21.この頃のレッドフォードは本当にカッコいい。レッドフォードだけでなく、この映画も本当にカッコいい。 レッドフォード演じる男のせいで事件に巻き込まれてしまう女、フェイ・ダナウェイ。しかし惚れてしまう。 普通そうなるか?とも思うけど、そうなっても仕方が無いと思わせるレッドフォードのカッコよさ。 しかしその上を行く存在感を見せる、マックス・フォン・シドーの名演を堪能できる作品でもあります。 誰も信じられない、誰も頼れない。レッドフォード演じる組織の末端の男のたった1人の戦いが際立ちます。 そこに登場する1人の女。この頃のこんなサスペンスにフェイ・ダナウェイがよく似合います。 「その新聞が出ると思うのか・・・?」「必ず出るさ」何とも言えない余韻を残すラストもバッチリ決まっています。 ちなみに、レッドフォードがこの翌年に出た作品は「大統領の陰謀」。この流れも、何かいい。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-14 21:28:14) |
20.容赦ない惨劇からスタートして、なかなか期待させてくれました。しかし、その後の展開はグズグズ。チマチマしたやりとりや工作が続き、結局冒頭の惨劇の背景が何だったのかさえ、よくわからなくなります。いきなりアラブがどうの石油がこうのと言われても、取って付けた感が否めません。 だいたいこの時期に作られた作品で、似たようなものをいくつも見た気がします。流行っていたんでしょうか。 それよりも気になったことが2つ。その1、しばしば映しだされるWTCビルが、今から見ると痛々しい。その2、ストックホルム症候群にもほどがある。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-02 03:54:50) |
19.日曜洋画劇場で観て以来だからずいぶん久しぶりですが、やっぱり面白いですね~。地味ですけど。 アメリカ文学史協会なる、何の変哲もない組織が、ある日、謎の男たちに襲撃され、職員は片っ端から殺されちゃう。消音機がつけられた銃での、寡黙なまでの殺戮。淡々と響くのはタイプの印字の音。そんな中、生き残ったのは、その時たまたま外出していたロバート・レッドフォードただ一人。実はアメリカ文学史協会は、CIAの下部組織で、レッドフォードもCIA職員のひとり。コードネームは「コンドル」。こんな冴えないヤツにまでコードネームを与えているとは、CIAもヒマなのかどうなのか。 などと言っている場合ではないレッドフォード。CIAに連絡をとり保護を求めるが、どうやら黒幕はCIA内部にいるらしい。という訳で、レッドフォードの孤独な闘いが始まるのですが。 レッドフォードが「本の虫」というくらいに活字マニア、という風に全然見えないのが、何ともかんとも言い難いのですが、一応、オタク眼鏡をかけてそれっぽく役作り。何で彼の命が狙われているのか、とか、終盤における黒幕を突き止めていく手口とか(全編にわたって、電話が印象的に用いられています)、この辺りはまあ正直、いかにも「それっぽい」だけで十分面白くて、実は色々とアラがありそうな気もするけれど、どうでもよくって。あまり背景のはっきりしない主人公の生き延びようとする姿に、都市生活の孤独なんかが反映されていて、さらにフェイ・ダナウェイの影の薄い感じが、その孤独感を強めていたりして。敵方のマックス・フォン・シドーまで孤独感に貢献する。サスペンス作品ながら、イヤでもシンミリしちゃうではないですか。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-08-10 19:37:29) (良:1票) |
18.いつの間にか組織に命を狙われるというありがちな内容です。 【noji】さん [地上波(吹替)] 4点(2010-09-20 23:22:12) |
17.初めて観たときのことをよく覚えている。小学生のときで土曜日の午後。学校から帰るとテレビで吉本新喜劇を見ながら土曜日の昼ご飯定番のお好み焼きかたこ焼きか焼きそばか焼き飯が出来るのを待つ。食べ終わったら即外に遊びにゆく。ただ、この日はグダグダとしてるうちにテレビで映画をやりはじめた。それが『コンドル』。すでに『明日に向かって撃て!』でレッドフォードのファンだったのもあってついつい見始めてしまったのだが、すぐに遊びに行くつもりでテレビの前で座らずに見ていた。遊びに行きたいけどテレビから目が離せないというジレンマ。結局最後まで立ったまま見終えた。サスペンスへの目覚めだったのかも。後々に見直したときに、あぁ、そういうことだったのか!と主人公の狙われる理由に納得したものだったが、はっきり言ってそんなのどうでもいいってくらいにドキドキさせてくれる。サスペンスでそこをないがしろにしたって面白いと思えるのは、たんに私にとっての特別な映画だというだけのことなのだろうか。ちょっとした小物の使い方とか冬の乾いた空気と濡れた路面のコントラストとか事務所襲撃シーンに代表される音の使い方とか魅力的な演出も多いんだけど、この作品の最大の魅力は、いかにも70年代らしいかもしれないけど俳優の魅力を最大限に見せているということだと思う。中でもマックス・フォン・シドーはやばいくらいの当たり役。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-04 14:36:50) |
16.レッドフォードはカッコ良いけど、狙われる理由が少し判り辛かった。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2008-04-19 09:04:16) |
