2.中学生時代、この暴走族姿の皮ジャンのマーロン・ブランドの写真を見てなんとも格好いいと思い、惚れました!勿論、リアルタイム世代じゃないんですが、その写真からムンムンする男の色気みたいな物が感じられたんですね。その後、映画もワクワクしながら見ましたが、さすがに公開当時は上映禁止になったという迫力は感じなかったにしろ、こういう暴走族映画の元祖みたいな映画に出たブランドのカリスマ性には感嘆しました。バイクに乗った若者達が、ズラーッと並んで走ってくる光景は圧巻!ストーリーらしいストーリーはないんですが、やっぱり総ての若者映画の原点がここにあるという迫力は、白黒の画像からも見事醸し出されています。マーロン・ブランドが怒れる若者の頂点に立ってたのも頷けます。現在は、少々体重増加の伝説的名優にも、こんな時代があったんだと確認出来るだけでも嬉しい、ぜひ見ていただきたい青春映画です。