【戦慄の右クロス】さん 10点(2005-02-26 13:24:47) |
58.最初の猿、なんで殺すんだと思ったけど、「人間」という生き物はそういう生き物だってことなのかもしれないと後で思いました…。ツァツェストラはかく語りきが絶妙にマッチしている!2001年宇宙の旅といえばこの曲が思い浮かびます。ほかの曲も場面に合いすぎていてびっくりしました。でも、こんな昔の映画なのになんでこんな映像が撮れたんだぁ~!と思います。キューブリックはやはり映像の魔術師ですね。ストーリーは結構わかるけれど、なぜ?ってところが多々ありました。でもそういうところがこの映画の魅力でもあるのでしょうね。とにかくすごい映画だってことです。文句なしの最高点。 【ウィマ】さん 10点(2004-07-11 20:28:15) |
57.高校時代に何かの授業でこの映画の前半の人類の夜明けを見せられた時、言葉では説明できない得体の知れない恐怖が襲ってきたのを良く覚えている。数年後、軽い気持ちでビデオで借りて全編を見た。鼻で笑うことによってまったく理解の出来なかった心境を取り繕うのが精一杯だった自分に、新たな映画の見方が必要としていることを悟らせた。その半年後、新文芸座の巨大スクリーンで観たときに待っていたのは映画館に居ながらにして宇宙空間を共有出来た開放感と、人類の起源やその回帰を瑞々しい程に表現した「ツァラトゥストラかく語りき」の音楽であり、要するにキューブリック抜きでは自分の映画史(そんなに大げさなものじゃないけれど)は語れないのである。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-06-15 23:44:43) |
56.原作も読みましたが、こんなに説明が無い設定に変貌していても、見ている者がその世界に浸ろうとするのに十分である事が良く判る作品でした。変貌する世界感が、ボーマン船長の行方が明るいものである事を僕は感じました。少し前に絶望を感じていた者が、その価値観の変化に開放されて行く感じは羨ましく見えます。 |
55.この作品は、自宅鑑賞では意味が無いと思う。 本来全ての映画がそうなのだろうが、特にこの作品だけは・・・。 ほとんどセリフの無い2時間30分の旅。 大スクリーンに引き込まれながら、映画という表現方法は結局の所、「映像」と「音」の芸術なのだと痛感した。 以後、これほどまでにその事を訴えてくる作品には出会った事が無い。 何しろ35年も前の話。当時、その技術・表現方法に対する衝撃たるや「ジュラシック・パーク」や「マトリックス」どころの騒ぎじゃなかった。 ストーリー的にも未知なる知性との邂逅をこれだけドラマティック に描いた作品は無いと思っている。 【ヒックス111】さん 10点(2004-03-22 09:43:21) |
54.キューブリックとクラークに、宇宙まで連れ出してもらった。そこは、暗黒と静寂と孤独に満ちた空間だった。しかし微かではあったけど、希望の光もほの見えた。これ以上無い、壮大なスケールの散歩に誘っていただき、感謝の言葉もございません。 |
53.いろいろ意見はあるでしょうが、これに比較できる映画や似たような映画が見あたらない。圧倒的な科学的考証、オリジナリティ、あるいは観客を拒絶するような分かりづらいストーリー。すべてが30年以上前に撮られた映像だというのもやっぱり驚き以外の何物でもない。何度目かのリバイバル上映で大スクリーンで見て、それまで何度もビデオで見たのに、何故か初めて涙が出た。「映画」という商品としての完成度は確かに採点しづらい。でも、違う何かの要素を加えた「映像表現」という点では比類がないものであるのは間違いないと思う。私は映画館で改めて見て、コンピューターのディスプレイ画面が平面(液晶を予測?)だったことに驚いた。ちなみに「2010」はブラウン管だった。HALの記憶チップが光ディスク? 様のものであることなど、改めてこの映画の凄さを感じた。 【しまうま】さん 10点(2004-02-14 03:37:02) |
52.わかる、わからないというより、ただただ圧倒される映画。まさしく映画でしか描けない世界。確かにビデオで見た人は、これを批評する資格はないかもね。トリップするって、こういうことなのかとはじめて思わせてくれた映画。気安く分ったなどと言いたくない。脱帽あるのみです。 【ひろみつ】さん 10点(2004-01-02 23:15:11) |
51.録画されているビデオテープが、モノリスに見えてきます。 |
