12.結構高めの平均点なので驚きました。この映画って思いっきり好き嫌いが分かれると思うんですが。。。0か10かの評価かなと思っていたので。ええと、とりあえず私の好みにはハマりました。風にはためく色彩とトニー・レオンの絶世の美しさだけで、十分見た価値はあると思います。ただ、話が...本当に...薄っぺらいというか何と言うか。これだけの俳優陣、CG技術、美的感覚が揃っておきながら、何故!?もっといくらでも面白くできる話でしょうに。あまりのもったいなさに泣けてきます。この際話は置いといて、わざとらし過ぎる「美の追求」に、割り切って心酔できる人にだけピタリと来る映画だと思います。いや、でもストーリーを度外視して7点をつける人間がいるっていうのは、すごい映画ですよ。 【凛】さん 7点(2003-11-19 01:54:48) |
11.やっぱり映像の色の移り変わりが鮮やかで印象的です!衣装が、少女漫画なんかの、歴史を舞台にしたSFファンタジーものに描かれるような、華やかで繊細で幻想的なものという感じ。主人公の衣装、最終的に黒で終わったのが、全体が引き締まった感じになってよかったな。ストーリーは、主人公の回想が何度も繰り返されるという展開をあらかじめ知っていないとわかりにくいです(^^; 登場人物では無名と最初に戦った人(長空ですね!?中国映画の役名ってなかなか覚えられない…;)と、秦王役の人が威厳があって、特に印象に残りました。 |
10.秦の始皇帝のなんと威厳に満ちたことか!始皇帝と対峙する無名が今にも気後れしそうな雰囲気であった。シーンごとにテーマがあり、そのテーマごとにカラーがある。カラーがなんとも鮮やかで、その使いかたが斬新で印象に残った。ただ、斬新な色使いに比べるとストーリーに新鮮さや驚きがなく、アクションの見せ方も単調なので中だるみ感は否めない。個人的に最後のシーンは少しジーンときたけどね。 【じゃじゃまる】さん 7点(2003-10-02 22:09:29) |
9.アクションもさることながら細かい時代考証(例えば紙の代わりに竹を用いる場面。当時まだ紙は発明されていなかった。)に感心させられた。ただ話が進むにつれてワイヤーの多用に違和感を感じた。最も興奮したのが最初の長空との闘いでその後はどうもワイヤーでごまかしていいるように見えた。ただドンパチやるだけの昨今のハリウッド製アクション映画よりは面白いと思うが。 |
8.これは史実に基づく話(たとえば「三国志」の映画化のようなもの)なのかなと思ってたら、全然違ってた。でも、他の方も書いてらっしゃったように『歴史ファンタジー』として観ると、けっこうはまりました。絵ハガキ的な映像の寄せ集めですが、俳優さんたちの好演が物語に深みを与えていますよね。特にトニー・レオンの、最後の微笑みにはやられました。あと、九寨溝を大画面で観れたのも最高。(絵ハガキ的って書いたけどさ) 【そうしょくみ】さん 7点(2003-09-18 01:04:29) |
7.映像とくに色彩が圧倒的です。ストーリーやワイヤー・アクションも楽しめますが、色使いが素晴らしい。降りしきる銀杏の中での剣の舞、衣装のこだわり~それにしてもチャン・ツイィーはどんどんいい女になっていくなー。 【つむじ風】さん 7点(2003-09-15 23:50:32) |
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6.東洋の美しさがとても出ていた作品です。ワイヤーワークに関しては、木の葉のように自由自在に肉体を操る気功の奥義があるらしく、舞を見てるような優雅さが感じられました。個人的に少し中だるみした部分はあったものの、最後は私怨を超越していくイーモウの英雄像に感慨深かったです。どなたかブッシュ、ブレア、小泉に爪の垢でも煎じて飲ませたい感想を述べていて笑ってしまいましたが、まさに同じ気持ちです。報復では永遠に和平は訪れないのです。ただ、ラストでジェット・リーがいかにもカツラだと分かるシーンが有って現実に引き戻されたのは残念でした。 【りねん】さん 7点(2003-09-13 21:03:56) |
5.アクションシーンが綺麗だし予想していたよりも面白い。もう少し重みのあるストーリーで、見せ場があればもっと良かったと思う。 【SAEKO】さん 7点(2003-09-13 17:57:41) (良:1票) |
4.確かに映像は奇麗でした。アクションでは剣術シーンでの剣のしなり方が効果的でよかったと思います。主題はいいのですが、ストーリー展開にスピード感がないのが残念です。 【winger】さん 7点(2003-09-08 01:34:32) (良:1票) |
3.次から次へと冒頭から刺客同士の戦いが展開されていくが、話が進むにつれて、次第にこれがJ・リー演ずる無名の作り話という事が分かってくる仕掛け。このミステリアスな様相を呈する作品世界は、実に魅惑的なのだが、しかしこういう描き方だと、何の予備知識もない状態で本作に接した観客にとっては、混乱する事甚だしいのではないだろうか。つまりストーリーと言える程のストーリーなど無いに等しく、無名の想念の中での戦いを視覚映像化した、極端に言えば、ただそれだけの映画ともとれる。そういう意味においては、実に評価の難しい作品だ。とは言え、このめくるめく鮮やかな様式美と計算され尽くした色彩効果、そして衣裳の艶やかさ等は、初の活劇とはいえ、いかにもチャン・イーモウの作品としての特徴が顕著に表れているし、決闘シーンでのCGを駆使したそれぞれのバリエーションには、やはり堪能させられる。無名の頭の中だけの世界だけに、現実には有り得ないファンタジックな映像もそれなりに納得できるが、ただ「マトリックス」といい、これだけ連打されるとワイヤー・アクションにも少々飽きるのも事実。 【ドラえもん】さん 7点(2003-09-08 00:30:53) |
2.色彩と並んで、風による舞いまで計算された演出は見事。ただ圧倒的なスケール感をコンパクトにまとめたすぎた感じがします。グリーンディスティニーでもそうですが、やりすぎ感のあるワイヤーアクションはどうかなあ。水の上を歩かれるとなんか萎えるんだよね。 【tantan】さん 7点(2003-09-03 13:00:03) |
1.長らくジェットリーに不満を抱いてましたが、久々に李連杰に痺れました。槍VS剣は圧巻!でした。中国のスケールのアル大自然、ワダエミの衣装、色彩、実に鮮やかで映像の綺麗さも十分堪能できます。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-08-26 20:20:38) |