《改行表示》18.最初の方でアステアがパートナーで恋人だった人の捨てられて、やけっぱち声をかけてしまったジュディガーランドに対してパートナーとして乗り気がしないので、街中で男たちが振り向くようだったら考えてみると難題をぶつけて一緒に歩くシーン。 アステアの前を歩くジュディガーランドを男たちがみんな振り返ってみている。 このシーンだけで7点。 ジュディガーランド大好きになりました。 【omut】さん [地上波(字幕)] 7点(2021-05-03 22:16:49) |
17.ジュディ・ガーランドとフレッド・アステア(撮影直前に足首骨折したジーン・ケリーに頼まれての代役だそう)共演。気品とユーモアの塩梅が絶妙な二人の歌と踊りを唯々堪能する。本作ではストーリーはゴチャゴチャ考える事の無い他愛のないもので充分。絶品のラストショットが心地よく余韻に浸る。 |
16.異常に暑い、非常識に暑すぎる。こんな時は、なにも考えずに楽しめる映画がいちばん。ということで、コレ。四の五の言わせず華麗なダンスを堪能させる作品。ついでに歌も楽しめる。だからお話の方はオマケみたいなもので、ありきたりの三角(四角?)関係だったり、やはりよくある無名の新人のサクセスストーリーだったりしても、まったく気になりません。惜しむらくは、フレッド・アステアがおじさんすぎること。もうちょっと若ければ、共演者とバランスがとれたんですけど。とはいえ、それを差し引いても十分楽しめました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-07-23 19:02:34) |
《改行表示》15.冒頭からアステアのダンス。粋なんです。もうホント、ダンスがそのまんま服着て歩いているかのような。ここでは小道具が活きていて、それと同時に、アステアは予想もつかない動きを次々に繰り出す。ホント、瞬きしてる暇もありません。 アステアが活きなら、ジュディ・ガーランドはなんともかわいらしくって。ん?このころの彼女って、私生活は結構ヤバい状態なんでしたっけ? でもそんなことは微塵も感じさせません。なんとも魅力的。 印象的なのが、アステアのダンスのスローモーション。バックダンサーの通常スピードのダンスを背景に、アステアだけがスローモーションの動きを見せる。背景が非現実で、そこに現実が重ねられる、という合成映像ならともかく、その逆パターンなもんで、とにかく印象的。しかもアステアのダンスは、スロー映像にも耐える素晴らしさ。 物語は、他愛のない三角関係モドキですけど、そこにしっかりとダンスシーンを絡めて、実に楽しく仕上げてます、ああまさにこれは、アクション映画。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-08-08 21:41:30) (良:1票) |
14.ストーリーが・・・・・、もそっと何とかなったんじゃない? 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-08-01 23:00:19) |
13.ダンスシーンはもちろん大いに目を引くのですが、それ以外の部分があまりにも何もなさすぎで・・・したがって、「ダンスと歌は良かったね」で終わってしまうのです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-07-25 03:23:34) |
《改行表示》12.ステッキを華麗に操るフレッド・アステアのスローモーションの素晴らしさ。 続いてそれを舞台袖で見つめるジュディ・ガーランドのショットが挿入されることで、 そのスローモーションは彼女の見た目のショットであった事に観客は気づかされる。 そこで単に妙技と躍動を披露する映像だったものは、 彼女の思い入れを伴った情景へと昇華する。 それは終盤のアステアとアン・ミラーのダンスも同様だ。 二人のダンスをテーブル席から一人見詰めるガーランドの姿が二度挿入されることによって、 その優美なダンスはそれ以上のものとして彼女の視線に倣った感情をもかきたてる。 映画の中でガーランドのダンスシーンは決して多くはないものの、 ダンスを見つめる視線という卓抜の仕掛けによって、 彼女は映画の感情を担うヒロイン足り得ている。 通行人を振り返らせようとする彼女のヒョットコ顔が楽しく、 ドア越しに拗ねる彼女の仕草がいじらしい。 暖炉わきのピアノを弾き、歌いながら愛情を確認するアステアとガーランド。 二人の視線のドラマと、彼らに緩やかに寄り添いながら背景の暖炉の炎を二人に 一体化させていくカメラワーク、彼女の纏う淡いピンクのドレスの色彩、 そして「It Only Happens When I Dance With You」 が集約され、 絶品のラブシーンだ。 【ユーカラ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2012-06-13 23:46:49) |
