14.過去の回想場面が長すぎるし、面白くなかった。はげネタのところは良かったです。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-09-16 12:35:15) |
13.赤木春江の表情、特に過去と現実が切り替わる際の眼の演技が素晴らしかった。老人にも様々な出来事があって、自分の人生を生きてきて今に至っているという、当たり前のことをよく描いている。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-03-26 08:24:42) |
12.えっ?この作品がこの年の一番の邦画なの?森崎東監督の作品の中でも一番評価されている映画らしいけど本当にこれが森崎東監督の最高の作品なのかな?良い映画かもしれない。言いたい事、伝えたい事もよく解る。でも森崎東監督じゃなければならないのかな?という意味でこの点数が限度です。認知症、介護の世界の描き方、人間ドラマとしてもよく出来ているとは思うけど森崎東監督というと寅さんをはじめとするパワフルな喜劇を幾つも書いてる脚本家だ!そんなパワフルな面白さがこの作品には感じる事ができません。こうした難しいテーマを題材として扱えば普段は辛口な評論家達にも評価してもらえるかもしれない。それでも森崎東作品にしかない毒のある笑いで楽しめる作品が観たい。どうせなら元気な頃の渥美清主演、認知症の母をミヤコ蝶々で見たい気がする。主人公の母がお世話になる施設の名前がさくら館というのもどうしても寅さんを思えてしまいます。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-01-21 19:21:48) (良:1票)(笑:1票) |
11.笑いあり涙ありの良作。最後には赤木春江演じるお婆ちゃんが可愛らしく感じました。 私事ですが、最近自分が「他者に不寛容な人間」であると感じることが多い。そんな時分に見たので、いろいろと考えさせられました。 誰もが自分の歴史を持っている。良いことも嫌なこと辛いこともあっただろう。それを経て人は年老いて存する。そして人生の終盤になっても、表面的にはどう振る舞おうと、色々なことを感じている。それを少しだけでも気に掛けることで、少しだけでも寛容になれる優しくなれる気がした。 印象に残るのが分かりやすい感情移入しやすい回想シーン。使い方が巧みでした。 【さわき】さん [地上波(邦画)] 8点(2017-01-18 00:09:45) |
10.現実にはもっと大変なのかも知れないけど、コメディタッチの演出で深刻になり過ぎず、バランスの良い作品に仕上がってると思います。 号泣するほどのことはなかったけど、じわじわ心に染み入るような良作でした。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-05-04 17:58:17) |
9.認知症の母親とその息子の生活を、ユーモアを交えながらヒューマンタッチで描く。 ペコロス?ミニ玉ねぎにそんなのがあったな。息子のハゲ頭は“ミニ”ではないけどね。 冒頭のアニメシーンは温かみのある描写で、ほのぼのとした気分になる。 認知症といっても程度の差があり、さまざまな描き方があるだろう。本作は深刻過ぎず暖かい視線で前向きにとらえる姿勢、これはこれで良いと思う。介護生活でもエロ本読んでる現実感。それでも介護の苦労は十分伝わってくる。赤木春恵は程よい演技で好感が持てる。特に施設入所日、帰る息子に手を振るシ-ンは味わいがあった。竹中直人が登場すると先の展開を多少読めてしまうのが弱点かな。 戦争や原爆投下が母親の人生に影を落とす。妹を失ったり神経症の夫に苦労したり、多くの苦難の中でも希望を持って生きることの大切さが感じられる。ランタンフェスティバルの光景は躍動感があふれているが、いきなりソニー生命のネオン大写しには興ざめだ。出資者に対する配慮にしては目立ちすぎ。 ラスト、既に亡くなった人たちと橋の上での記念撮影等、メルヘンの要素もあり心地よい後味だ。 もし自分が認知症で施設に入ったら、穂積隆信演じる老人みたいに“選んで”ハラスメントをしそうな気がして、ちょっと恐いような・・・。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-04-10 15:28:05) |
8.いい話だとは思う。音楽や風景も優しい。でも、どうしても主人公に気持ちが乗らない。 そしてこの世界観にも自分にはまだ微妙なズレがある。違うタイミングで観たらもっと入り込めるのかもしれないけど。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-03-17 00:11:41) |
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7.退屈だった。 テレビドラマのような感じ。 味付けに竹中直人を加える手法はいい加減やめてほしい。 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-12-23 11:33:37) (良:1票) |
6.竹中直人が他人のハゲばかり見ているのが面白かった。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-18 21:54:22) |
5.映画も凄く良い雰囲気だったのですが、原作の方が泣けたのでこの点にしておきます。しかし赤木春恵さんには個人的に今年度最優秀主演女優賞授与させて欲しいです。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-01 17:54:04) |
4.凄く心温まる映画でした。岩松了をはじめとするキャストの演技も素晴らしい。短い出演シーンながら強烈な存在感を放つ加瀬亮もはまり役。竹中直人は存在自体がネタだが、面白いので良い。 ただ、ストーリー的にはよくある感動ものの枠を出てない感じ。良く言えば手堅く王道のストーリーが展開される。私にとっては実体験も無いし全く未知の世界の話である為入りずらかったのかもしれない。こういうファンタジーもあるんだなという視点で観てました。もっと歳を重ねてから観たら全然違う点数を点けるかもしれない。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-12 14:39:36) (良:1票) |
3.原作者の実体験がベースになっているからなのか、それぞれのエピソードにも違和感なく共感できました。最近は認知症への対処法もかなり進んできて、MRI等による早期発見と服薬による早期治療が進行の抑止にかなりの効果が上げられるそうですが、それと同時に認知症の方への周囲の人の接し方でその症状に大きな差異が見られるそうです。重く暗くなりがちな身近な問題をユーモアと優しさをまじえて描写したとてもいい映画だと思います。 【ProPace】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-08-20 22:17:37) |
2.メインキャストの背後に印象的に配置された長崎の坂道。 その坂道を、夏服の女学生たちが、ベビーカーを押す主婦が、 下校途中の小学生たちが行き来している。そうした俳優の街への溶け込み方がいい。 そのベビーカーの親子はラストの坂道での交流に重なり、 女学生はコーラスの生徒たちのイメージと重なる。 空を舞う鳶や、水平線を見る背中や、バックミラーとの切り返しといった 類似・相似ショットのさりげない反復。 登場人物たちの対話における同一フレーズ・仕草の反復・変奏。 それらの繰り返しが、個々のシーンや端役まで含めたキャラクターのイメージを より印象深いものにしていく。 黄色いランタン祭りの中を彷徨う赤木春恵と、花街を彷徨う原田貴和子の重なり合い。 現在と過去、幾度も登場した個々の写真のイメージがクライマックスで 鮮やかに集約する。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-24 01:15:34) |
1.先行上映にて鑑賞。長崎出身の原作者、長崎出身の監督、長崎出身のキャストによる長崎を舞台にした映画。認知症の年老いた母とペコロス(小タマネギ)のニックネームを持つ息子が主人公の物語。岩松了のハゲっぷりと赤木春恵のポケっぷりがたまらなく良い。笑いと涙のなかに喜劇を得意とする森崎東監督らしいユーモア溢れる映画となっている。ふんだんに長崎弁が使われているために若干抵抗のある人も出てくるかもしれないが、それが長崎から全国へ向けたメッセージとなっている。「ぼけるって悪いことばかりじゃない」と。 ところで婆ちゃん役の赤木春恵さんを見るのは久々だったが、かつては武田鉄矢主演の金八先生の学校の女校長先生として活躍していたっけ。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-12 15:27:00) |