2.2015年現在、この作品は“ブラッドリー・クーパー出演”と謳って衛星放送でも宣伝してる訳で、いまやオスカーにもノミネートされるスター俳優のこと、当然のように主演だと思って観始めたのはワタシだけではないと思うんだ。それがどうです、この監督、なんと自分が主役をやっちゃってB・クーパーは脇役だ。もうすんごい待たされた。そして役者としてどちらが華があるかはこんなB級作でも一目瞭然で、クーパー登場の画面は全部彼が持っていってしまう。スクリーンで輝く器を備えている者と、持たざる者。この違いをまざまざと感じた映画でありました。ダックス・シェパード氏には気の毒だが、事実だから仕方ない。役どころを逆にしとけば良かったんだよ。己を知れということですな。