36.ニュースで伝えられていたことと伝えられていなかったことが上手くミックスされて、知ってるけど知らない興味深いストーリーになってました。 アメリカはもっと無茶するイメージだったけど、終盤はじれったいくらいに慎重で緊張感がありました。 面白いという方向性の作品ではないけど、歴史的な出来事の詳細を知ることが出来て有意義でした。 【もとや】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-04-01 18:06:42) (良:1票) |
35.面白い。 映画のキモの一つは、やはり主人公マヤのキャラクターであろう。 と言っても、彼女の素性やバックボーンはほとんど作中に描かれない。唯一わかるのは、あるシーンでちらっと映る彼女のモニタの背景画像から、どうも子供がいるっぽい、ということくらいだ。なぜビンラディンをそこまで憎むのか(通常のアメリカ人なら当然の感情ではあるとは思うが)、どういった政治信条があるのかも不明。 しかし、そういったキャラクター性は一切削ぎ落とし、ただただ彼女の執念にのみ焦点を当てることで、ストーリーを濃密なものにしている。 彼女の何者も恐れず強気に行動する様は見ていてとても惚れ惚れする。 筋骨隆々の海兵隊に平然と無理難題を押し付けたり、自分の直属の上司どころか、そのはるか上の役職にまで食って掛かる様は、しびれるものがある。 彼女のキャラクターが深く描かれていない故に、ラストシーンで彼女が涙するのも、単純に思いを成し遂げて感極まったからではなく、何か別の意味があるのではないか?と思わせる。 実際にあったできごとを、フィクションを交えつつうまくサスペンスに仕立て上げているのも見事。 良い映画だった。 【椎名みかん】さん [インターネット(吹替)] 9点(2021-04-13 06:38:37) |
34.緊迫感のある映画。カメラワークも好みです。ずいぶん強引な印象のアメリカも、実行までに相当時間をかけるなど内部では慎重な面もあるんだな。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-29 00:28:10) |
33. ドラマ的な演出を排し、優れた「再現ドキュメント」に徹した映画。そのためプラスアルファ(メッセージなり喜怒哀楽や葛藤等の“人間”を描く)が乏しい。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-08 15:47:56) |
32.丁寧によく作られた作品という印象は強い。 ドキュメンタリーのようだが、映画としてのクオリティーをきちんと保っている。それでも、長いな。飽きるわけではないが。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-07 11:12:09) |
31.2時間半もかけて、段階を追って整理して成り行きを見せてくれるもんで、ふーんなるほど、とは思うのですが・・・ 友人をテロで失ったとか、自分もテロリストに命を狙われてるとか、何もできないまま時間ばかりが経っていってしまうとか、そういう「事情」がただ並べられている感じ。そこから湧き上がってくる感情を映画の中にどう織り込むか、という点では、やけに直線的、やけに淡泊です。事実というものに敬意を表して、作為を感じさせないように抑えているのかも知れませんが、「事実っぽさ」最優先のあまりに、クライマックスの襲撃の場面が「ホントっぽいけど何やってるかわからん」となってしまうんだったら。 忠臣蔵映画の討ち入りシーンの方が、いいよなあ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-01 13:50:00) (良:1票) |
30.事実であれフィクションであれ、 えぐいな( ´ー`) そしてそこで心を壊し始めながらも、 人を招き入れたら、大切な人へ危害を加えられる。 そこで狂人のごとく、復讐を(国家的にではなく個人的に)誓うのが、 実にフィクションのようであるが、 恐ろしさが現実的である。 終始、真の笑顔がなく、 戦争のむごさを知るのに十分な作品。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-16 21:18:24) |
29.なんだかすっきりしない。結末はわかっていたが、本当に気分が悪い。そりゃそうだよな。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-15 22:48:54) |
28.全体的にリアルで重厚な作りは素晴らしく、最初っから一気に映画に引き込まれます。しかし全体を見たときに無駄に長いし重い題材なだけにちと疲労感も多めに残りました。 ぶっちゃけ最初のシーンと中盤自爆テロのシーン、ラストのビンラディンのシーンを中心に1時間半くらいにまとめてくれたらもっと良かったのにと思います。エンタメとしての映画というよりか、どちらかといえばドキュメンタリー風です。鑑賞者がどちらが好みかで評価が分かれそうですね。映画の完成度は高いし題材もシリアスなのになんか点数が伸び悩みました。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-04-08 10:34:55) (良:1票) |
