1.うーん、澤井信一郎が脚本をやらなくなったからかどうかは分からないけれど、ちょっと話が強引になりすぎてる感じかなあ。他にもライバル・コリーダ役が「渡る世間は鬼ばかり」で泉ピン子と赤木春恵の板ばさみになってるおっちゃんでお馴染みの杉浦直樹だし、おまけにその乗っているトラックがトラックというより「ヤッターマン」の敵メカみたいだし、由美かおるが出てるのに入浴シーンがないし、第三のマドンナ(?)のマッハ文朱が色んな意味で天地真理だし、それまで定番だったトルコ風呂でのおねーさんたちの裸のサービスカットがなくなってるし(いや別に僕が見たかったわけではなくて僕はただ世の中のオトーサンたちを代弁してるだけです)・・・とか、文句がないわけではない。のだけれど、第二のマドンナの松原智恵子がアータ、可ぁ~愛いんだコレが。まるで生まれたてのバンビちゃんのような彼女を、夫に捨てられた薄幸の人妻役に据えるとは、真にベリーナイシーなキャスティングではあーりませんか。彼女が見られただけでワタクシはもぉ満足よ。それにしても松原智恵子と由美かおる、それにこの作品には出てないけど藤(富司)純子、この三人の女優さんってホンット昔っから年取んないよなあ・・・ひょっとして八百比丘尼?<2005.5.12追記>お詫びと訂正:文中の“「渡る世間は鬼ばかり」で泉ピン子と赤木春恵の板ばさみになっているおっちゃん”は、正しくは杉浦直樹ではなく、角野卓造でした。関係者の方々にお詫び申し上げます・・・だって、似てるんだもん、イメージ的に。