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黄金の腕

[オウゴンノウデ]
The Man with the Golden Arm
1955年上映時間:115分
平均点:6.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2003-10-15)【--------】さん
タイトル情報更新(2010-07-14)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督オットー・プレミンジャー
キャストフランク・シナトラ(男優)フランキー
キム・ノヴァク(女優)モリー
エレノア・パーカー(女優)ゾシュ
ダーレン・マクギャヴィン(男優)ルイ
ジョージ・E・ストーン(男優)サム
ロバート・ストラウス〔男優〕(男優)シュワイフカ
ゴードン・ミッチェル〔男優〕(男優)(ノンクレジット)
脚本ウォルター・ニューマン
ルイス・メルツァー
ベン・ヘクト(ノンクレジット)
音楽エルマー・バーンスタイン
編曲フレッド・スタイナー(ノンクレジット)
撮影サム・リーヴィット
製作オットー・プレミンジャー
配給松竹
美術ソウル・バス(タイトル・デザイン)
ジョセフ・C・ライト(プロダクション・デザイン)
ダレル・シルヴェラ(セット装飾)
編集ルイス・R・レフラー
録音ジャック・ソロモン
その他オットー・プレミンジャー(プレゼンター)
エルマー・バーンスタイン(指揮〔ノンクレジット〕)
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1.フランク・シナトラの麻薬中毒患者ぶりが何とも恐ろしいほどリアルであり、またそんなフランク・シナトラの妻役のエリノア・パーカーの悪女ぶり、嫌な妻、それともう一人キム・ノヴァクの酒場の女のうらぶれた感じがこの作品の持つリアルさを表している。あのジャズの音楽が作品の雰囲気に見事にマッチしているのと同時に麻薬患者として、次第に崩れていくフランク・シナトラの表情に人間がどんどんと崩れていく様子が見られて怖い。そんなフランク・シナトラのポーカーの場面などとにかく圧巻である。この映画は一人の人間が薬と酒、そして、女によって人生が狂わされる姿を生々しく描くことで薬の怖さ、酒の怖さ、女の恐ろしさを描いている。これを見ると如何に人間とはちょっとしたことでおかしくなってしまう生きものであるということを考えさせられる。アメリカは大都市シカゴの街のけだるい雰囲気がより一層、この映画を恐ろしくも哀しい人間ドラマを生み出しているように思えるし、シカゴという街全体がまるで人間の恐ろしさを表しているようにも思えてならない。とにかく観ていて怖い映画です。
青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-12 22:38:51)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
3111.11%
400.00%
500.00%
6444.44%
7222.22%
8222.22%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1955年 28回
主演男優賞フランク・シナトラ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)エルマー・バーンスタイン候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)ジョセフ・C・ライト候補(ノミネート)美術
美術賞(白黒)ダレル・シルヴェラ候補(ノミネート)装置

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