27.CIAの女性分析官マヤを主人公にした、9.11同時多発テロからビン・ラディン殺害までの10年間。 この間、アメリカにとっては公表されると都合の悪いことも色々あったのだろうと思いますが、 前半の拷問のシーンなど、アメリカ、CIAにとって都合の悪い部分も執拗に描かれています。 この10年間の長さを感じる2時間半を超える作品ですが、タイトルをつけて局面ごとに章立てすることにより それぞれの局面ごとの緊張感があり、作品にうまくメリハリをつけています。 マヤの友人の分析官がテロで命を落として以降は、その報復、彼女の弔い合戦の様相を呈する。 ネイビーシールズの精鋭部隊がビン・ラディンの隠れ家に突入し、作戦は成功する。 しかし迎えの専用機に乗り込み、「どこへ行く?」と聞かれても何も答えられない虚ろな表情のマヤ。 アメリカ万歳どころではない。作戦は成功しましたが、その作戦成功の後味は極めて悪い。 結局は報復がさらに新たな報復の連鎖を生みだす。 その虚しさしか感じられないラストにキャスリン・ビグローが本作に込めた思いを見たような気がします。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-26 21:09:37) (良:1票) |
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26.登場人物のヒゲ率、高すぎだろ!! ひげのおかげで誰が誰かわかりません。 まぁそれはさておくとして、こういう実話物の場合、ストーリーの結末についてはそもそも誰でも知ってます。 相当な情弱でもなければオサマビンラディンの最後についてはざっくりくらいは知ってるわけで、ある意味最初からストーリーはネタバレしているわけです。これは映画として相当なハンデです。 しかも実話だけに映画的な脚色もしづらいという面もあります。うかつな事をすると訴訟問題とかになっちゃいますから。 逆に言えば、ストーリーの背景説明をある程度端折れるというメリットもありますし、実話ならではの緊迫感もあるわけですが(フィクションは所詮作り物だから…と考える人は一定数います)そのメリットとデメリットの狭間で難しいカジ取りを要求される、実話物ってけっこうむつかしいジャンルの映画だと思うのです。 さて、近年造られた「実話テロ物映画」というと「アルゴ」が有名ですが、個人的には「アルゴ」はイマイチでなんか退屈な映画でした。 しかし一方、こちらの「ゼロダークサーティ」は、終始映画に引き込まれ、最近にしては長尺な157分を最後まで飽きずに観る事ができたのです。 その理由を分析的に考えてみたのですが、まったくわかりません。 単なる個人の感覚的なもので「アルゴ」はなんかつまんなくて「ゼロダークサーティ」は面白かった。 まぁ映画なんてそれでもいいのかな、と思います。 【あばれて万歳】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-11-28 19:46:27) |
25.ハートロッカーの監督と聞いて納得。 あれのCIAバージョンと思っていいですね。 ハートロッカーが苦手ならばこの映画も同じ結果になると思います。 あまり人物を追うと疲れるタイプの作品なので、深く追わずリラックスして見ました。 ハートロッカーのように退屈な時間が長めですが、眠くなるとドカーンとなるのでいけました。 ビンラディン殺害に至る場面はリアリティがあり、そこだけは必見レベルでしょう。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-10-15 20:08:20) |
24.前半、テロ組織の実体があまりにもなさすぎて、しかも探しているのは、ビンラディンその者ではなく、いるかいないかもわかからない連絡員の男であり、これが途方もなく無謀に思えて、退屈で、正直、寝そうになった。ところが、後半、テロ組織がCIAの職員を暗殺しかけてくるところから、一挙にドラマが緊迫し、おもしろくなった。やはりテロ組織への距離は近づきつつあり、点が線となり、スパイ戦の攻防がよーやく見えてきたから。そこからビンラディンへの暗殺までは映画の世界にどっぶりはまってしまった。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-08 01:41:37) |
23.ラディンを追い詰めた裏のドラマはこんなにも障害や犠牲を生んだのか。とにかくマヤの執念につきる。強い女性は魅力的だった。時間はちょっと長くてだれたかな。 |
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21.なんだか序盤はB級映画っぽい感じがしましたね。結末までの大まかな流れは知っているので先が見えてる分あんまり緊張感が感じれず上映時間が長く感じてしまいました。あと30分は削っても全然問題なかったかなと思います。とくにインパクトがあるわけでもないので、これはドキュメンタリー的なもので見た方が面白いのかなと思います。 【映画大好きっ子】さん [DVD(吹替)] 5点(2014-05-01 10:30:29) (良:1票) |
20.2014.03/29 鑑賞。全てが“強い”と感じた。強い女性、強い意思、強い精神、強い復讐心、強い競争心・・。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-07 22:29:25) |
19.当たり前だけど、やっぱりアメリカの映画なんで、アメリカの立場でしかいろんなものが描けてないわけです。拷問や勝手に人の国に行って鉄砲ぶっ放すのもすべて仕方がないことになっていて、そこら辺のいいわけめいた描写が、純粋に映画として楽しめない原因となってしまうわけです。911ものって、どんなスタンスで見ればいいのか困っちゃいます。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-03-16 22:48:28) |
18.おもしろいんだけど、淡々とし過ぎ。真実が知りたかったらドキュメンタリーを見るからさ、ドラマチックな方がうれしいな。 【センブリーヌ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-09 18:50:30) |
【すたーちゃいるど】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-29 17:15:58) |