2.小泉今日子の魅力が最も出ている作品を、各年代で挙げるとしたら、
10代の代表作が「生徒諸君!」。
20代が「怪盗ルビー」。
30代が「風花」。
そして、現時点で40代の代表作は、この「てれすこ」で決まりです。
渚のハイカラ人魚で、彼女自身が「女の子って少しダメなほうがいいの~♪」と歌っていますが、小泉今日子の魅力は、そういうキャラを演じたときに最大限に発揮されます。
また、アイドルから脱皮しつつ、そういうイメージ(実は彼女本来の部分では?)も少しずつ出していくことで、女優小泉今日子が開眼して来たのだと思います。
そういった観点から、彼女の素の魅力はこの作品が一番よく出ていると感じました。
また、彼女の主演する映画は脇を固める俳優さんたちが豪華ですが、この作品も例外ではなく、ストーリーはもちろんのこと、そういった面でも安心して見ることが出来ます。
ファンとしては10点ですが、ここは冷静に7点にしたいと思います。
あ、小泉今日子好きの、小泉今日子論になってしまいました・・・。