球に戻ってくる。 戻って来た地球は数世紀後の地球で有り核にて人類は終末を迎えようとしていた・・・ 当時映画公開された『猿の惑星』や『2001年宇宙の旅』に大きく影響を受けていると思われるが、 核による自然環境の破壊、人類の終末や生命や意識・・・をSF大河ロマン作品としてまとめあげた、 石ノ森章太郎の最高傑作SF作品だと思います。 氏の作画は時代において大きく変化が有り、この時期はまさに緻密な劇画タッチを極めた時期であり、 大きな作品感とその緻密な作画があいまり、壮大なクライマックシーンを生み出しています。
10点(2008-01-16 11:30:58)
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