3.グレン・ミラーの半生を描いたドラマ。
決して順風満帆のストーリーというわけではないが、夫婦愛を軸に、
全体的に軽いタッチの作品に仕上がっており、それがきれいなカラー映像や、
劇中に流れる数々の心地いい音楽にマッチしてます。
J・スチュワートはいつも通りのやや軽いノリの役柄だけど、
彼に代わって、奥さん役の女優さんがとても良かった。
この人の存在感が抜群だったので、ラストはわかっていたにもかかわらず、
ちょっとグッときてしまった。
伝記ものや実話ものは、妙味や意外性がないが、やっぱり安定感がある。