1.ハワード・ホークスお得意のスクリューボール・ロマンティック・コメディ。
魚に触ったことも無い、釣りをしたことも無い男が釣りの本を出し、それが大ヒット。
しかし、ひょんなことからその本の読者たちも大勢参加する釣り大会に出なくてはならなくなったからさあ大変!というお話。
キャンプもしたことが無い。泳げない。釣りもしたことが無い。
およそアウトドアには縁が無い男が、釣りのコーチ役の2人の女子に振り回され、釣り大会の湖の湖畔で散々な目に逢う。
アウトドア系も、男と女系も、かなりベタなギャグの連続で、120分それが延々と続くのですが、
何回ずぶ濡れになったか分からない主演ロック・ハドソンが体を張った好演。
厚かましいのか。天然なのか。ポーラ・プレンティスもこの手のドタバタ・ラブコメらしいヒロインを好演。
映画と同じくらい釣りも好きな僕としては、そんなうまくいく訳無いやろ!というツッコミどころ満載ではあるのですが、
イマドキの映画にはあまり無い無邪気な空気が逆に新鮮だったりします。