1.さすがヴァチカンを怒らせただけありますね。
こんな脚本あるんだと、くちあんぐり。
衝撃で頭クラクラしています。
信じる者は救われない。
努力は結果に繋がらない。
信仰って何?希望はどこ?
そんな救われない話しなのに魅力がある。
それはビリディアナ役の美しさもありますが、貧民たちの人としての魅力が大きいと思う。
そんなに悪い人じゃなくて、でもその場のノリで行動。
簡単に嘘をつくし、その日暮らしで根気が無い。
集まってワイワイやってる彼らに人間として共感するからこそ、感情移入しちゃいました。
酷い仕打ちでそこまで打ち砕かれて、ビリディアナや我々観衆の気持ち、これからどうなる?
期待した途端にあれ?って思うほどあっさりとFINが出ました。
観た者が考えろって事なのかなぁ?
好きか嫌いかと聞かれたら嫌いだけど、いつまでも気になるだろう作品。
正しいと信じる前に少し考えろ、と言われたような気がする。
問題作。