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廃市

[ハイシ]
1984年上映時間:105分
平均点:6.27 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-11-23)【イニシャルK】さん
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監督大林宣彦
助監督内藤忠司
キャスト小林聡美(女優)貝原安子
山下規介(男優)江口
尾美としのり(男優)三郎
根岸季衣(女優)貝原郁代
峰岸徹(男優)貝原直之
入江若葉(女優)
林成年(男優)弁慶
入江たか子(女優)貝原志乃
高林陽一(男優)謡いの客
桂千穂(男優)葬式の参列客
薩谷和夫(男優)駅員
大林宣彦ナレーション(ノンクレジット)
原作福永武彦「廃市」
脚本桂千穂
内藤誠(脚本)
音楽大林宣彦
宮崎尚志
作曲大林宣彦
編曲宮崎尚志
撮影阪本善尚
製作大林恭子
佐々木史朗〔製作・1939年生〕
ATG
企画大林宣彦
桂千穂
内藤誠(脚本)
プロデューサー大林宣彦
森岡道夫
多賀祥介
配給ATG
美術薩谷和夫
白組(タイトル)
編集大林宣彦
録音林昌平(音響デザイン)
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1.蛍、昼の月、水藻などのアワアワした世界が広がっている。作中の言葉を使えば「道楽」の世界。「本来の仕事を忘れてそれ以外のことにふけり楽しむ」ときの心のゆとりというか、合いの手を入れるオルゴールの音や花火の音が、それこそ「道楽」の雰囲気でした。ハッと気を取り直すようで、またそこに没入していってしまう。自分は愛されていないと思いたがっている人たちの物語で、愛されるのが怖いというか、他人の心をおもんぱかることの傲慢さを自ら封じてしまってるというか、みんなの思いがそれぞれ孤立して、流れ出さず淀んでいる町。頽廃への傾倒、意志のなさ、行為に対する不信、というより面倒くささか。舟で見る歌舞伎の遠景のシーンの、古い記憶のような懐かしさ。全体のトーンからすると、ちょっとクサいところはあって、根岸季衣が顔をピクピクしたり、ラストの三郎君の叫びとかありますけど、それらが目立つほど全体のトーンはいいの。ラストの「列車の窓から」を除いて風景が広がらないのもいい。もう二度とこの夏を繰り返すことができない取り返しのつかなさが、大林監督のモチーフだな。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 9点(2012-12-17 09:58:16)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.27点
000.00%
100.00%
219.09%
300.00%
419.09%
5218.18%
619.09%
7218.18%
8327.27%
919.09%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
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