愛情物語(1956)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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愛情物語(1956)

[アイジョウモノガタリ]
The Eddy Duchin Story
1956年上映時間:123分
平均点:7.94 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
ドラマ実話もの音楽もの伝記もの
新規登録(2003-05-19)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・シドニー
演出山田悦司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストタイロン・パワー(男優)エディ・デューチン
キム・ノヴァク(女優)マージョリー
ヴィクトリア・ショウ(女優)チキータ
ジェームズ・ホイットモア(男優)ルー・シャーウッド
レックス・トンプソン(男優)ピーター
ジャック・アルバートソン(男優)(ノン・クレジット)
山内雅人エディ・デューチン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
武藤礼子マージョリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宗形智子チキータ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
森山周一郎ルー・シャーウッド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野沢雅子ピーター(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
千葉耕市(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮川洋一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
菅谷政子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
白川澄子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
浅井淑子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本サミュエル・A・テイラー
音楽モリス・W・ストロフ(音楽監督)
ジョージ・ダニング〔音楽〕
ポール・ダンラップ(ノン・クレジット)
カーメン・キャバレロ(ピアノ演奏)
編曲アーサー・モートン〔編曲〕(ノン・クレジット)
撮影ハリー・ストラドリング
製作ジェリー・ウォルド
制作グロービジョン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術ロバート・プリーストリー(セット装飾)
衣装ジャン・ルイ〔衣装〕
録音ジョン・P・リヴァダリー
日本語翻訳進藤光太(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
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【クチコミ・感想】

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1
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15. クラッシック映画が好きな私ですがタイトルがダサいので今まで敬遠していました。
辛口なこのサイトでかなり高得点だったので観ることにしましたが、今まで観賞しようと思わなかったことに後悔しました。
 この映画が放送された数日前にもビリーワイルダー監督の「情婦」に出演していたタイロン・パワーですが、この作品のほうが魅力的に思えました。
 「ハイジ」「ネロ」「マルコ」など、昔放送されていた世界名作劇場が未だに忘れられない人には、もってこいの作品です。
 ミュージカルではないのですが、音楽の素晴らしさとギクシャクした親子関係のコントラストがとても素晴らしく描かれています。
 「愛情物語」って邦題、本当に愛情の物語なんですね。
 主人公は天国と地獄を行き来してラストシーン、誰があんな演出を思いついたのでしょう。
 そういう意味も込め、自分自身忘れることのないように、私の10点の評価リストに入れさせてもらうことにしました。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-10-20 04:54:37)(良:2票)
14.カーテンが揺れる、クリスマスの飾りもジャラジャラ揺れる、そしてまたカーテンが揺れる、ブランコが揺れる、、うぅ、、こういう演出だけて大泣きですわ。
私の独断説→漢字二文字、四文字の邦題作品にハズレなしっ(たまにあるか)!
その文字通り、主人公から妻、子、親(両親とも顔似てる。配役良し)、友人、恋人、そして音楽への愛情がいっぱいの物語。
理性も良心も誇りも謙虚さもみーんなあって当たり前だった時代(今でもそうであってもおかしくないのに、、)の伝記もの、
あぁたまらん、好きだわ。
チキータ登場の意外さにやられた、と思い、
即、彼女の容貌から先が読める、それが観る側に快感さえくれた、
やっぱり良い時代やね。
一番驚いたのは、キャバレロが陰で吹き替えしてるのにタイロン・パワーの指がすべて演奏しているように動く動く!どれだけ練習したんだろう、といまだに考えます。
ショパンのノクターン第2番(←このモト歌!がまたメリハリあってリズム取りにくくて尚せつないのである。黄色バイエル中退者が言うてもなにやけど。)をキャバレロが編曲した♪「トゥー・ラブ・アゲイン」&↓ロイス・レイン様名調子によって贈られるラストシーンは映画史上に残り続けますやろう。
本作は故橋本元首相がお好きだったとか。ポマードの男前仲間なタイロン・パワーと逢えたらよろしねっ!
かーすけさん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-07 23:22:31)(良:2票)
13.この当時、ジャズ、ポピュラー音楽家の伝記映画が多く出来た。ベニーグッドマン、グレンミラー、レッドニコルス、そしてこの映画の主人公、エディ・デューチン。どれも良く出来ていてストーリーも夫婦や子供への愛情あふれる映画だった。まだ、麻薬、セックス、暴力などとは無縁な健全なアメリカだった。

