2.若き日のジョージ・クルーニーが出演してます。結構、重要な役どころです。でも、若いし髪型はハジケてるし、まさかこんな映画に出てるとは思わないしで、言われなきゃなかなか気づきません。
消去法でいくと、コレがきっとクルーニーなんだろう、と最初は思ってるのですが、見てるうちにだんだん、クルーニーにしか見えなくなってくる。やっぱりスターは一味違うね!(?)
こんな映画に若き日の大スターが出ていることよりも、将来のスターを夢見てこんな映画にも喜んで出演している若者たちのほぼ全てが鳴かず飛ばずで終わってしまうという事実の方に、改めて気づかされます。
この一点を取っても、これはなかなか良い映画なんじゃないでしょうか。
とは言え、映画自体がツマラナイのではどうしようもないのですが、さて本作。まあ、いい意味でも悪い意味でも、ツマラナイんですけどね。ははは。
完全に開き直ってのパロディ路線。製作サイドの都合を映画の中でブチまけて笑いを取ろうとするのが、涙ぐましくもあり、しつこくて鬱陶しくもあり。
しかしラスト近くでは、会心のギャグをヒットさせ(多分、自信あったんだろうな)、不本意にもつい、大笑いしてしまいました(くそー)。
だからやっぱり、良い映画なんじゃないでしょうか。