1.昔、深夜のテレビ放映にて鑑賞。モノクロだけに病院特有の色「白」が映え、それだけでも何か起こるんじゃないかとドキドキ。精神病院が舞台の映画では、他にエリザベス・テイラー主演「去年の夏突然に」が有りましたが、こちらの方が製作年度が古いにもかかわらず、病棟の様子を興味本位ではなく、より真摯に捉えようとしている態度が伺えます。錯乱ヒロイン=オリヴィアが、治療の為病院職員にベッドに無理矢理押さえ付けられるシーンの描写がやたらめったら怖かった記憶が。あ、あと、ヒッチコックの「白い恐怖」もあったか・・・。でもあれは、病院の描写自体あんまなかったですよね。オリヴィアは、妹ジョーン・フォンティンと共にまだご健在のよう、なによりです。