《改行表示》8.特にこれといった物語があるわけじゃないけど、なんとなく先が気になる作品でした。 第三者からしてみればどうでもいいことのような気もするけど、彼らの視点で見ればどうでもよくない大切なことに思えてきます。 作中では果てしない冒険の旅のように見えましたけど、ラストのテロップで意外と近いということに驚きました。 あと、子供の頃に友だちのお母さんやお姉ちゃんが変にエロく見えたことを思い出してしまいました。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-06-06 04:46:26) (良:1票) |
7.数字の誘惑。そうなんだ、子どものころって何か異常に数を数えることが好きで、カウントダウンした果てへの興味というか、「はるかさ」への誘いというか、もうこの主人公の気持ちが分かりすぎるほど分かって、懐かしくて仕方なかった。数字の果てが、電線が連続した向こうに確かにあるんだ、という興奮。家電製品からコンセントまで、そのはるかさの入り口として誘いかけてくる。これはもうたどって行くっきゃない。これぞ武蔵野という埼玉の風景。コンクリートと緑が平然と同居している。土留めの脇に雑草が繁り、どぶ川を自転車で越え、いちいちが懐かしい。父親とのからみがやや文学臭を与えてしまったが、ラストで、父‐ラーメン‐草刈りとつなげていくあたりは自然で納得。ミッチャンと呼びかける4年生のアキラ君もなかなかいい。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-02-03 12:11:20) |
6.高圧線を辿る見晴が疑問で長く感じた。父親が死んだ後はいい話でした。冷めすぎた登場人物と長閑というよりこれまた冷めた映像がどうも・・・。突っこめる点もないしそんな題材でもなく、僕的には3点の評価内容にピタリ。 【スルフィスタ】さん 3点(2003-10-28 15:54:45) |
5.原作では意味など無くただ純粋な冒険なのに妙なドラマを作ってしまったので、純粋さが失われた感がある。子供のすることに意味など要らぬ。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-09-27 17:53:24) |
4.なんと冒険心をくすぐる映画だろうか・・・。見終わった後の心地良さは文句ナシ!!。「一号鉄塔を見たい」、という純粋な少年の心に、もう戻る事の出来ない、自分の少年時代の日々を想いかえしました・・・。随所に入る、おおたか静流さんの歌も最高に良い!!。 【sirou92】さん 9点(2003-08-08 01:40:18) |
3.鉄塔をたどっていく、ただそれだけの話を素晴らしく心躍る冒険ファンタジーにしてみせたあの美しい原作小説を、よくもこんな薄暗くて薄汚い映画にしてくれたな! ストーリーに、なんらかの「問題意識」なりテーマ性を持たせなければ気のすまない貧乏根性が、まず気に食わない。本当なら0点か、コメント書くのをやめるところだけど、原作と同じ場所にロケした、その風景が見られることに免じてしぶしぶこの点数だい!! 【やましんの巻】さん 3点(2003-05-29 14:22:17) |
2.一般性を与えるためでしょうけれど、原作にない家庭の問題をみたいなのを入れてしまったことが、つまらなくなった原因だと思います。昔の日活映画『高校大パニック』が、受験問題という夾雑物を入れたために、つまらなくなってしまったことを思い出しました。『激突!』のように、『それだけ』の映画にしたら、傑作になったと思います。 【新加坡指令】さん 5点(2002-12-16 22:52:02) |
1.夏休みの少年の冒険モノ。鉄塔をたどっていきどうなっているのかを見ていく物語と風景がマッチしている。惜しむのは前半が少し退屈で、出てくる一部の大人の描写にちょっと拒否反応を感じた。 |