210.再見。初見時は大笑いした記憶がありますが、今回はあまり笑えなかった。それはおそらく、3.11以降放射能の脅威が身近に感じられるようになったためだと思います。初めて見たのは、東西冷戦がすでに過去のものとなっていた時で、どこか他人事として捉えていたのかもしれません。まあ、笑えなくなったとはいえ、本作の価値がいささかも下がるわけではありませんが。むしろ右往左往する大統領たちから、どうしても永田町の方々を連想してしまいます。今の日本人こそ見るべき映画ではなかろうか。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-06-18 20:30:40) |
《改行表示》209.東西冷戦の時代、その時代を象徴化するかのような映画がまったく同じ年1964年に製作された。「未知への飛行」とこの映画だ。1962年に起こったキューバ危機は、米ソ両国の核ミサイルが乱れ飛ぶ一触即発の危機だった。そうした緊迫の情勢から生まれた映画なのである。 まじめに正攻法にその緊迫感を表現したシドニー・ルメットといわゆるブラックコメディとして皮肉ったキューブリックの優劣を決める必要はないが、「未知への飛行」を知らないままで来た私は、ずっと好きな怖い映画だった。 一人三役をこなしたピーター・セラーズ、映画館で見たときは三役だとはまったく気がつかなかった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-05-10 06:29:23) (良:1票) |
208.《博士の》⇒ 《未知への》⇒ 《博士の》⇒ 《未知への》⇒ 《博士の》⇒ 《未知への》⇒ 《博士の》 と、なんのこっちゃか、つまり自分の場合はこうなのです。自分、常にDVDを両方手元に持っているからという理由もありますが、常に〝未知への飛行〟と共に交互に観ています。もう連鎖反応的になってしまいましたが、そのどちらにも未だ飽きる事がなく、好き好んで何度だって観ちゃっています。とにかく必ず交互に観ています。 そんな訳から、例えば、〝博士の異常な愛情〟は目にされたんだけども、〝未知への飛行〟 がまだな方、一度、未知への飛行をご覧になった後で もう一度、博士の異常な愛情の世界へと戻って来られてみたりしませんか。きっと前回観られた時の 『2倍、もしくは3倍は』 楽しめる事になってるんではないかと思うんですが、いかがでしょう。私の場合は10倍にもなってしまってたんですよね。ほんと。 以上をもって、博士の異常な愛情をより以上に愛する方法の報告でした。ほんと未知への飛行も見てみてください。 では。 【3737】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-02-26 20:33:14) (良:2票) |
《改行表示》207.戦争の狂気を描いた作品。ストーリーは意外にしっかりしていて、 シリアスな展開でも十分観れるのだが、ブラック・コメディーにしたことで、 人間の奥底にある狂気さが、より浮き彫りにされていたように思う。 「ひょっとして戦争を起こす人達って、こんな感じなのかも」と思ったら、すごく怖くなった。 ラストはキューブリックらしい演出。面白かった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-14 01:10:57) |
206.なんという皮肉っぷリ。ピーター・セラーズの芸達者ぶりも健在。 【akila】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-02-20 22:40:03) |
205.最初は真面目に観ていたのですが、核ミサイルのところでようやく理解しました。 【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-14 00:03:41) |
204.理解できなかった。自分にはまだ早かったか? 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-09-22 23:32:56) |
203.笑えるどころか鳥肌総立ちでした。怖い映画だ。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-09-13 13:57:01) |
202.ブラックジョーク満載のコメディ。ピーター・セラーズの芸達者ぶりもいい感じ。基地内での攻防戦にフルメタルジャケットへの繋がりを感じた。キューブリック作の中で一番笑える映画。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-01 17:40:59) |
201.時代を感じさせる作品ですが、最後まで退屈なく楽しめました。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-04-26 17:15:55) |
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200.特に笑える場面というのは見当たらなかったのですが・・・。重大な対象をあえて笑い飛ばそうというのであれば、だからこそ、ただ俳優に台詞を喋らせるのではなく、対象の背景やプロセスをディテールまで真剣に描いてくれないといけません。90分が長く感じました。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-21 02:42:14) |
199.さすがにここまでやられると気分が悪いものですね。キューブリックはどうも合いません。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 4点(2009-06-23 21:40:46) |
《改行表示》198.『未知への飛行』とストーリーが酷似していると感じ、それぞれの製作年を調べたら、なんと同じ1964年。 さらに調べたら、この二つの作品、当時いざこざがあったようだ。 それはさておき、本作は身震いするようなブラック・ユーモアに満ちている。 『未知への飛行』は緊迫感に満ちていたが、こちらは恐怖感。 この二本を両方鑑賞し、対比してみるのも楽しいかもしれない。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-23 09:38:33) (良:1票) |
197.確かに皮肉的ではあったけど‥何だか退屈でした。確かに皮肉はすごいんですが、何かこのくらいしてるかも、このくらいのノリだったのかもとなぜか無意識に思って普通に見ていて笑えませんでした。残念でした。 【まりんこ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-15 00:12:12) |
196.ピーター・セラーズの三役、全く見破れなった・・・。この風刺は現代にもおいてもまだ通じますね。当時と今と状況は大して変わっていないようですから。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-14 15:36:13) |
195.ドタバタながらなんとも恐ろしいコメディですね。笑うに笑えないが笑うしかない、手に汗握る一本。無茶苦茶です。ステキです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-11 17:55:19) |
194.1964年に、こんなことを、こんな形で笑い飛ばしちゃうの?という驚きがありました。きっと皆が口をそろえて核戦争反対だとかラブアンドピースだとか言ってた時代なんだと思いますが(おそらく)、キューブリックは一人で違う次元に行っちゃって変な角度からバッサリ切って、その切り口の形の滑稽さをみんなに見せ付けて、真面目な顔でにやけてる。いつもキューブリック映画では善悪や道徳ではなく別次元目線で冷静に見つめている感覚を覚えます。 |
【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2008-05-10 22:38:24) |
192.今なら笑っちゃう事ですが、冷戦時代なら、あり得そう。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-20 23:21:13) |
【Junker】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-08 01:10:59) |