欲望の翼のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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欲望の翼

[ヨクボウノツバサ]
Days Of Being Wild
(阿飛正傳)
1990年上映時間:97分
平均点:6.90 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(1992-03-28)
ドラマラブストーリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-31)【Olias】さん
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監督ウォン・カーウァイ
演出トン・ワイアクション監督
キャストレスリー・チャン(男優)ヨディ
カリーナ・ラウ(女優)ミミ(ルル)
マギー・チャン(女優)スー・リーチェン
アンディ・ラウ(男優)タイド
ジャッキー・チュン(男優)サブ
トニー・レオン(男優)スマーク(ノンクレジット)
レベッカ・パン(女優)
脚本ウォン・カーウァイ
主題歌アニタ・ムイ
撮影クリストファー・ドイル
製作アラン・タン
配給プレノン・アッシュ
美術ウィリアム・チャン
編集パトリック・タム〔監督〕
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12
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21.レスリー・チャンが危うく、罪深い。
この俳優が自ら命を絶ってから10年が過ぎ、初めて観たこの映画で彼が演じた“ヨディ”という男と、彼自身に対して、まったく同じようにそう思う。

ウォン・カーウァイ×レスリー・チャンの組み合わせ思い出されるのは、やはり「ブエノスアイレス」か。
10年前に、俳優の訃報に触れ、初めて鑑賞に至ったことを覚えている。
当時、僕はまだまだ若輩者で、同性愛に対して軟弱な拒否感を持っていた頃に観たのだが、そんな拒否感など一蹴する色濃さに圧倒された。

久しぶりに、ウォン・カーウァイの映画世界に息づくレスリー・チャン、アンディ・ラウ、そして一寸だがトニー・レオンの姿を見て、胸が熱くなった。
そこには、性別の価値観を超えた憧れとときめきが満ち溢れている。60年代の香港の鬱蒼とした熱気と湿り気が、そういった感情を更に濃くしていく。

場当たり的なストーリー展開は、そのまま登場人物たちの錯綜する人生を表しているように見えた。

いつになく散文的でまとまらない。この思考がままならない感じも、この映画を観た後では相応しいとすら思える。

ラストふいに登場し、謎のシーンを残すトニー・レオン。彼が主演予定だったという幻の続編も観てみたかったな。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-28 01:57:25)
20.最後の質問が長すぎ。あそこをもっと簡潔にしてくれたらとてもかっこいいのに。ただ覚えていたってだけでいいじゃん。フィリピンは怖そうだから行きたくなくなった。
Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-15 01:31:30)
19.関口宏バリの姿勢で一気に女を口説き落とすレスリー、もうかっこよすぎです!
ウォン・カーウァイ作品の中でも『恋する惑星』に次いで大好きな作品ですね。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-15 12:05:48)
18.ジメっとした感じの画作りがストーリーにマッチした雰囲気を作っていて素晴らしかったです。
アンダルシアさん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-11-16 07:32:40)
17.私の1番好きな映画と言ってもいい「欲望の翼」がデジタルリマスターで蘇り、遂に念願の劇場で鑑賞するという事が叶い感無量であった。
今は亡きレスリー・チャンをスクリーンで観る機会なんてこれが最後かもわからないし、ほんとに観れて良かった。

映像的にはそんなに綺麗になっているとは感じなかったが、特筆すべきは"音"であった。
とにかく音の臨場感が凄い。

ザッザッザッザッ‥コツコツコツコツ(レスリー・チャンが廊下を歩く音)
ガチャカチャカチャコンッ(コーラの瓶をカウンターに置く音)
チクタクチクタクチクタク(時計の音)

ザーザーザーバシャバシャバシャ(雨の中車を走らせる音)
キーコキーコキーコ(壊れそうなワイパーの音)