11.ミュージカルシーンとしては、冒頭のおもちゃ屋とか、ステッキ持ってのスローモーションとか(ステッキの回転が美しい)、アステア一人の場に見どころ多し。それにしてもこの人は燕尾服が似合う。二人が成功を収めた乞食のダンスは、それほどだったかしら。かえって最初の下手なときのほうが、見事な芸になっていて堪能できた。首を絞めちゃったり、腕のヒラヒラでアステアの顔隠しちゃったり、止まるきっかけが分からなくなっちゃったり。戦前のロジャースとの『有頂天時代』でも、アステアがわざと素人のふりをする、ってのがあったけど、こういうのがミュージカルのひとつのパターンとしてあるな。別れた相棒を見返してやるつもりがいつのまにか…、若い男への恋心もいつのまにか…、と主人公同士の愛が育っていく展開。ラストが贅沢で、ほんのわずかなシーンのために時代を再現しきっている。CGでない時代。邦画だと、こういう場面を作ると「金かけたからじっくり見てってください」と、長々と未練たらしく映すが、サラッと見せて幕にしちゃうのがイキ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-07 10:12:44) (良:2票) |
《改行表示》10.フレッド・アステアが嫌い、アメリカミュージカル映画が嫌いで観てみたが、予想より楽しめたから、やっぱり名作と言われるだけの魅力がある作品なのだろう。 アステアのタップ、これはとにかく凄い。 映画的に凄いのではなく、単にアステアのタップが凄いというだけ。 1940年代に、これだけ鮮やかなカラー映画を作れるのはアメリカだけだろう。 それだけに、アステアを含め、戦勝国としての優位さと得意気な感じがハナにつく。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2011-04-27 15:54:32) |
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《改行表示》9.素晴らしいミュージカルには他のジャンルでは味わえない楽しさと独特の感動があります。歌に、ダンスに、己の芸を磨き上げた者が魅せる見事な至芸を目の当たりにした時、何もかも忘れてただ画面に釘づけになり感動する事が出来るのです。 フレッド・アステアが魅せるある時は優雅な身のこなしに、ある時はパワフルな、ある時はコミカルな素晴らしいダンスはもうそれを見ているだけで十分だと心から思えます。小道具を使っての楽しいダンスもお手のものの彼にとっては冒頭のおもちゃ屋さんなんて最高の舞台ですね。また、ダンスと共に本作で聞かせてくれるジュディ・ガーランドの歌はさすがに素晴らしく、うっとりと聴き惚れてしまいます。 とても綺麗な映画で、楽しくて豪華で鑑賞後はただ幸せな気分に心地良く浸らせてくれます。ミュージカルの楽しさ、素晴らしさを堪能できる一作です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-03 18:21:55) |
8.本当に楽しい映画でした、脚本も音楽もダンスも言うことなし!何度も見たくなる一本です。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-05-17 09:04:49) |
7.冒頭の「ドラム・クレイジー」…何回見ても泣けてきます。こんなにすごい人が世の中にいたことの奇跡、そしてそれを何度も見られる環境にいることを神に感謝したくなる。いや、ジュディもアン姐さんも大好きなんですが、このアステアにはかなわない。反重力装置でもつけたかのような体の軽やかさ、音楽との整合性、そしてとびきりのスタイリッシュ感。まさに神の領域です。自分が死ぬときはこのDVDを棺桶に入れて欲しいです。 【ケルタ】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-08 14:40:53) (良:2票) |
6.ジュディとアステアが共演しているだけで10点にしたくなってしまいます。アステアはジーン・ケリーが怪我をしたことにより急遽出演したらしいが、50近い年齢を感じさせないダンスを見せてくれました。ジュディはこの頃、体と精神がぼろぼろだったのでしょうか同世代のアン・ミラーと比べても肌に張り艶やがないように感じますが歌は素晴らしく、特にイースターパレードは最高です。ジーン・ケリーでも観たいですね~。 【たけよし】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-15 22:28:54) (良:1票) |
