20.中年毒男にはよくわからない映画。。。っていうか、倍賞千恵子? 【マー君】さん [DVD(吹替)] 4点(2015-06-14 12:07:45) |
19.これって、良い映画なんだけどなあ。年寄りにしか分からないのかなあ。だとしたら、自分って年寄り? 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-03 22:10:07) |
18.淡々と進むストーリー。それほど大きな内容ではないけど、ずっと見ていたくなる気持ちにさせる。主演女優さんの演技はいつみても素晴らしい。 【将】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-26 17:44:24) |
《改行表示》17.何年か前に学生のころに観た。そしてまた今回観てみた。ラストの海岸での号泣は、きっと悔しさなのではないか。死んでいるとわかっていて、それを認めず、ずっと幻夫と対話していたということは、現実の夫(つまり死)に対しての無視。それをわかっててか見て見ぬふりかの後ろめたさ。で、夫の死体を見たとき、きっと普通にグロかったんだと思う。 ラスト、海辺のまぼろしに向かって走っていくが、少々追い抜いているようにも見える。深い意味があるかもしれないが、あれはただの、監督からいただいた彼女なりの救済だったと思う。 |
16.おすぎ大絶賛!につられて..観てしまった..が、良く言えば仏映画らしい映画..悪く言えば退屈な映画... 【コナンが一番】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-06-26 14:38:37) |
15.まだ若いのもあって私には大切な人を失った経験がなく、その痛みは想像もつきません。夫の失踪を受け入れられず、幻想で何とかバランスを保つ妻。それでも否応なくつきつけられる現実が幻想を少しずつ打ち壊していきます。そして終盤の彼女が泣いているシーンで、夫の死を受容して終わるのだなと思いきや…あのラスト。いったいどう解釈すればいいのか…幻想に逃げた哀しい結末だったんでしょうか? それにしては圧倒的に美しい光景で、けっして陰鬱なシーンではありませんでした。 ところで、私は『ポネット』のような作品が嫌いです。「お母さんはあたしの心の中で生きている」と言って立ち直るのですが、ずいぶん妙な理屈だし、そもそも喪失の痛みってそんなに生易しいものでしょうか。もしかしたら、一生その痛みが癒えることはないかもしれない。思うに、愛する人を失って生きていけるか?と問われてはっきり答えられる人は少ないでしょう。だからこそ、曖昧なラストでよかったと思います。答えは一人一人の胸の中にしかないからです。それに、彼女が現実を選んだにしろ幻想を選んだにしろ、あそこまで人を愛することができたということ自体、奇跡には変わりありません。どんな解釈をしたとしても、あの海の美しさは誰にも否定できないでしょうから。 【no one】さん 9点(2005-01-23 05:20:52) (良:1票) |
【k】さん 6点(2004-09-14 11:32:05) |
13.夫婦の経験もなければたいした恋愛もない自分にはとても深さを感じさせる作品だった。分かる部分もあれば分からない部分もあった。これからの人生の課題ですね。 【ゆきむら】さん 6点(2004-07-30 17:56:05) |
12.主人公はダンナの事を理解していなかった。ダンナのうつ病にも気がつかないし、ダンナも彼女に打ち明けてもいない。この点で夫婦間には溝があった。ダンナの失踪を受け入れる事はダンナの事を理解していなかった(自分が愛されていなかった)事を認める事になる。それは20数年の結婚生活が空虚であったという事になる。その事(自分が愛されていなかった事)が我慢できずに意地なっているとしか思えない。要はダンナへの愛ではなく、単なる自己愛ではないかと思うのだが。 |
《改行表示》11.言いたいこと、やりたいことは強く切なく伝わるんだけど、あまりにも映像がつまらない気がした。最愛の人をなくした喪失感を描いた映画は数多くあるが、経験不足からかどれもピンと来ない。 頭では理解はしているものの、心のどこかで夫が生きているかもしれないと思うランプリングはとても良かった、特に警察署であそこまで客観的事実を告げられても、夫の死を否定する所とか。 旦那の母親とのやり取りも重みがある、母と妻どちらの愛が勝っているか競っている感じ。 ラストも凄くいいけど、やはり深くはまれずにただのまぼろしだろと思ってしまった。 |
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10.シャーロットランプリングが好きで見ました。うーん。もういちど見てみたいかも。 【ぷー太。】さん 5点(2004-05-09 22:21:52) |
9.個人的に見たタイミングが悪すぎて思うようにのめりこめなかったのでまた見ると思います。主人公は強い女のようにも見えるけど、とても脆くて弱い人だとも感じました。全体的にだるかったのもありますが、ちょっと生々しいラブシーンは余計だったと思います。そういうのが無くても主人公の心情は伝わってきそうだと思いました。 【無雲】さん 6点(2004-03-30 00:06:30) |