 「愛情物語」は僕がこの頃ピアノを習っていたので特に感動した映画です。エディ・デューチンと言う人は日本ではほとんど知られていない人だったんですが、戦前上流階級向けのダンスバンドのリーダーだった人です。息子のピーター・デューチンもあとにパリ音楽院に学び親父さんと同じく上流階級向けのダンスバンドのリーダーとなったようです。
息子のほうも日本ではほとんど知られていませんが(レコードも確か昔一枚ほど出ただけでしたし)アメリカではそれこそ超上流階級のパーティなど専門に演奏してたようです。
 以前読んだアメリカのミステリー小説の中でも「俺たちもピーター・デューチンのバンドで踊れるような身分になりたいもんだな。夢だけど。」なんてせりふがありました。
 映画に戻って、この映画は娯楽映画の傑作です。配役も良いですね。タイロン・パワー、キム・ノバクも役柄にピッタリですし。タイロン・パワーは代々舞台俳優の家の生まれで映画の撮影の合間にはすすんで舞台にも立っていたそうです。それも信じられない安い出演料で。「美男」と言うだけの評価に抵抗してたのかもしれませんね。
 陰のピアノを弾いているのはポピュラーピアニストとして信じられないほどのテクニシャンで、甘くそして華麗にまさに夢の世界に引きずり込む演奏のカーメン・キャバレロ。彼の日本公演は何回行ったかわかりません。最近、ビデオやDVDに彼のクレジットがないのは不可解。この映画の何分の1かは彼のピアノ演奏のおかげで傑作になったと思います。僕も「ツー・ラブ・アゲイン」はレコードを聞いて真似してよく弾きました。
映画と関係のない事で長く書きましたが、映画については皆様と同じく感動してこれ以上言う事がありません。
 たまにはテレビ放映もして欲しいです。こういう映画はいつまでも後の世に伝えたい。
もちろん満点。
naosukeさん 10点(2004-03-28 23:52:00)(良:2票)
12.父親に勧められて鑑賞。私はどちらかというとニューシネマのような暗く捻くれた作品が好きなので、
ニューシネマ以前の西部劇や、この手の古き良きアメリカが描かれた作品が好きな父とはあまり映画の好みが合わない。
いかにもな演技と演出、ストーリー展開。ピアノ演奏のシーンは素晴らしいがくどいようでもある。
序盤あれだけひょうひょうとしていた主人公は思ったより不器用で、頑固で、正直少しいらいらさせられる。
しかし、この作品の真価はあまりに斬新なラストシーンにあった。
文章にするのが難しいのだが、とにかくあのシーンだけですべてをもっていかれてしまった。
頭の中にそれまで描かれた主人公の人生が走馬灯のように流れて、涙がとまらなくなった。
私から見るとあまりにも古い作品でも、こんな体験が出来る。
やはり食わず嫌いはやめよう。
南雲しのぶさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-10 16:45:31)(良:1票)
11.妻への愛、息子への愛、そしてピアノへの愛…。邦題通り、エディ・デューチンの様々な「愛情」を通して彼の生涯を描いた秀作。終戦後の日本で焼け焦げたピアノで弾く『チョップスティック』と最後に連弾で奏でた『トゥー・ラブ・アゲイン』で感極まって涙が流れました。後に解説で知るまで、本当に役者本人がピアノを弾いていると思っていました。
プミポンさん 8点(2003-11-03 00:37:06)(良:1票)
10.正直言って、いわゆる「メロドラマ」は苦手なんですが、これは『グレン・ミラー物語』がそうだったように、何より「音楽映画」として、例外的に好きです。特にタイロン・パワーの華やかな存在感と、意外にも洗練された演技派ぶりに好感度大。ラスト、死を宣告された主人公が、弾いていたピアノから立ち去り、それとともに画面からも去って(消えて)いく一連のモンタージュに、ハリウッド映画の洗練の極致を見る思いです。奥さん役のキム・ノヴァクも美しい。決して「傑作」とかいう作品じゃないのかも知れないけど、忘れ難い1本。
やましんの巻さん 8点(2003-10-07 11:28:29)(良:1票)
9.実在人物エディ・デューチンの物語。脚色が加えられているにしてもドラマとして見応えがありました。希望と絶望に遊ばれるような人生でもその魂は永遠に生きる事を思わされるラストショットはまさに愛情物語。本作の2年後の早逝が惜しまれるタイロン・パワーの名演が沁み入る名作です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2021-05-06 00:23:05)
8.うーん。天は二物を与えずってことがテーマなのかなあ。ピアニストとしての努力が描かれていないので、感情移入しにくかったです。
