2.大物を揃えた何とも豪華なキャストです。そしてライアン・レイノルズを何とも贅沢な使い方です。
中でも本作はやはりケビン・コスナーでしょう。
近年は脇を固めるという役割も多く、彼が中心にいる作品を久々に見た気がします。
複雑な設定の男を演じていますが奥の深さと力強さを感じさせる演技で全盛期の頃とは全く違った男の魅力を見せてくれます。
前半はよくあるスパイアクションものかと思いながら見始めたのですが・・・。
コスナー演じる男の脳内でフラッシュバックされるもう1つの記憶を辿り、
ガル・ガドットと絡み始める頃には序盤とは異なり人間ドラマの要素が濃くなっていきます。
コスナーの魅力に子役の女の子やガル・ガドットの魅力も加わり、本作に関してはこれで良かったのだと思います。