《改行表示》8.監督との相性が悪いのか、『8人の女達』も、キャストと最後のエンディング以外、あまり興味が持てなかった。 今回、夫の失踪(自殺?)による、愛する人を急に失った際の喪失感が、テーマだと思うが、ご主人のまほろし?が、リアル過ぎて、最初は過去の回想シーンかと思ってしまった。 他の方のコメントを見て、何となく考え直したが、やっぱり主人公にも共感できない。年を重ねた夫婦にしか分からないのだとしたら、ちょっと見るのが早すぎたのだろうか? にしても納得いきません;; |
7.途中だれた感はあったが、最後のシーンで今までの行動に得心がいって感動した。私は未だ独身で、配偶者や愛する人を亡くした経験はないが、その悲しみを淡々と演じるシャーロットランプリングに共感。姑が主人公を責める場面もすごかった。 【トマトマート】さん 7点(2004-01-05 14:34:24) |
《改行表示》6.この監督さん、若いのになんでこうも女をわかってるんでしょう!そうなんです、実際はこういう心理状態なんですよ。。 これは、夫とそこそこ平穏に長く連れ添った中年女性なら、ほんと「あるある、わかるわかる」シーンの連続であったかと思います。彼女が笑う幾つかのシーン、朝食の様子、嫁姑、などはその一例でしょう。前半は、枯れてもなお美しいランプリング、後半は、老けたランプリングの表現が素晴らしかった。目の演技って重要ですね。悲しくて、ではなく、そうよそうよ、で何度も泣いてしまった。お若い女性にはぜひぜひ十数年後に観てほしいです。 【かーすけ】さん 9点(2003-11-13 23:00:40) |
5.ちょっと途中だれました。けれど、私は後半でてっきり夫の死を認めたと思っていたので、ラストは結構衝撃を受けました。でも、もうちょっと二人の愛の強さみたいなのを見せてほしかったな、と思います。あの何とかいう男が出しゃばりすぎ!でもこういう雰囲気の映画って割と好きです。 【Ronny】さん 6点(2003-11-10 00:50:27) |
4.ストーリーは解るのよ。愛しすぎたがためのまぼろし、だって。でもなぜか、スクリーンから愛が伝わってこなかった。私が愛を知らないからかしら? 【桃子】さん 6点(2003-10-31 19:19:38) |
3.シャーロット・ランプリングの昔、フランソワ・オゾンとは何者かを知っている人ならばともかく、僕にとっては全く心を動かされない作品。その演技力は確かにすごいと思う。頭ではわかっているがつい亡き夫を求めてしまう演技には引き込まれる。だけど、それだけ。特に共感もせず、長い90分に感じた。 【とむ】さん 2点(2003-08-02 15:33:24) |
2.長いブランクがあっての久々のS・ランプリング作品。彼女の「愛の嵐」での鮮烈なイメージが残っているだけに、正直観たくはなかった作品でもあった。確かに老いは隠しようもないが、しかしそれでもなお妖しい美しさと魅力を感じさせる彼女の圧倒的な存在感。そのぎりぎりに均衡が保たれた彼女の姿を見せることこそがが本作の狙いであり、映画の中で演じる中年女性が実生活での彼女とオーバーラップして、実に興味深い。子供はいないが、それだけに深い愛情で結ばれている中年夫婦。その愛する夫が突然目の前から消えてしまったことから、妻としての戸惑いと夫に対する不信感を、ランプリングは巧みで老練な演技力で見せきる。そしてなお夫を想いつづける彼女の姿には胸が熱くなる。上手に歳を重ねてきたと言おうか、老いと若々しさとが共存しているという不思議な魅力を放ち、見事なカムバックを果たした本作は、彼女の新たな代表作となったと同時に、真の大人の映画として近年の収穫だと言える。 【ドラえもん】さん 9点(2003-01-31 16:06:51) |
1.夫への愛情があまりに強すぎた為、彼女は夫の失踪(死)を受け入れることが出来ず、あたかも実在するかのように彼のまぼろしを見るようになる。マリーが新しい恋人に対して「あなたは軽すぎるの!」このセリフの重みが如何に大切であるか。失踪した夫が巨漢であったことから当然物理的な重さもそうですが、あまりに彼女が夫の存在を消し去ることができない心理的重さが彼女にのしかかる。心理的なグロテスクを表現するフランソワ・オゾンの力量がここでも十分かいま見えます。夫の外見的な力強さとは裏腹に内面的なもろさ。妻の夫への執着と解脱。日常的な風景で様々な比喩を盛り込み、残酷なセリフにぶちのめされ、そして全てをも包み込む海の美しさに感動する。ラストでやっと夫の死を受け入れ始め泣き崩れる妻に再度夫の幻覚が見え、彼女はそこに向かって嬉しそうに疾走していく。一見、再度幻覚を見るという救いの無いエンディングですが、観ている側はその砂浜のシーンを次第に彼女が新たに生まれ変わったかのように昇華して見える。実に感動的で不思議なシーン。ホント、フランソワ・オゾンってすごい監督です。当然シャーロット・ランプリングの美しい狂気は彼女無くしては成り立たないでしょう。狂気とは書いてますが彼女が演じるとそれが恐ろしい狂気というモノではなく、幸せですら見えます。先程述べたラストシーンは良く見ると夫として写っていた男の影を追い越しているように見えました。(遠近感的に...)実は彼女はその男の向こうに夫の姿(画面上は写っていない)を見たのかも知れませんね。深読みしすぎ?? 【さかQ】さん 7点(2002-11-17 22:03:40) (良:2票) |