13.映画ができた時代を考えれば、発想といい、ストーリーといい、かなり秀逸な作品ですよね。当時のアメリカの象徴エンパイアステートビルに昇るというのも面白いよね。ただ、残念ながら特撮技術などはやはり見劣りがします。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-20 05:40:54) |
12.日本との特撮のレベルの違いをまざまざと見せ付けられた作品。当時であれだけの特撮技術があるとは。さすがといった感じ。別にそんなにおもしろくはなかったのだけど、その部分は評価します。 【たけぞう】さん 5点(2003-10-29 13:16:02) |
11.怪獣たちとコングの死闘だけでも凄いのに、後半、NYの街のど真ん中で大暴れ。「今観ても」とかいうセリフは不要、ただ一言「スゴイです」。一体、公開当時の衝撃はどれ程であったか、想像もつきません。リメイクの方を先に観てたので、なぜキングコングがこれ程有名なのか不思議に思ってたのですが、この元祖を観たら、もう問答無用に疑問が解けた訳です。 【鱗歌】さん 9点(2003-10-13 10:22:03) (良:2票) |
10.凄い、の一言。制作時の時代背景を併せて反芻した時、震えさえ覚える。技術的制約のモノクロ画面も、図らずも、の不気味さを醸し出すのに一役買っている。リメイク版よりコングの顔が間抜けなのはご愛嬌。隙の無い展開に、思わず何度も観たくなる。DVD欲しい。 【ぽろぽろ】さん 10点(2003-06-27 15:38:08) |
9.CGなんぞが空虚なものに思えてしまえるほど無駄がなく、痛快で恐ろしく、美しく切ない怪物映画。 【るーす】さん 9点(2003-06-01 22:06:24) (良:1票) |
8.リメイク後、20メートルになって復活したコングだが、この作品では5メートルである。確かに派手な都市破壊などは望めないのだが、5メートルと言うリアルに想像できるサイズが現実味をかもし出し、またヒロインとのドラマをスムーズに流していた(何十メートルもあるとコングの視点からヒロインの顔を見分けにくいからね)。人形アニメーションによるコングや島の恐竜の動きは、カチカチしているものの、何か強烈な緊迫感があった気がする。コングを攻撃するのが複葉機と言うのは時代が感じられ、臨場感は頂点に達する。そして、人間を愛したがために人間に殺されるコングに、人間に滅ぼされてゆく生き物たちの姿を見た・・・・・。 |
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7.小学5年生のころだったろうか。テレビでこれを見たときの衝撃と胸の痛さはまだ覚えている。そりゃコングは悪いさ。乱暴だし抜け目ないし。人から見たら脅威そのものだよ。でもどうしてあんなに人間にやっつけられなくちゃいけないの?ただ人と同じように人を愛しただけなんだよ?そんな想いがぐるぐる回って、見終わった後一人自室に戻りぼろぼろ涙をこぼした。素晴らしい映画の一つだと確信している。 【いかみみ】さん 10点(2003-02-28 08:55:42) |
6.リメイク版の存在を認めたくないくらいに、このオリジナル版は素晴らしいです。今までリメイクされた作品は数多くありますが、どの作品にも、やはりいちばん初めに創られた“先駆”にこそ大きな価値があると思いますねぇ。例えば『ベン・ハー('26)』『キング・オブ・キングス('27)』『邂逅=めぐりあい=('39)』など…。ラストの「美が野獣を射止めたのだ」という、“コングなど死んで当然”とも受け取れる冷たさを感じる言葉以外は、ボクにとっては言うことなしですが、ご覧になった皆さんはどうお感じになるでしょうか。でも、この作品に対する想いの強さは初めて観たときから全く変わっていません。ボクがクラシックにハマる切掛をくれた大切な作品です。 |
5. 丸木橋を渡る探検隊を揺すって谷底へ落とすイヤらしさ・辛うじて崖の窪みに難を逃れた一人を手を伸ばして捕まえようとする執拗さ・ヒロインと男がロープで脱出しているのに気づき、ロープを手繰り寄せる執念深さ・原住民の村を襲い、噛み付くわ足で踏み潰すわの狼藉し放題・就寝中の女性をヒロインと間違えて掴み上げ、人違いと気付くやポイとビルから投げ捨てる無情さ!もう、こんなに目の行き届くイヤらしいモンスターは他にいないと断言!等身大ならいざ知らず、アノ巨体にコノ注意力はもう反則。襲われたくないモンスターとして私の中では不動のベスト1に君臨しております。 「コング」全編中の白眉と言えば、誰もがあのエンパイアステートビルに於ける複葉機との戦いだとお思いでしょうが、私に言わせれば髑髏島での恐竜たちとの戦いに次ぐ戦いには遠く及びません。中でもT-REXとの死闘は屈指の名場面であり、個人的にはコレを凌ぐバトルにはその後お目にかかった例しがありません!公開から70年が過ぎようとしていますが、どうにも「コング」を越える作品には巡り会えそうにないですね。ウィリス・H・オブライエンよ、永遠なれ! 【へちょちょ】さん 10点(2002-12-17 01:47:49) (良:4票)(笑:1票) |
4.当時は相当凄かったでしょうね。とは思います。誰でも知ってるエンパイヤステートビルのシーンはやはり印象的です。 【恥部@研】さん 6点(2002-12-11 11:25:40) |
3.もう言葉がないくらい素晴らしい映画ですね。33年は世界でいえばまだ第二次世界大戦前。コンピューターもないしもちろんCG合成もナイ時代に特殊撮影だけで作ったっていうとこは凄いです。今一度、こういう映画を作ってほしいです。 |
2.(↓)【Mrs.Soze.】さん同様、リメイク版を観ましたけど、オリジナルの方が好きですね。特撮技術もスケールも最近のCG技術とは比較にならないですが、またその古さが懐かしく思えます。 【イマジン】さん 9点(2002-03-02 12:20:19) |
1.世界SFX映画史上のモニュメントで、まさに怪獣映画の元祖。南海の島での恐竜や翼手竜との凄まじいバトルに、この時代公開された作品を目の当たりにした観客たちが、さぞかしド肝を抜かれたであろうことは、想像に難くない。人形アニメというコマ撮りによる怪獣たちの動きのぎこちなさが、かえってもの凄い迫力を生む。エンパイア・ステートビル上での複葉戦闘機とのスリリングな戦いの果て、落下していくというシーンはやはり歴史的名場面で、胸に被弾し傷を負ったときのしぐさや、ヒロインに心底惚れ込んでしまったような表情がなんとも人間臭く哀れを誘う。 【ドラえもん】さん 10点(2001-03-09 14:24:02) |