5.うわ、これ綺麗だし楽しいし素敵。あのカラフルな色とダンスは劇場の大画面で観るべきものだなぁと溜息。私帽子が好きなので、あの帽子の数々を見ただけで嬉しくなりました。本物のイースター・パレード見てみたい…。しかしフレッド・アステア凄いですね。多分心臓以外にもビートマシーンを持っている。おそらく手足に強力バネが入っている。この人を観ちゃったら、ちょっと道でスキップしたり階段駆け下りたり、にわかアステアしてみたくもなりますね。明日職場でやらないように気をつけよう。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-27 23:07:56) (良:1票) |
《改行表示》4.MGMの、そしてハリウッドの至宝、ジュディ・ガーランド。素晴らしきエンターティナーであり、まさに芸人。その芸人魂炸裂しまくって圧倒されます。もっと、もっと彼女は報われるべきだったと万感の想いが募ります。クライマックスでジュディが歌う"イースター・パレード"そのアステアとの2ショットを観て思わず熱いものがこみ上げます。そして幸福感いっぱいのラストのパレードに画面が移り、あっけなく終演。この特筆すべきラストの心地よさと言ったら!それにしても、この名曲"イースター・パレード"は本当に最高の出来栄えですね、ジュディー・ガーランドの貫禄たっぷりの歌いっぷりに聴き惚れてしまいますし、壮大でドラマチックな展開ながら、僅か3分にも満たない短さ。しかしながら、これ以上に何を加えられるであろうか?と思える濃密さは、聴くたびに胸が震えます。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-24 20:59:51) (良:1票) |
3.フレッド・アステア主演のミュージカル映画で初めて見た映画です。なんというかっこ良さ、驚きました。けして、二枚目とは思えないのに踊っている時のフレッド・アステアは本当にかっこ良い。女性をエスコートする時の顔つきから、ステップの運び方まで何もかも素晴らしい!今までどちらかというと苦手だったミュージカル映画ですが、ここ数年、何本かの楽しい作品に出会って段々とミュージカル映画に興味を沸き始めた現在、この映画の持っている色彩の美しさ、音楽の楽しさ、華やかさ、勿論、ストーリーも良い。そして、何よりもフレッド・アステアを始めとするその他の俳優、女優陣の美しさ、また一つ面白いミュージカル映画に出会えた気がする。この映画に出逢ったお陰で今の私(ミュージカルアレルギーから解放されて、ミュージカル映画が好きになったと同時にフレッド・アステアという名前も顔も解り、その後、アステア主演映画を沢山、観るようにもなった。)がいると言って間違いない。最初は8点にしたけど、何度か見ているうちにやっぱり9点!という気持ちになってきた。よって最初の点数から1点アップさせます。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-11 22:24:46) (良:1票) |
2.カエサルの「来た、見た、勝った!」同様、DVDがウチに「来た」→帰宅後すぐに「観た」→そして素晴らしかった「やったぁ@×○△!」ってな映画。この映画を映画館で観られた方々に、ジェラシーを感じます。なのに、あんまり覚えてないですとーー?(笑)。これは是非ともどこかの映画館でやってくれなければ。観る前より観た後のほうが、より観たい欲求が出てくる、麻薬的映画ですね。この映画のどこが素晴らしいか、それは、観た人にしか伝えられないという“映画をレビューする”ことの意味をまったくなくしてしまうところにあります。劇場で観ていないので、何ともいえませんが、きっとその空間をみんなと共有できたこと、そして映画を観る幸せや喜びがつまった映画だと思うのですね。スローモーションで踊るアステアを観て、ジュディの目を通したアステアの姿だと感じたとき、これはジュディのための映画なんだって、よーーくわかりました。彼女は本当に愛されているんだなぁ。タメて、タメて、タメて……うわぁ、爆笑!とか、ナンバーごとに盛り上がる歌と踊り……いやぁ、映画館で観たいなぁ。 【元みかん】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-02 09:10:22) (良:2票) |
《改行表示》1.わたくし、これでも一応ジュディ・ガーランドの大ファンなんですが、「なんかフレッド・アステアの相手役なんて、相応しくないな」って観るたびに思っちゃうんですよ。でも、「アステアって、ジュディの相手役としては格別だな」とも思うんで、まあ、良い映画だし、細かいことはいっかあー。 それより、八尾の朝吉さんがこの映画をお好きだったなんて、もう、それだけで嬉しくて嬉しくて、つい久しぶりにしゃしゃり出てきてしまいましたよ! まあ、今夜は一杯やりましょ~よ。ねっ! 【なるせたろう】さん 10点(2004-11-01 21:23:33) (良:1票) |