15.史実モノは苦手だなーと思いつつも、見始めたら時間を忘れた。そしてモーツァルトが大好きになった。昔は、モーツァルトが共同墓地に葬られたのは才能が評価されなかったのだろう、と思っていたのですが、どうやら社会性や処世術の無さが問題だったようで。サリエリはモーツァルトを意識しすぎるあまり自分を見失ってしまったようだけど、彼は彼、私は私と割り切ることができていたら、モーツァルトには無い人望という財産が自分にはある、と気づけたかもしれない。勿体無い。 【ラーション】さん 10点(2004-02-12 17:45:13) |
14. 見る前は堅苦しい伝記映画かと思ってたんだけど、いや素晴らしい。最後まであっという間でした。脚本、役者、演出、技術、美術全て高い次元できれいにまとまっている。 【ロイ・ニアリー】さん 10点(2004-01-12 18:46:14) |
13.何度も見たい映画。わかりやすいし衣装も音楽も楽しめる!やっぱりヴィーナスの乳首! 【piggy】さん 10点(2003-12-27 00:50:11) |
12.モーツアルト、サリエリ二人の子供時代のシーンがあるのですが、モーツアルトはすでに音楽の才能を開花させ、サリエリは普通に子供らしく遊んでいる。うーん、あとでいかに努力しようがもう勝負はついていしまっているという残酷なシーン。神を信仰し、女にも手を出さず品行方正真面目に生きてきた男が無能な存在となり結局何も得ることができずなかったという事実が、神を信仰させることで人を救うはずの神父を沈黙させてしまう。サリエリのように自分の無能さを徹底的に認識させられたときは精神に異常をきたしてしまうのでしょう。きっと我々凡人が何とか平静を保っていられるのは自分を勘違いしているか、鈍感であるかのどちらかなんでしょうね。内容、映像、音楽、すべてにおいて傑作です。 【バチケン】さん 10点(2003-12-13 04:37:05) |
11.ディレクターズカットしか見てません。モーツアルトの笑い声は気持ち悪いけど、素晴らしい映画でした。モーツアルトの死因が、サリエリ暗殺説が正しいと思ってしまいますね!モーツアルトが葬儀もなしで、あんな共同墓地に捨てられてたなんて驚きました。 【アキラ】さん 10点(2003-10-12 19:28:37) |
10. 前とは全然違っていて、モーツァルトに人間味が出ていて、こっちが本当だったんだなと思いました。(前のを見たとき、ずいぶんモーツァルトが、クールだなと感じたものです。)その分、より一層、かわいそうになっています。前のは、あれだけカットしてあるので、わからない事だらけでしたが、それでもよくあれだけの出来になったんですね。前のも大好きなんですが、これだけ、見ごたえあるところが増えて、わけも分かって、なんと、幸せ!という感じです。それから、余談かもしれませんが、DVDでは、解説・監督、スタッフ、俳優のインタビュー付きの感激ものです。あの大天才モーツァルトにピアノが習えるというのに、誰も雇わなかったなんて!!(涙)私は習いたくてたまりません。それから、サリエリに借金申し込むくらいだったら、最初から、楽譜を提出すればよかったのになーと思いました。モーツァルトもまさか、自分があそこまで、転落するとは思ってなかったんでしょう。本当にかわいそうです。 |
9.アハハハハハー!絶対、耳に残る。だけど、それ以上に耳に残るのはとても効果的に使われるモーツァルトの音楽! |
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8.なんと言ってもオープニングでぐっと引きつけられる。そして3時間ずっと引きつけられっぱなし。どんなに面白い映画でも、必ず途中でちらっと時計を確認してしまう悪癖を持つ私が、一度も時計を見ることなく、ただひたすら息をのんでスクリーンを見続けていました。 【たこ】さん 10点(2003-03-24 19:40:25) |
7.最初から最後まで、画面に目が釘付けになってしまいました。とにかく音楽と映像が素晴らしいです。音楽好きな人すべてにみてほしいと思います。とくにサリエリの才能のなさが、モーツッアルトの引き立て役になっているところがこの映画の肝になっていると思います。また特典の解説がとても良いです。実際のモーツアルトが、映画のようだったかわかりませんが、音楽的な才能と、それ以外の才能はやはり別だということですね。人間の心理ついても、とても考えさせられる映画です。 【Ken】さん 10点(2003-02-23 09:39:56) |
6.あっという間に3時間たっていました。感動の一言。当時を再現した美術も最高です。もんくなしオススメ作品です。 【tantan】さん 10点(2003-02-07 20:00:05) |
5.うわぁ、より濃密になってる。でも、私はスクリーンで見れた時点で感動しちゃいました。 |
4.この映画は、なんといってもmozartの音楽が、作品の質を、高めています。でも、もし私が選曲したとしたらmozartの音楽には、もっともおっとたくさん素敵な曲があるんでいっぱい入れたと思う。【現在のでももちろんOKです】ところで、モーツァルトは、妻コンスタンツェの事、あまり大切にしていないように描かれていますが、事実は、全くその逆で、とても奥さんの事、ずっと愛していたようです。【書簡より】それにしても、レクイエムの作曲シーンは、鳥肌もんでした。 【ピンペルル】さん 10点(2002-11-12 14:02:39) |
3.やや余分なシーンがあった気がする。でも、改めていい作品だと感じた。この映画が大画面で見れたのは本当に運が良かった。どうしても「恋に落ちたシェークスピア」と比べてしまうが、素晴らしさは全然違う。 【黒板 J】さん 10点(2002-09-26 22:18:06) |
2.ディレクターズカットになって、なぜラストシーンで奥さんがサリエリに怒り追い返そうとしたのかが、理解できました。オリジナル版でたいそう不自然だったので、よかった。元i-Maxシアターの設備も、この映画を見る(聞く)のに最高の相性だったと思います。 |
1.サリエリの、ひどく屈折した神への復讐計画。病床に伏すモーツァルトを追いつめていくサリエリ。しかしモーツァルトの口述筆記こそは、サリエリが神の言葉を書き綴ることを許された初めての瞬間。その至福の前では復讐心など霧散してしまう。神に選ばれし天才の前では、凡庸なる者はただ平伏すことしかできない残酷さ。それを理解する才能だけを与えられる残酷さ。憎むべき才能を愛してしまう残酷さ。20分伸びて3時間になった本作は、余りの悲しみに涙が溢れてしまう程の残酷物語に変貌。そして全編を彩る、どんな映画音楽も敵わないモーツァルトの調べ。昔は、ただ面白い映画としか感じなかったもんですが、この映画はあらゆる事が圧倒的でした。評価アップの10点献上。 【sayzin】さん 10点(2002-09-15 17:02:45) (良:1票) |