卍(1964)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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卍(1964)

[マンジ]
1964年上映時間:89分
平均点:5.38 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
ドラマ同性愛もの小説の映画化
新規登録(2005-10-05)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2012-10-14)【イニシャルK】さん
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監督増村保造
キャスト若尾文子(女優)徳光光子
岸田今日子(女優)柿内園子
船越英二(男優)柿内考太郎
川津祐介(男優)綿貫栄次郎
村田扶実子(女優)梅子
山茶花究(男優)校長
三津田健(男優)先生
響令子(女優)春子
原作谷崎潤一郎「卍」
脚本新藤兼人
音楽山内正
撮影小林節雄
配給大映
美術下河原友雄
編集中静達治
録音須田武雄
照明泉正蔵
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1
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11.LGBTでない人が興味本位で作ったような作品。コメディかと勘違いするほどの可笑しさもあるけど、ラストはもう少し文学的にオチてほしかった。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-11-19 18:42:07)
10.原作未読なので本来どういう作品なのかがわかりませんが、関西弁でポンポン台詞が飛び出してくると滑稽さは伝わりますが、エロス性はないですね。愚かさというものちょっと違うし、アホラシイというか。美に耽溺する人間の性はわからないでもないですが、若尾文子に崇拝出きるほどの美や魅力も感じない。頭の悪い安っぽいホステスみたいだし。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-09-12 14:50:54)
9.2人のヒステリー女に見る側が延々とつき合わされている、という印象しか持ちませんでした。描写に背徳性もなければ耽美性もなく、台詞で説明しているとおりのことをただ実行しているだけです。
Oliasさん [DVD(邦画)] 3点(2014-01-02 01:14:57)
8.んで、ずっと話聞いてたおっさんは何やねん。
ケンジさん [DVD(邦画)] 6点(2012-10-23 19:34:30)
7.先に樋口可南子の卍を見ていたので、この映画を見るまではそれと同じようなイメージがあった。しかし結果としては雲泥の違いだった。こちらの方が断然良い。さすが増村保造監督による映画である。
若尾文子と岸田今日子の二大女優が何と言っても素晴らしく、迫真の演技だ。したがって映画にもエロティシズム以上に緊迫感があり、サスペンス風にも読み取れるくらいだ。同性愛と異性愛の両面からの愛憎劇(かけひき)となっている。
あとで原作の小説のあらすじを追うとこちらの映画の方が本物といえる。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-04 15:08:23)
6.倒錯的な愛を描いた谷崎潤一郎の同名小説の映画化。
人妻の回想という形でお話は展開し、何となく暗くて淫靡な雰囲気を漂わせているのだが、
ちょっとコメディっぽい部分があり、あまりエロティックという印象は受けなかった。
ストーリー自体もほとんどないに等しく、後半は何かバカバカしくなって思わず苦笑い。
岸田今日子は相変わらず不思議キャラで面白かったけど、見所は何と言っても若尾文子の美しさ。
自己中娘のキャラも彼女にはハマリ役。ただこの二人のラブシーン、
バストや腰のあたりのアップになると、なぜか顔の部分だけが不自然に画面から切れていて、
ひょっとして吹き替え? もしそうなら、もっと女優魂を見せて欲しかったな。-1点。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 3点(2011-07-31 03:10:43)
5.なんなんでしょうね、この映画。谷崎といえば「痴人の愛」しか読んだことはないのですが、まあ、谷崎だもんね、こんなの別になんてことないよね・・・、と思う半面、滑稽も度を過ぎると笑えない、というか。正直なところ、面白くないのです。一見、倒錯世界を描いてはいるんだけど、案外皆さん人としての感情レベルではマトモなんですよね~。嫉妬しちゃったりして。なので、どうも中途半端な感じで、冷めた目で見てしまいました。一昔前の宿便本で健康オタクオヤジのイメージしかなかった川津裕介が、この中では最もオカシナ人物である綿貫を演じていて、それが一番印象に残っています。
すねこすりさん [DVD(邦画)] 4点(2009-03-10 15:51:50)
4.『痴人の愛』もそうだが、谷崎色を増村の色に染め上げている。だから中途半端な関西弁もあまり気にならない。もともと増村映画のセリフはどれも大袈裟で説明口調で現実的ではないので、この作品に限って関西弁のニュアンスがおかしいと言うのはナンセンスということ。岸田今日子の説明も実際に説明しているシーンだから気にならない。ゆっくりとしたその語り口は増村映画のなかにあっては自然なほうだと思うし、なによりも不可解な男女関係を、そして妖艶な女を語るにはうってつけの不気味さを出していて良かったと思う。ただ、正直、ちょっと、ビジュアル的に、岸田今日子はないんじゃないかと。若尾文子演じる光子の本心が見えない展開は良かったがもちろん脚本が良かったのであって、若尾文子自身はいまいち存在感を発揮できていないように感じる。
R&Aさん [DVD(邦画)] 5点(2007-10-22 16:48:28)
3.相変わらず若尾文子の可愛いこと、可愛いこと。そんでもって可愛さの中にある(見える)子悪魔的な悪女ぶりに見ている私でさえも岸田今日子やその他の出演者、船越英二をはじめとする男達と同じ気持ちになってしまう。何とも言えない怪しい雰囲気、ゾクゾク感はこれこそ増村保造監督の持ち味であると思える半面、あまりにも説明ばかりの台詞に頼っているのが観ていて、気になって仕方がない。岸田今日子の語りについては言葉による説明ではなく、違う形でもっと役者の眼の動き、表情、演技だけで表現して欲しいと思わずにはいられない。
青観さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-03 22:29:16)
2.この手のジャンルはふだんあまり見ることないからか、なかなかインパクトのあって面白かった。若尾文子がとても美しくて魅力的。でも、何か物足りない気がする。増村保造監督と若尾文子のコンビ作を見るのはまだ二度目だけど、前回の「華岡青州の妻」のほうが良かった。(そういえば「華岡青州の妻」の脚本家もこれと同じ新藤兼人だ。)それにしても岸田今日子って昔からあんま変わらないなあ。
イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-29 11:09:13)
1.原作・谷崎潤一郎、監督・増村保造ということで、「痴人の愛」位パワフルな倒錯映画を期待しましたけど、これは勢い不足の印象。話が後半へ進むに連れて登場人物達の滑稽さは増していきますが、各キャラクターが今一つ弾けない。要所要所で挿入される岸田今日子の告白も、映画の流れをせき止めてる様に感じました(原作未読なんですが、これは誰に告白してるんでしょう?)。また、男も女も狂わせてしまう若尾文子の容姿は納得ですけど、「天然の悪女」振りの描写は弱い。おまけに背中のヌードまで吹替え。そんなことで、私的には少し残念な仕上がりでした、5点献上。
sayzinさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-04-25 00:03:16)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.38点
000.00%
100.00%
200.00%
3318.75%
4212.50%
5318.75%
6318.75%
7425.00%
816.25%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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