という具合だ(文字で書くと訳がわからないけど)
そして、ザビア・クガートのゆったりした音楽に癒される。

前作「いますぐ抱きしめたい」で大袈裟すぎる演技とアクションで暴れまくったアンディ・ラウとジャッキー・チュンが別人みたいな落ち着いた演技なのも良いね。

あとはひたすらレスリー・チャンのカリスマ性溢れる魅力に悶えるのみ。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-01 09:20:56)
16.ストーリーは好きです。でもね、女に本気で惚れることのない影のある破滅的な男=レスリー・チャンというのがどーにもこーにもイメージじゃないんですなあ。それと、あのジメジメとした雰囲気がイヤでした。どこといわれれば、実母の家をあとにするレスリーの後姿ですね。あのシーンはよかったぁ。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-17 20:30:36)
15.うーん、いわゆる“青春映画”なタッチだと思うんですけど、誰ひとり幸せだと思えず、かといって絶望的なほど悲劇でもない(死んでもすべてが“絶望的な悲劇”というわけではないし)。なんか受け入れづらいんですよね。極端にも極端なことを言えば、冒頭の「1分の友人」、この口説き方が粋と感じるか否か。私は否なのでこの点止まり、となんとなくですが思っております。
まつもとしんやさん 4点(2004-11-29 00:18:51)
14.当時、豪華俳優が出ていると言うだけで映画館まで観に行ったのですが、今でも、王家衛の最高傑作だと思っています。もちろん俳優の魅力も最高ですが、あの重く緑がかった映像と、亜熱帯湿度、ザビアクガード、最高です。全体的に流れる様なドラマ感が大好きです。でもかなり好き嫌いがハッキリしてしまいそうで、とりあえず、友人にはほとんど薦めていません。
rexrexさん 10点(2004-06-12 12:04:52)
13.どうしよ~何が言いたいのか全然判らないよ~
マー君さん 2点(2004-06-10 20:53:43)
12.内容は正直よくわからない。僕が映画を観始めて最初の頃に観た映画だから、理解できていなかったという事もある。しかし、「この映画は理解しようと頑張る映画ではないような気がする。」という詭弁で終わってしまうのももったいない作品である。あえて言えば、「一瞬一瞬の主役であるレスリーチャンの心の動きを丹念に追いかけ、その煌きの満喫していけば、その空気となる質量を持たない思考の沈積が、この映画を創り上げている。」といった風に感じられたと言えるのですが、これも一つの詭弁でしかない。評価の難しい作品。
feroさん 7点(2004-01-17 20:37:50)
11.何度も観るほど好きな映画で、誰よりもこの映画の良さが判っていると思っていました。しかし実際にコメントを書こうとすると語るべき言葉を持ち合わせていないことに気づいて気持ちが沈んでしまいました。音楽が素晴らしいのは間違いないですが、音楽だけの映画と割り切れるものではありません。皮肉なことに、粗を探すといっぱい出てきます。レスリー・チャンが演じる主人公は身勝手で行動が突飛なため感情移入ができないし、足のない鳥の話だって生活力のないダメ男の妄想みたいで安っぽく見えるし。ウォン・カーウァイの出世作で「どうだ、俺のセンスはすごいだろ」という独り善がりの作風に思えます。でもセンスが本当にすごいので満点。
USS_Barcelonaさん 10点(2003-12-07 04:19:10)
10.レスリー・チャンの映画を初めて観ました。映画自体はつまらなかったけど、レスリーはすごく演技が上手かった。けど顔がそんなにカッコよくないからプレイポーイのヨディ役に無理がある気がしました(笑)。あと・・・彼が亡くなったというのはすごく悲しいですね。ご冥福祈ります。
ピルグリムさん 5点(2003-09-27 18:39:10)
9.内容はなにが言いたいのかよくわからなかったけど、あの退廃的な、ジットリしたなんとも言えない雰囲気が味わえただけでも私はよかったです。好き嫌いがすごく分かれる映画だと思う。今更ながら、レスリー・チャンてこういう役似合ってて、ものすごくかっこよかったです。亡くなってしまったのが惜しいです。大好きなマギー・チャンもよかった。
きょうかさん 8点(2003-07-31 17:39:08)
8.レスリーのカリスマ性が圧倒的だった。自由で奔放で、自分を脚のない鳥にたとえて飛びつづける姿は鮮烈で最も際立っている。また、見えない鳥の滑空していく目から眺められたかのような美しいジャングルのイメージが非常に印象的でせつなさを覚えた。
李将龍さん 10点(2003-06-20 14:00:16)
7.ヨディもお養母さんも愛したひとに憶えていて欲しくて傷つけることばかりする。忘れる事がいちばんの復讐だと知っているから?あんな理由で養子にされたってヨディは知っていたのでしょうか。あんな風でもあんな女でも血のつながりがないことが悲しいほど愛されてたように思うんだけど。忘れたフリするのも愛情。足の無い鳥は留まれないから一瞬で人の視界から消えるから忘れないで欲しいけど愛してくれたあなたには早く忘れて欲しい。そんな風に思いました。
まいさん 7点(2003-05-04 02:07:52)
6.レスリーの悲しい死をきっかけに久しぶりに見かえしました。この映画のレスリーは特に好き。この繊細さと倦怠感は彼にしかだせないんじゃないかな。全体のジメジメした雰囲気も日本とは違う熱帯のアジアならでは。ねっとりした背景が映画をより印象深いものにしています。それにしても惜しい俳優を亡くしました。悲しいですね。
たーふじさん 7点(2003-04-14 16:59:30)
5.「下着姿で1人部屋で踊る主人公が滅茶苦茶かっこいい。あんな雰囲気を出せる俳優は日本にはいない」と山田詠美がとある雑誌で絶賛していたことがこの映画を見るきっかけ。確かにランニング姿のレスリ-チャンは信じられないくらいにセクシーで、しかもあのシーンのカメラワークも最高に格好良かった(クリストファードイルだから当然ですが)。これで香港映画にはまった人がどれだけいたか。傲慢で繊細。狡猾で純粋。そんな人物を演じさせたら、この人の右に出る人はいないだろう。本当に惜しい。スクリーンの中でそんな彼をもう1度見たかった。心からご冥福をお祈りします。
showrioさん 8点(2003-04-04 22:06:19)
4.キャストはゴージャスでしたけど、内容がトホホ・・・。良く分からなかった。でもこういうのがこの監督さんのいつもの手法ですよね。う~~ん・・・。
ポンコさん 5点(2001-11-04 01:40:21)
3.「この部屋、ジメジメしてない?」劇中での台詞。やけにこの映画を象徴しているようで面白い。この映画、全編ホント、ウンザリするほど暗いし、ジメジメしている。個人的には周りが言うようなレスリー・チャンに男の色気?ってものを感じなかったし、全体的に今一つかな。“1分間を愛す”って冒頭と、マギー・チャンの役どころが良かったです。
イマジンさん 5点(2001-08-16 12:08:55)
2.最後に出てきたトニー・レオンの役割がよく分からないが、レスリー・チャンの気怠げな演技はよかった。アンディ・ラウはオーバーアクションなしでいい演技ができる俳優だと気がついた。作品内容そのものより俳優の演技を楽しむ映画、という気がします。
みんみんさん 7点(2001-07-01 22:29:22)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 6.90点
000.00%
100.00%
226.90%
300.00%
426.90%
5310.34%
6413.79%
7724.14%
8517.24%
900.00%
10620.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 8.66点 Review3人
5 感泣評価 Review0人
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