32.二組の不倫カップル、タダ乗り婆さん、爆弾犯と妻、それぞれもう少し掘り下げられていたら傑作となったでしょう。窮地に遭っての神父さんの「私に出来る事はありますか」に感服し、我が身可愛さだけの身勝手男に見舞った裏拳の一撃にアメリカ魂を見せてもらった。往年のパニックものの秀作。 |
31. パニック映画の原型という要素はあるもののパニック映画に非ず。今風の派手な爆発に頼らないところは拍子抜けですらあるが、主眼は「グランド・ホテル」形式の“人生の縮図”であり、空港に交差する各人各様の人生模様が描かれる。不倫が絡むのは安易な感じだが。 画面分割はカットの切り替えより刻一刻と進行する危機の動きが分かりやすく、緊迫感の醸成という点でもこの手法は成功。 神父は騒ぐ乗客に対しグッジョブ。老女エイダの無賃搭乗は出来過ぎの感ありで、ちょっと弱点。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-03 19:34:53) (良:1票) |
30.パニックはのんびりまったり進行します。お世辞にも緊張感があるとは言えません。しかし、大活躍するヒーローが不在なところがいい。主役は空港長ということになっていますが、空港でも旅客機内でも職員それぞれが持ち分を全うし、事態に対処していく姿は感動的ですらあります。現実の世の中もこうして回っているんだなあと、トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人のような気分に浸れました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-29 23:17:33) |
【真尋】さん [DVD(吹替)] 4点(2015-08-01 07:23:13) |
28.搭乗時の手荷物検査が緩くても航空テロの心配のない古き良き時代の映画ですが、淡々とした流れの中にも登場人物の人間模様が丁寧に描かれていて、誇張されていないパニックの上質なサスペンスをじっくり味わえました。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-05-04 23:58:08) |
27.もう少し緊迫感がある話かと思ったが、自分には少し淡泊すぎた 【miso】さん [地上波(吹替)] 5点(2015-05-02 21:06:21) |
26.人間ドラマを中心に描いたパニックもの。 作りは「タワーリング・インフェルノ」とほぼ同じだが、本作は事件が起こるまでに一時間以上。 今の若い人たちが観たらテンポが遅くて、前半は退屈と感じるかも。 パニックものとして見ても、「タワーリング・インフェルノ」よりは、スケールがひと回り、 ふた回り小さく、終盤ももうひと捻り欲しかったところ。 それでも登場人物が多いにも拘らず、個々のキャラがしっかりと描かれていて、 人間ドラマとしての見応えは十分にあり。個人的には楽しく鑑賞させてもらった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-29 13:46:45) |
25.面白かったけど・・・もう一押し欲しかったです。パニック物としてタワーリングインフェルノやポセイドンアドベンチャーなどと比べると、悲劇性や悲壮感があまり感じられないのが物足りない所。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-05 22:52:00) |
24.飛行機パニックもの、または空港パニックものがくっつき、最後まで登場人物の活躍が続く。で、ラストはハッピーエンド。テロリストや重大犯罪があるわけでなく、地味な話だけど、充分ドキドキする。ジャクリーヌビセット、ジーンセバーグ共に美しかった。あのただ乗りおばあちゃんも、いい味出してる。きれいな女優さんや頼りになる男たちがグランドホテル形式のストーリーで一気に話をたたみかける。娯楽作品とはこういう作品なんでしょうね。面白かった。でも空港の応接室が立派すぎたのが、ちょっと可笑しかった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 18:16:25) |
23.’70の幕開けとして封切られたと思いますが、その当時に映画館で観ました。密航常習の老婦人のコミカルで可愛いくて微笑ましい演技に後で気づいたんですが、「武器よ、さらば」でゲーリー・クーパーの恋人役のあの美しい看護婦さんヘレン・ヘイズだったんですね。あれから今年は、すでにもう39年!!驚きと同時に月日のたつのはまさにアッというまですね。 【白い男】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-21 14:43:35) |
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22.用意した事件に関わる人物へちょっとしたドラマ描写を加えただけなので、それ程芸のあるものではない。 群像劇というのは、よっぽどそれぞれの思惑が緻密に交錯してあるうねりを生んでいる場合でもなければ感心させられることはない。 【カラバ侯爵】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-08-19 08:31:03) |
21.群像劇、パニック映画のもはや古典となった。とにかくキャストが豪華。満腹、ごちそうさんといった感じで、とても面白く見た。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-05-06 10:25:35) |
20.飛行機でのパニック映画としては物足りないけど、まあまあ楽しめた。リマスターなのもあるけど古い映画の割に映像が良かったし、前半の多くのストーリーが1つにつながったりというのも面白かった 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-07 23:04:19) |
19.70年代の災害もののはしりだとか。この後、ポセイドン・アドベンチャー、大地震、タワーリング・インフェルノ等が製作されたと聞きます。本作もシリーズ化されたらしいです。今観ると、ややおとなしい感がありますが、グランドホテル形式にのっとって、空港と旅客機の中の空間でそれぞれの人間の人生模様を描いた秀作です。人間を描くには、この程度のトラブルがちょうどいいかと思います。バート・ランカスター、ディーン・マーティン、ジョージ・ケネディー。骨のある男性を中心としたドラマに、うまくジーン・セバーグ、ジャクリーン・ビセット、そしてヘレン・ヘイズがからまってまとまりよく仕上がっています。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-12-28 21:36:03) |
18.群像劇としてはなかなかよく出来ています。ただ序盤は情報量が過多ぎみで、登場人物の整理がうまくできていません。ここを乗り切れるかどうかで、この映画を楽しめるかどうかが決まるでしょう。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-10 00:32:23) |
17.小さなイベントが連続しているので退屈はしないのですが、大きな盛り上がりもクライマックスもなく終わってしまいます。 【虚学図書之介】さん 4点(2005-01-26 14:47:51) |
16.映画を見た後、原作も読もうと思った作品でした。 特にD・Oゲレロが奥さんに保険金を残す為に飛行機に乗り込んだと悟った奥さんの描写などがぐっとくるものがあります。それぞれの人間模様と現実に対処しようとする姿が前向きにな気持ちを呼ひ起こす作品です。 |
15.上空での爆弾騒動と空港関係者の人間関係が一緒に描かれ、単純なパニックではなくちゃんとドラマになっている。けれど飛行機内での爆弾爆発前後のところは割とあっさり・短かったのが期待に外れていた。家出した長女、スチュワーデスに夫をとられた妹、空港の騒音問題…などの顛末をもう少し見たかった気がする。「大空港のラブ・テーマ」は良。 【プミポン】さん 6点(2004-03-31 23:09:27) |
14.昨今のパニック映画に比べると、お上品な映画ですね。 |
13.実は以前まで見ていたものが、TV放映版で90分にカットされていたものでした。今回、DVDにて全長版を鑑賞いたしました。登場人物それぞれの人間模様が思った以上に丁寧に描かれていたんですね。707が雪の中から脱出するシーン、これ、本物使ってるんですかね。 きっと一部模型も使ってるのだと思いますが、はっきりいってわかりません。非常によく出来ていると思います。ど迫力です。それから、テーマ曲も印象的ですね。いい映画って音楽が皆素晴らしい。 <<追記>>ジョン・トラボルタはこの映画に登場したボーイング707を自家用機として所有してるそうです・・・!しかも自ら操縦する免許も持っているとか。ハリウッドセレブのスケールは桁違いですね。 【ロイ・ニアリー】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-12-12 16:03:10) (良:1票) |