35.タイトルは『ねじ式』だけど、見始めて気づくのは、コレ、つげ義春のマンガのいくつかを原作にした、オムニバスだったのね。まず最初、国子さんが出てきたもんで、ああこれは確か、「別離」だっけ。タイトルがなかなか思い出せなくって。 猫の足を瞼に乗せる話って、何だっけ? ともかく、最後にようやく、ねじ式。一番ぶっ飛んでる内容、のはず、なんですが、原作に妙に忠実なもんで、このパートが一番マトモでおとなしくて地味であるように思えてしまいました。 こんな「マジメ」で、本当によかったんだろうか。 冒頭とラストの謎の舞踏が、アブな過ぎ。映画本編が、このアブなさに負けた感あり。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-05-27 22:38:16) |
34.原作の漫画も読んだが、つげ義春の描く独特の世界はシュールでよくわからない。 アングラ演劇のような雰囲気で、寺山修司の舞台を思い出した。 明快なストーリーではなく夢の中のイメージのような感覚的作品は苦手。 ただ、なんだかわからないながらも不思議なパワーと生々しいエロスは感じる。 ストーリーは残らないが、断片的なイメージが頭の中に残る。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-08 00:38:14) |
33.よくわからん。良さも、意味も。オープンニングとエンディングは音量は小さめに!それ以外は主人公はぼそぼそしゃべるので音量は大きめに! 【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 2点(2010-12-22 23:19:04) |
32.オープニングとエンディングが気持ち悪すぎです。つぐみは可愛かった。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 1点(2009-06-04 22:48:04) |
31.つげ義春原作の漫画を元にして撮られた作品。この作品をきっかけに、初めてつげ義春という偉大な人を知った。はっきり言って、よく分からない内容の作品なのだが、独特の“シュールな世界”は魅力的。ただ、オープニングとエンディングの、わけの分からんダンスシーンはいらん。気色悪いし、そもそも本編との関連性が感じられない。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-09-04 09:34:14) |
30.グロテスクすぎて、普通の感覚でみれていない。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 4点(2007-07-23 19:13:31) |
29.後半の摩訶不思議感が好きです。中盤は「え?何コレ?どうなってんの?」と思ったけど。これは主人公の漫画家の妄想ってことでいいのかね?前半の女房の「あなたが私のことをちゃんと引き止めていてくれないから・・・」というセリフも「ねじ式」というタイトルと繋がっているのかね?私の考えすぎなのかね? 【ゆうろう】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-13 20:56:38) |
28.序盤はメチャメチャハマったんですけどねェ、だいたい”もっきり屋”の話あたりまでは。しかし、その後がどうもついて行けないというか・・・ダメなんですよね、良くわからなくて。ただ、浅野忠信は良かったなァ、と。なんというか変な存在感があって。 ボソボソ喋らせたら彼の右に出る俳優はいないですね。 【カズゥー柔術】さん 6点(2005-01-31 01:59:29) |
27.自分が高一の時、初恋をして大好きだった女の子がいました。大学に入って、ある日、一つの小包みが届きました。それには、つげ義春の「ねじ式」「赤い花」などが入ってました。その女の子からでした。そして同封の手紙には、”今自分は一人旅をしていて、つげの漫画に出てきそうな今にも壊れそうな民宿の一室でこの手紙を書いています・・・等々書いていました。あれから、もう十余年・・・未だに、なぜ私につげ漫画を送ってきたのか、その子は何故そんな旅をしていたのか、わからないままです。そんな遠い日の幻のような、不思議で甘酸っぱい思いを、この作品を見て思い出します。今、彼女は何をしてるんでしょうか。会いたいですね。 |
26.導入部分は良くも悪くも石井節フルパワーで無意味。 前半部分のダメ男の遍歴はすばらしい。不思議と素直に受け入れられる話だったので「俺もダメ人間になったのかなあ」としんみり。石井監督の過剰なエロさがうまくこなれていて、つげ作品の雰囲気ともうまくかみ合い、独自の境地を切り開いていたと思います。 終盤(左腕の血管が切れてから)はちょっと不満が残ります。つげ作品の中ではかなりハリウッド的(?)な物語が下敷きなので、本来映画向きの話なのかもしれませんが、それまで作り上げてきた映像の雰囲気からは若干飛躍があると感じました。 全体的に見て、石井監督のエロで飾られた暴力的な表現衝動と、つげ義春の大脳旧皮質的視点で描かれた日常とが融和した、非常にユニークな作品だと思います。 【ねこ住職】さん 8点(2004-08-16 02:53:59) |
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25.雰囲気はあったのかもしれないけど、エロいし最後は吐きそうになった。観終わってしばらく浅野が大嫌いになった。 |
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23.エッチすぎて理性的に鑑賞しにくかったけど、不思議な人たちや町並みは達観します。でもやっぱりえろい! |
22.やけにはまりました。原作とどうこうではなくおもしろかったです。ツベの丁寧な言葉使いが良いです。こうゆう雰囲気の好きです。 |
21.オープニングとエンディングの舞踏は自分の感じるつげワールドとはちょっとかけ離れていて、怖かったです。本編のほうはというと、自分はそれほどつげ義春について詳しいわけでもないので、素直に楽しませてもらいました。「真実」を直視すると、こういうものが浮かびあがってくるとか、と。商業映画は普通切り捨てますからね。後半はねじ式の名場面に大笑い。注文があるとすれば、機関車はもっと豪快に乗り入れて欲しかったのと、「達者でナァ」は金太郎に語らせて欲しかった・・・。 【神谷玄次郎】さん 5点(2003-12-27 01:55:20) |
20.原作のつげ義春の漫画世界はその特異なキャラクターデザインによりさらにシュールそのものなのだけれど、そのシュールさを部分的ではあるが見事に映像化していると思う。正直に言えば、映画としては面白いなんて言えないのだけれど、その「異世界」には否が応にも頭が侵食される。そういう意味では、つげ義春と石井輝男の世界観が合致した見事な映画化であると思うのです。 【鉄腕麗人】さん 8点(2003-12-16 19:23:15) |
19.つげ義春の漫画を読んでいたのでちょっとがっかり。色々な話が詰まり過ぎててあまりにまとまりがない気がする。(つげ作品は短く訳がわからないのでしょうがないと言えばしょうがないのですが。)杉作J太郎は適役ですね。 【バチケン】さん 4点(2003-12-13 05:05:25) |
18.浅野は姿的に間違ってるけど雰囲気的にはかなりあってる。 しかしそれ以上に気になったのがTUGUMIという女の子。 しゃべりかたに惚れましたw 【とま】さん 7点(2003-12-05 20:00:05) |
17.つげ義春モノを映画化するのは難しいと思うが、浅野忠信って配役は絶妙だと思う(顔が)。 |
16.タイトルは「ねじ式」でラストは原作の「ねじ式」そのままなんだけど、全編通して観るとつげ義春のいろいろな作品をそのまま混ぜ合わせているのでストーリーはもうめちゃくちゃになっている。でもその混沌とした感じがつげ義春ワールドをうまく表現する結果につながっていてとても良い。つげ義春の漫画を読んでそのあまりにシュールな世界観に魅了された人は、この映画はハマるはず。原作に登場するキャラクターとは見た目が全然違うんだけど、浅野忠信はこの映画の世界観に見事にハマっていた。 【スマイル・ペコ】さん 9点(2003-06-05 15:49:30) |