6.裏切られてははめられる絶望的な女の誠に気の毒な死刑囚の物語をスーザン・ヘイワードが見事に演じきった冤罪を扱った作品としては極めつけとも言えるロバート・ワイズ監督の極上映画。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-01-29 23:24:06) |
5.冤罪が怖いと言うより、その冤罪をもたらす「心証」の恐ろしさを感じた。バーバラ・グレアムは終始一貫「悪女」を気取って、その姿勢を崩さない(少なくとも前半は)。たぶん性格と、一般社会への反感と、「自分はやっていない」という自信から来ているのだと思いますが、それが全て裏目へ出て、取り返しのつかない結末へと至る。彼女の直情的で軽率な言動自体にも非がありますが、「いかにもやってそう」と「やっている」では天と地ほどの差がある。これは現在でも変わらぬ問題です。それにしてもロバート・ワイズって人は、色んなジャンルの作品を残してたんですね、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-11 00:01:28) |
4.見る時期が遅かったのかもしれないですが、ショッキングには感じられなかった。社会的なものとして見ても、あまり好きな内容ではありません。映画を見る時期は大切ですね。 【omut】さん 5点(2003-06-19 20:00:28) |
3.なんだかこの閉鎖感というか、やるせなさと言うか、そういうのが伝わってきますね。死刑執行の場ってある種独特な世界ですよね。一人の人間が死ぬことは確実に分かっていて、それを実行する人がいて、見物人は周知で見ている、、、そんな状況が許されるのは唯一死刑執行の場のみ、、、、。無実の彼女が死んだ時、見ているこっちも体の何かが死んだ気になる、、、、。そう、それがこの映画の言いたかったことなんだ、、、、。 【あろえりーな】さん 7点(2003-05-19 16:17:14) |
2.ヘイワードの迫真の演技が光る作品です。女優としては犯罪者を演じてオスカーを得た、数少ない作品の1つ。アル中演技(「明日泣く」「スマッシュ・アップ」「愚かなリ我が心」)の得意なヘイワードだけど、この映画は観ていて怖くなった。裁判の難しさを感じましたね。無罪を主張しながらも、最後は電気椅子へ・・・。悲惨です 【ノブ】さん 7点(2003-02-01 16:39:53) |
1. 本作で見事オスカー主演女優賞を獲得したスーザン・ヘイワードの「アタシにオスカーを頂戴~!」的な熱演をお楽しみ下さい。ロバート・ワイズ監督作品ですが、「サウンド・オブ・ミュージック」でファンになったビギナーの方にはチョット…エグ過ぎるので覚悟して御覧を。わぁ、無実の罪ってコワイなぁ~。 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-31 03:18:34) |