あと時代もあるとはいえ、この邦題のセンスの無さは・・・
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-04 09:47:58)
7.感動できるストーリーだと思いますが、人間臭の薄い登場人物の描写に、殆ど感情移入できない映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-09-22 22:27:12)
6.非常に高いレベルでまとまっている映画だと思います。特に、最後のピアノのシーンには唸らされました。広くお勧めしたい映画です。
川本知佳さん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-21 18:21:29)
5.上品にまとまっているとは思いますが、あまりにもあらかじめ作られたとおりの筋を登場人物が流れているだけで、何かからの破綻や逸脱といったものがないのです。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-06-16 23:26:43)
4.素晴らしかったです。悪人が一人も出てこないが、感動しました。恋にも少年時代と青年時代があるんだな。キム・ノヴァクが美しいよー、心も美しい。音楽も心地よくて、好きな映画になりました。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-10-21 00:51:57)
3.悲しい話のわりにはピアノのせいで全体的にお洒落な感じになっているので、主人公の苦悩の表現が弱いというか、あまり感じられないのが物足りない。家族愛なら「5つの銅貨」、病死なら「ジャクリーヌ・デュ・プレ」ぐらい極端でないと。その中間的存在?で、やや中途半端。奥さんが「新しいドレス」の話で主人公を励ますところはよかったけど。
<追記>17年ぶりに再見。息子からは内容にクレームがあるらしく、内容的にはかなり脚色されているんだろう。あらためて見直すと結構展開があわただしくて、「感動作」にはなりえていない。でも、「新しいドレス」の話の所はやっぱりいいな。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-05-26 03:42:39)
2.山瀬まみが思春期あたりで?グレたとき、両親がカセットテープにテーマ曲のTO LOVE AGAIN にのせた自分の赤ちゃんの頃の笑い声を聴かせてくれて、立ち直ったんだって。・・・愛情物語って映画は話はつらいけど、なんか必死さというかさ、、、愛情だらけですね、どこもかしこも。あったかいさみしさが溢れまくってるよ・・・泣ける。。。ううぅ・・
Mt.Fuji sushi さん 10点(2004-03-28 12:01:52)
1.この映画のバックでピアノを弾いたカーメン・キャヤバレロの「トゥ・ラヴ・アゲイン」がヒットした。キム・ノヴァクとタイロン・パワーのコンビが素晴らしく、とりわけ、キム・ノヴァクは社交界の花形という役柄に相応しい華麗な演技を披露した。格調の高いメロドラマである。
kayeさん 8点(2003-08-09 10:19:16)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 7.94点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
426.06%
513.03%
626.06%
7618.18%
8927.27%
9721.21%
10618.18%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.25点 Review4人
2 ストーリー評価 9.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.75点 Review4人
4 音楽評価 9.75点 Review4人
5 感泣評価 9.00点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

1956年 29回
脚本賞 候補(ノミネート)原案賞
撮影賞ハリー・ストラドリング候補(ノミネート) 
作曲賞(コメディ)ジョージ・ダニング〔音楽〕候補(ノミネート)ミュージカル映画音楽賞として
作曲賞(コメディ)モリス・W・ストロフ候補(ノミネート)ミュージカル映画音楽賞として
録音賞ジョン・P・リヴァダリー候補(ノミネート) 

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