クレイジーズ(2010)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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クレイジーズ(2010)

[クレイジーズ]
The Crazies
2010年上映時間:101分
平均点:6.23 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-11-13)
ホラーサスペンスSFパニックものリメイク
新規登録(2010-08-27)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2013-04-07)【マーク・ハント】さん
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監督ブレック・アイズナー
キャストティモシー・オリファント(男優)デヴィッド・ダットン
ラダ・ミッチェル(女優)ジュディ・ダットン
ジョー・アンダーソン〔男優・1982年生〕(男優)ラッセル・クランク
ダニエル・パナベイカー(女優)ベッカ・ダーリング
クリスティー・リン・スミス(女優)ディアドラ・ファーナム
ブレット・リッカビー(男優)ビル・ファーナム
プレストン・ベイリー(男優)ニコラス・ファーナム
ジョン・アイルウォード(男優)Mayor Hobbs
グレン・モーシャワー(男優)Intelligence Officer
ラリー・セダー(男優)ベン
脚本ジョージ・A・ロメロ(オリジナル脚本)
スコット・コーサー
音楽マーク・アイシャム
撮影マキシム・アレクサンドル
製作ディーン・ジョーガリス
ロブ・コーワン
マイケル・アグィラー〔製作〕
製作総指揮ジョージ・A・ロメロ
ジェフ・スコール
配給ショウゲート
特殊メイクロバート・ホール[メイク]
オルモスト・ヒューマン社
美術アンドリュー・メンジース(プロダクション・デザイン)
衣装ジョージ・L・リトル
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【クチコミ・感想】

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8.ロメロをプロデューサーとして迎えているだけのことはあって、オリジナルをかなり尊重したリメイクに仕上がっています。細かいエピソードにはオリジナルから引用したものが多くて、「ゾンビ」とは似ても似つかぬ映画になってしまった「ドーン・オブ・ザ・デッド」などと比較すると、その製作姿勢には大変好感が持てました。その一方で、ただオリジナルをなぞるだけではなく21世紀版としての適度な改編がなされている点でも本作は評価できます。細かいネタはオリジナルから拾いつつもその味付けを変えており、オリジナルとはまた違う楽しみが出来る作品に仕上げているのです。オリジナルはかなり体制批判的な作品でしたが、その作風は公民権運動やベトナム戦争を経た70年代という時代背景を反映したものであり、そんな作風をそのまま現代に復活させても時代錯誤なリメイクが仕上がるだけ。そこで本作は体制批判的な面をバッサリ落とし、ソリッドなサバイバルアクションとして「クレイジーズ」を再構築しています。最大の変更点は軍隊の指令系統をまったく描かなかったことで、これにより社会派作品としての魅力は失ってしまったものの、映画の視点を逃げる主人公のみに絞ったことでアクション映画としての面白さは倍増しています。主人公は、自身がウィルスに感染するという脅威だけでなく、感染者による襲撃と軍による追跡という複数の脅威と戦うこととなるのですが、描写を限定したおかげで主人公の苦境がオリジナル以上に鮮明となっています。アクションの面白さやショックシーンの作り込みはオリジナルを凌駕しており、電ノコを持った感染者、鍬で人を串刺しにする校長先生、洗車場での襲撃等、気合いの入った描写が目白押しです。アクション映画として作り直したことで映画全体のテンポも変わっており、序盤からサクサクと話が進んでいく点でもオリジナルより見やすい娯楽作となっています。オリジナルを尊重しながらも時代に合わせて作風を変える、これは理想的なリメイクの形であると思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2011-10-21 01:13:36)(良:2票)
7.ロメロの元映画の方を観てみたいのですが、レンタルビデオ屋さんに置いてないので、代わりに、っちゃあ何ですが、リメイクの方を観させていただきました。代替品扱いでゴメンなさい。いや、面白かったです。まずそもそも、適当にカメラを揺らして臨場感出しとこう、みたいな安直な事をしてないのがうれしいところ。見せ方へのこだわり、という映画が本来持っているべきものを、ちゃんと感じさせてくれます。
ある小さな田舎町を突然襲う異変。人々の挙動がおかしくなり、他者を襲い始める。いくら映画だからって、ただ病気に感染してしまっただけの気の毒な人たちを、ゾンビ扱いしていいのか~っっってのは、もともと、ロメロのゾンビ映画が持っていた毒、というか、後ろめたさ。「人間そっくり」だけど人間ではないと「信じられる」何か(=ゾンビ)を虐殺する、虐殺してもよいと考える、その後ろめたさ。この作品でも、人が人を襲う、というその構図において、もはや、襲う側、殲滅される側が、もはや感染者かどうかは問われなくなっていく。身近に迫る感染者の襲撃の恐怖、その一方で、遠目に目撃される、非感染者を含めた虐殺の恐怖。
感染者を「クレイジーズ」などと呼んだりしているけれど、このラストシーンの後では、一体、真の「クレイジーズ」は誰のことなのか、と言いたくなる訳で、しっかりと皮肉も込められたホラー作品でした。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2016-10-27 13:28:39)(良:1票)
6.ショッキングなシーンも入れつつかなり手堅く作っているので極端につまらないと感じる人は少ないのではないでしょうかね。ゾンビではないけどほぼゾンビといった感じですが、こちらの方がリアリティがあるのでゾンビ映画に食傷気味の方でも見れると思います。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-11 10:06:34)(良:1票)
5.好きなんですよねぇこの映画。何とも言えない薄気味悪さ。ゾンビも怖いし人間も怖い。そして自分も感染するのではという恐怖。手堅い。
にしきのさん [DVD(吹替)] 7点(2016-02-06 21:30:17)
4.ストーリーはバタリアンに酷使していますが、演出の内容は全くの別物の作品でした。軍事ヲタの人でも鑑賞できるように途中でヒューイコブラなどが出てきます。拾い物の素晴らしく最後まで飽きない作品でした。
SATさん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-12 10:40:37)
3.似たような映画は沢山あると思いますが、この手の映画の中では中々楽しめました。
南雲しのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-08 21:51:03)
2.うーん、もーちょい派手にやってくれるのかなぁーと思いきやそんなにも・・なんかモヤモヤしたものが残るなぁ。感染者が襲いまくるのはいいけどそんな描写がちょっと少なかったのは残念だけどグロさがこれまた、たまらんなぁ。死体シーンの手の入れ込みようもそうだし襲撃シーンに使う道具もこれまた、トビー・フーパー風でツボにはまりそう。オリジナルは未見なんでどーだったかは知らないけど個人的に雰囲気は「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」の時のような感じがして好きですね~。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-30 00:01:40)
1.題材はゾンビではないけど、感染者の設定はほとんどゾンビ映画と変わらない。
ただ襲ってくる感染者の数が圧倒的に少ない。例えば『28週後』『バイオハザード』なんかに比べても緊張感はかなり落ちるねぇ。クレイジーズというわりに感染者もそれほど派手に暴れまわるわけでもなし。ホラーアクションとしての迫力ある見せ場も確かにあるけれど、全体的には少ないね。
走るゾンビを見慣れた人が見ると少々地味に感じられる印象。

テツコさん [映画館(字幕)] 5点(2010-11-21 21:49:02)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.23点
000.00%
100.00%
200.00%
314.55%
400.00%
5731.82%
6522.73%
7418.18%
8418.18%
914.55%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 4.50点 Review2人
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