50.観客に意味が伝わらなければ、どんなに崇高なテーマを持っていたとしてもその映画は駄作であると思う。今作もその類に極めて近いことは確かであろう。しかし、尊大なラストシーン、あの瞬間に私は震えるような、何かが目覚めるようなひらめきを感じた。かたっくるしく難解なストーリーのすべてが一気に脳裏に流れ込むような衝撃を感じたとしか言うほかない。この伝説的映画が真の傑作かどうか、一度しか観ていない私には判断できない。ただ、もしかしたら人間の想像力と創造力の限りない深遠まで近づいた映画なのではないか、そんな気がするのは確かである。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 10点(2003-12-17 14:21:29) |
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49.冒頭からワケのわからないシーンで、結局最後もワケがわからんまま終わる。このワケのわからなさが最高ですね。ラスト20分息もつまる映像の連続さすがキューブリック。観る人それぞれが違った感想のもてる数少ない作品だと思う。できることならAIもキューブリックに撮ってほしかったなぁ。 【ケジーナ】さん 10点(2003-12-14 18:55:10) |
48. 1968年の時点でここまでの映像が作られたこと自体驚異という他無い。今観ても全く遜色ないではないか。同時代の宇宙SFを見よ。宇宙の書き割りの前を糸で吊った宇宙船が花火を吐き出しながら飛んでいた時代なのだ。キューブリックはもちろんだが、特技監督のダグラス・トランブルに拍手を送りたい。ひとつ残念だったのは、ステーションから見る地球の大気の層が無かったこと。ま、些末な事ではあるが。 【ロイ・ニアリー】さん 10点(2003-12-12 15:48:05) |
47.分からない。なのにおもしろい。何なんだこれは~!!! 【さそりタイガー】さん 10点(2003-12-04 00:51:49) |
46.面白い面白くない以前に、唯一無比なものにはやはり敬服してしまいます。表現はオリジナリティがもっとも大事。 【グルグル】さん 10点(2003-12-03 03:06:35) |
45.最初に見たときは芸術性に打ちのめされ、二回目以降はこの映画の難解なストーリーとメッセージについて理解しようとした。この映画を理解できるような人間になりたいと思って何度も見た。多少背伸びしてでも、この映画と付き合ってみたい。そんな気を起こさせる稀有な映画です。 【犬】さん 10点(2003-11-14 01:14:41) |
44.多分始めて生まれて初めて観た映画。つっても猿の部分だけなんだけどね(しかも何十回も観た)全部観たのはかなり後になってから。もう最高ですわ!うまくは言えないんだけど、特に後半考えさせられるシーンがいっぱいでとても面白かったです。ハルも怖かった。原作も読んだけどこっちも最高ですね!わからなかった人は原作を読んでみることをオススメします。スゲー好き |
43.3回目にしてやっと寝ないで最期まで見れた。こんな難解でマニアックで答えの無い映画が不朽の名作にあげられるなんてちょっとおかしいと思った。でもまんまと私もそれにのせられてる。名作です。エクセレント。 |
42.SF映画マイベスト3に入る映画。 当時、6チャンネル立体音響、70mmスクリーンで見た。(リバイバル上映)。謎の黒石版をめぐって、主人公ボ-マンの旅が始まる。この映画のテーマーは、「神」だとパンフレットに書いてあった。 映画を見たあと、原作も読んだが、あとから理解できる部分が多く、最初に見たときは、わけがわからなかった、何回もみてようやく理解できた作品。 【G&G】さん 10点(2003-11-08 23:39:58) |
41.キューブリックは天才。骨という武器第一号を手に入れた猿がその骨を投げ、未来にまでその道具は届いた。そして、科学に耐えれなくなった人間が自らコンピューターを壊す。この映画本当に恐ろしい。しかし、僕はこの映画を1/10も感じることができていないという未熟者・・・それゆえ、この映画は何度でも見たい作品なのです。 【マイアミバイス】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-10-16 21:48:02) |
40.これほど見るものの想像力をかき立てる映画は貴重だと思います。子供であっても大人であってもほぼ対等の立場で想像力を働かせ、おそらく各々のすべての答えが尊重されるテーマだと思いました。誰にもわかり得ない、いつまでも普遍的な不思議に少しだけふれることができたような、希な感動をえられる作品だと思います。 【ag】さん 10点(2003-09-11 01:35:05) |