7.私が子供の心を忘れたのか、それともこの作品が幼稚過ぎるのか、どちらが正しいのか分からない。 とにかく別の世界に迷い込むという設定に最後まで馴染めず。 まあでも、多部ちゃんを見られたから良かったかな。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 4点(2020-09-20 01:18:09) |
6.この姉弟の会話や接し方などが妙にリアルで面白い。地味で金の全然かかってなさそうな映画ながら、サラリとしたタッチの世界観や演出と、多部ちゃんの妙な魅力に、すっかり入り込んでしまいました。ある意味意外なラストにも好感がもてました。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-21 01:30:06) |
5.不思議な映画。多部未華子目当てで見ました。これで終わり?っていうのもありましたがこれがある意味人生というものなのかも。 【ポドルスキ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-28 08:34:42) |
4.なかなか不思議ワールド全開の青春映画の良作だと思いました。多部さんって夜のピクニックもそうだったけど少女期特有の演技が良いですね。谷村美月か多部かってトコですね。最後どうなるのか展開が読めなかったけどまぁこれはこれで良かったのかしら?風呂敷広げるだけ広げて片付けはできなかったような・・・。どうせならハヤリの「夢落ち」の方が良かったかな。パンツが見えそうで見えない感じも良いですね。ってオッさんですか? 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-09-27 11:32:40) |
3.評価する内容が無い。 脈略の無いシチュエーションに、脈略の無い展開。 穿った見方をすれば抽象的に何かを表現しているのでしょうが・・・これじゃあね。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 0点(2007-08-07 21:50:30) |
【魚】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-20 03:33:57) |
1.生きていく事の不安や戸惑いといった思春期からやがて自立していく過程で誰しもが思い悩む時期を、二人の姉弟を通してひたすら爽やかに描き切った青春映画の好編。内容はミステリアスであるものの決してファンタジックではなく、ホラー的要素もがあるが、全体のトーンは大林宣彦作品的寓話に近い。従って「時をかける少女」あるいは「転校生」(本編中のセリフにも暗示されている)を意識しているのは明らかであり、基本的には「スタンド・バイ・ミー」の系譜を汲むものだと言える。人生とは過去に戻れないという事、大人になるという事は親に頼らずに生きていくという事を、一種の不条理劇のように姉弟のドラマとして描かれていくが、CG等に頼り切った今風の味付けなどには固執せず、あくまでもセリフと正攻法の演出で勝負してるのは好ましい。さらに、この時期に体験する最も不可思議な記号√(=ルート)を不条理の象徴としてタイトルにしている点には感心させられる。そして本作が何より魅力的なのは主人公を演じる二人のキャラクターである。姉を演じるは期待の新星・多部未華子。俗っぽさの欠片も感じさせず、理知的あるいは知性派とも違う、何処か遠くを、しかし確りとした眼差しで見つめる利発な少女といったイメージで、演技の未成熟な部分そのものすら魅力に変えてしまうという、顔の美醜や演技の上手下手などでは推し量れないサムシングが作用し、映画の中で紛れもなく存在し息づいていることを感じさせる点では抜きん出ている。そしてその彼女をも食いかねないのが弟役の岩田力クン。甘えん坊でイジメられっ子という、如何にもといった風体で彼女の弟であることを、身をもってモノノ見事に体現してくれている。公衆電話ボックスで背中向きに「お母さ~ん」と涙ながらに受話器を握り締めている姿などは、絶品だと言っていい。この大型新人は侮れない。過去の様々な映画のエッセンスを採り入れた青春映画だが、全編の大半が二人芝居で成り立っている映画でもあり、それだけでも立派に非凡な作品だと言えるのではないだろうか。希望を言えば、叔父さん役には大林さんに演じて欲しかったけど、あの高圧的で意地悪そうな役柄は、やっぱり崔さんかな? 【ドラえもん】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-06-11 18:32:46) (良:1票) |