15.1975年ですので、ロバート・レッドフォードさんのカッコいいこと。 そしてオープニングからの展開の速さがなかなか良いです。 ありそうなお話しなのだけれど、見せ方語り方、そしてフォン・シドーさんたち出演者の魅力もあり、とても楽しかったです。 デイブ・グルーシンさんの音楽もgood。 お時間がある時にどうでしょうか?とオススメ出来る作品。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-01-14 14:53:55) |
【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-03-26 14:41:11) |
13.スパイ映画というのは、どうしてこうも一度鑑賞しただけでは内容が把握できない作りになっているのでしょうか。これは受け手の問題ではなく、ちゃんと情報を整理して脚本を作っていないということでは? まあ、この作品に関してはそれなりに解りやすさはありました。 【K】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-04-04 15:53:17) |
12.渋くて何回も観たくなります。もう一回観て内容をちゃんと把握しよう。 【ケンジ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-01-22 12:14:32) |
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11.映画館で見たのは中学の時でした。本当は一緒に上映されていたアラン・ドロンの「フリック・ストーリー」が目当てだったのですけどね。脇の人物がぜーんぜん覚えられなくて、誰がどういう人なのかさっぱりわからなかったです。それでもいろんな場面を今でも覚えているということはけっこう集中して見てたんだと思う。マックス・フォン・シドーはかっこよかった。特にラストはクールでした。久しぶりに見て発見!ロバート・レッドフォードって当時からずーっと髪型変わってないのね。 【envy】さん 6点(2004-09-09 00:22:14) |
10.レッドフォードかっこい~。ある日突然陰謀に巻き込まれるかー。今ではほっとんどこういう系の映画ってないよね。結構テンポのいい進み具合で楽しめました。マックス・フォン・シドーもいいキャラで印象に残っちゃいます。ラストの後のレッドフォードがどうなったか一番知りたいよ~。 |
9.若きレッドフォード、CIA絡みの話。ラストもなかなか!話のテンポも良く飽きが来ない… |
8.ストーリーも俳優もすべて良かった。特に私はレッドフォードのファンなので大満足だった。何気ない日だと思っていても、何があるかわからないなぁとこの映画を観ていて思った。 【べんちゃんず】さん 8点(2003-11-13 12:14:50) |
7.CIAって1日中雑誌読んでいられるのかと最初思ってうらまやしかったです。現代物のレッドフォードはいつもレッドフォードで、なんだかな~。フェイ・ダナウェイはどこか不思議な女優ですね。 【omut】さん 5点(2003-07-08 13:48:21) |
6.レッドフォード、よかったです。昼飯から帰ってきたらみんなが死んでる、なんてこわすぎる。その後の逃走劇もひたすら、というかんじがあって感情移入できました。今もう一度観たらどうかんじるのか、すこし興味がありますけど。 【みんみん】さん 9点(2003-04-01 14:43:29) |
5. 何と言ってもマックス・フォン・シドー演じる静かな殺し屋の迫力が本作の価値をグンと高めている。冒頭の殺戮シーンの凄まじさも彼の存在感あればこそ!!ただ、CIA内部の関係がサッパリ分からないのでレッドフォード扮する主人公以上に観ているこちらの方が途方に暮れてしまうのが難といえば難。分かり易いCIA人物関係図とかで説明して欲しかったぞ。あと、個人的にフェイ・ダナウェイは全然イイ女とは思えないので、あんな足手まといを連れて行動する主人公の気が知れないとも思ってしまったし…。ナルホド言われてみれば、確かにCIAでホンの下っ端にしては主人公が敵の追撃を巧みにかわし過ぎる気はしたっけ。まぁ、最初にも言った通り、マックス・フォン・シドーの渋い殺し屋に尽きる本作に…7点。70年代作品にしては決して後味は悪くないしネ。 【へちょちょ】さん 7点(2003-03-01 00:42:36) |
4.この映画のテーマ曲、フュージョンの原点だなんていわれてるらしいです。ラスト近くのフェイ・ダナウェイとレッドフォードのくだり。「あなたには幾つも素敵な点があるわ」「たとえば?」「目が素敵。・・・逃げないし、嘘を吐かない目だわ」映画ゼリフがびしっと決まってますね。殺し屋の「イデオロギーに左右されない気楽な仕事だ」ってセリフも結構考えさせられますね。この映画が魅力的なのは、あくまでファンタジーとしての政治劇だというところでしょうね。陰謀物としてはかなり秀作だと思うのですが、「カブリコン1」ほど有名じゃない。まあ、そういうこの映画のポジションがまたかっこいいとも思うんですが。 【1984】さん 8点(2002-11-01 17:25:42) |
3.今じゃネットで求人広告までしちゃうC.I.Aだけど当時の情報機関のもつ意味合いを考えさせられる映画でした。アメリカって大人の国なんだなぁっておもってました。今は全然ちがうけど・・。R・レッドフォードの映画って服装やライフスタイルにも注目してみています。 【潤平】さん 10点(2002-03-09 01:22:17) |
2.CIAの陰謀を偶然暴いてしまった事により命を狙われるというパターンだが狙われる側もCIAの人間というのが興味深い。とはいえ、狙われる主人公はただの文官なのに逃走・逆襲がうまく行き過ぎではする。ラストでの殺し屋との淡々とした会話が印象的。 【BOBA】さん 6点(2001-04-11 19:43:59) |