【甘口おすぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-03-03 11:29:16) |
32.冒頭、色とりどりの野菜を切る女が映し出されるのだが、その白い肌をさらに白く輝かせる光を浴びた女の描写はなんとも美しく、且つ人工的であり、まるで絵画そのもの。その後もスカーレット・ヨハンソンに当てられる光だけは常に特別であり、芸術家が素材として惚れこむだけの眩さを出すことに成功している。でも、彼女のキャラクターが凡庸にすぎる。もっと謎めかしてもいいし、反対に内面にあるものをさらけ出させてもいいと思うのだが、どっち付かずの人物描写のせいで絵が出来上がるまでの行程に興奮がない。画家の娘の目が印象的であったが、彼女のいじわるも単なるエピソードとしてしか語られない。肉屋の青年との恋(というエピソード)なんかいらないんじゃないか?画面が美しいといっても先に書いたようにスカーレット・ヨハンソンだけに限っていて、しかもその美は表面的な美でしかなく、まったく物語を面白くさせることに貢献していない。つまり美し画がただそれだけで終わっているということ。 【R&A】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-11-14 13:05:31) |
《改行表示》31.フェルメールの絵を観ている様な演出で、場面・場面に、現れている。 オランダのその時代の町を美しく描写。 ヨハンソンが子役から活躍とは・・。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-02 17:07:38) |
30.この映画の面白い点は、何と言っても様々な事物のコントラストである。裕福な娘と貧しい少女。純粋なフェルメールとの恋と純粋とは言い難い肉屋との恋。真っ白い真珠と赤い血。映画としてどうなのかとつっこまれると、確かに評しづらいが、絵画的に見れば非常に美しい作品であることは間違いない。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-28 17:27:43) |
29.技術的なものは文句ないと思うし、脚本も十分な出来ではあるのですが、うーん、、な感じ。絵の背景知識があればもっともっと違った印象を受けるのでしょうか。単純にハイつまらなかったよ、で片付けてしまえる作品とは一線を画した場所に位置している感じは受けました。 【kinou】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-22 02:23:41) |
28.映像が美しい。スカーレット・ヨハンソンも、無垢な乙女に見えますねぇ。内容はそんなにないんだけど、何だか目が離せなくなった。でも、キリアンの役がこんなんだったとは~!ちょっと悲しい・・・。 【にゃ~】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-16 01:34:16) |
27.なんとも言えない不思議な緊張感が張り詰めています 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-15 22:28:45) |
26.美しい映像で絵画と映画をクロスオーバーさせています。フェルメールの絵から想像していったストーリーですが、ストーリー自体には、あまり興味を持てませんでした。この5点は映像と絵が描かれた時代を描いたことへの得点です。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-27 23:15:12) |
25.絵画を見るという体験が、こんなにもワクワクし、ドキドキする、スリリングな体験であることを、映画という手段を通して提示している。映画が手段に堕しているから、真の映画好きはこの映画を嫌いだろう。 【伯抄】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-07-09 15:55:03) |
24.映画自体は静かなのに、張り詰めた緊張感がずっと漂っていて、気がついたらストーリーに引き込まれていました。一枚の絵から想像して、これだけのことを書けるのがすごいと思います。スカーレット・ヨハンソンの雰囲気は何でこんなにエロいんでしょうかね。 【mamimami】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-11 22:59:14) |
|
23.まったく予備知識なしに観ました。中盤くらいまでは、「フランダースの犬」みたいな話かと思っていましたが、ラスト15分くらいでやっと分かりました。タイトルどおりの話だった訳ですね。そういえば美術の教科書で見たのを思い出しました。自分はいわゆる娯楽作品の方が性に合っているようなので、本作はちょっと刺激不足でした。それでも最後まで観られたのは、スカーレット・ヨハンソンの透明感に魅せられたからかもしれません。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-29 00:57:53) |
22.絵画が動いてました!どのシーンも1枚の絵に見えました。非常に美しい映像で感激しました。スカーレット・ヨハンソンって不思議な魅力があります。仕草や立ち振る舞いが良かった。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-14 00:17:38) |
21.美しい映画だったけど、自分には少々合わない作品でした。 【ごいち】さん [インターネット(字幕)] 4点(2005-11-07 14:38:01) |
20.本物はまだ「青いターバンの少女」と呼ばれていた頃一度見た。 その絵を愛する女性が想像力を駆使して織った物語は着想はユニークであるものの、小説のヒロイン、フリートはいまひとつ繊細さに欠けており、映画版のグリートに多くを語らせぬのはより神秘的で純粋な存在にしたいのが感じられ、製作者の妻が書いた脚本の方が好ましい。 白磁の肌のスカーレット・ヨハンソンの息使いさえ聞こえそうな、静謐な空間での寡黙な画家フェルメール(コリン・ファース)との交歓。 密やかに編まれた恋とも知れぬ絆。 採光や構図も画家の世界を再現したもので、画家が使用したとされるカメラ・オブスキュラも登場する。 耳飾りと一体化するための痛みを伴った儀式は間接的ながら官能的。 フェルメールとの関係が精神的なものならば肉屋の恋人ピーターは現実的な存在であり、演じるキリアン・マーフィは魅力的だが、映画ではグリートとの恋の結末はぼかされているのは、やはりフェルメールに重きを置くためか。 画家のパトロンである好色なライフェンや画家の心に入れない妻カタリーナも作品を盛り上げる。 小説と一番違うのはラスト。 一家を構えたフリートは想い出の品である耳飾りを金に替えてしまう現実派だが、映画はそれよりもロマンティックな余韻を残しており、地味ながら彼らの思いがまだくすぶっているかのようだ。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-05 18:34:16) |
19.あの絵どっかで観たことあるとおもったら…あぁ、あれだったのね。この役のスカーレットは不思議な魅力があって良かったです。 【アンナ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-01 15:40:58) |
18.1カットが永遠に見える。濃密な6000秒。素晴らしい! 【k】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-13 00:45:43) |
|
16.前からこの絵画にはミステリアスな雰囲気がありつつ何か深い意味を持つ作品だと思っていたので観賞したのですが、あの青いターバンの意味が結局分からずじまいだったのがどーも。。。謎の絵画は結局謎のままということかな。 |
15.本当に美しい映画でした。どの場面も絵画として切り取れそうなくらい。22番さんの言う通りフェルメールのこの絵画はこの時代出せなかった青をこんなに鮮明に描いているということで有名だったと思いますが、ターバンには何も触れないで、あっけなく終わって残念。ところで、フェルメールって結構謎が多い人物だと思いますが、子孫多そうなのに。 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-12 14:33:05) |
【kasumi】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-04-07 22:28:55) |