6.韓国映画の制作・俳優陣のやる気が、感じられる作品でした。本編の内容ですが、訳のわからないホラー設定などが、有り韓国映画独自の雰囲気が出ていたと思います。 【SAT】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-26 10:31:58) |
【のりまき】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-09-24 17:09:54) |
4.私も、登山をしたことがあるので、あの状況で極限状態になるのは容易に想像できる。あんな問題のある人間をリーダーとして南極を冒険すること事態が問題だ。役者陣の迫真の演技に6点。 【T橋.COM】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-21 13:37:55) |
3.極限状態の中で、そこにいる一人一人が次第に内面を曝け出していく。これは大自然を背景にしたアドベンチャーものの王道を行く展開。実にオーソドックスな物語ですね。ただし、俳優さんたちの白熱の演技が作品全体の質を高めていると思います。ホラー的演出も、隊長の心の葛藤を表わしていると思えば過剰とは言えないでしょう。見応えのある作品と思います。ただ、あまりにお約束どおりのストーリーが残念。もう少し、オリジナリティを感じさせて欲しかった。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-08 00:43:44) |
2.南極で到達不能点を目指して、ひたすら遭難しまくるという映画。ソン・ガンホやユ・ジテなど演技派俳優達の演技が凄くて迫力ありました。↓のドラえもんさんも書かれていますが、余計なホラー要素はいらなかったと思いました。タイトルからしてドキュメンタリータッチの作品かと思っていたので、いきなりのB級映画的な展開にビックリでした。それにしても、ソン・ガンホ演じる隊長がなんであそこまで狂ってしまったのか謎でした。どうせB級にするんなら、ソン・ガンホにイギリス隊の霊が乗り移ったという設定にするとか、実はエイリアンに乗っ取られていたとかいう設定にすれば面白くなったのに・・・ってそれじゃ「遊星からの物体X」になっちゃいますね(笑) 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-26 13:45:30) |
1.何の予備知識もなかった事で邦題から浮かんだイメージから、てっきり「運命を分けたザイル」のようなセミドキュメンタリー・タッチの再現ドラマとばかり思っていたのだが、まったく私の予想を大きく覆す作品であった。ここに登場するのは、南極を探検する者が未だ成し得ないと伝えられる「到達不能点」を目指す韓国クルーたち。その彼らの身に起きる不思議な体験を描いた本作は、韓国映画お得意のホラー的要素を取り入れたミステリアスな冒険譚である。碧空に眩しく光り輝く太陽の下、真っ白な氷原を突き進むクルーたちの姿は、南極探検としては極めて常識的な光景である。このゆったりとした日常的な描写のオープニングから、天候の変化と歩調を合わせるかのように、ドラマは次々とその様相を変えていく。太陽が沈むことのない世界では昼夜の区別もつかず、不眠に悩まされる隊員たち。来る日も来る日も真っ白い氷に閉ざされた自然を前にして、徐々に彼らの精神状態に狂いが生じていく。映画はそういった隊員たちの様子を、真実味をもって丁寧に描いていく。目的地へ向かう極限状況の中、疲労で脱落していく者。或いは方向感覚を失って幻覚を見る者。救助を求める者に対し頑なに拒否し、何かに取り憑かれたように歩みを止めないリーダー。それには理由があるのだが・・・。しかしホラー色が強まる後半の作劇はむしろ余計であり、それまでの濃密な描写までもが薄っぺらなものに感じてしまう。ここはやはりギリギリにまで追い詰められた男たちの緊迫のドラマを、あくまでも正攻法で最後まで描ききって欲しかった。ただ、大自然を捉えた撮影の素晴らしさは言わずもがな、朽ち果てた小屋の幻怪的な効果などは美術力の賜物であり、どんなジャンルの作品を撮っても韓国映画の本気度が伝わってくる。どこかの国のユルさ加減とは大違いだ。それにしてもソン・ガンホの狂いっぷりは見事で、彼独特の目の演技はここでも遺憾なく発揮されたと言える。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-15 01:04:41) (良:2票) |