2分の1の魔法のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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2分の1の魔法

[ニブンノイチノマホウ]
Onward
2020年上映時間:103分
平均点:6.36 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-08-21)
ドラマSFアドベンチャーファンタジーファミリーCGアニメ
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タイトル情報更新(2023-06-29)【イニシャルK】さん
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トム・ホランド〔男優・1996年生〕イアン・ライトフット
クリス・プラット〔1979年生〕バーリー・ライトフット
オクタヴィア・スペンサーマンティコア
志尊淳イアン・ライトフット(日本語吹き替え版)
城田優バーリー・ライトフット(日本語吹き替え版)
近藤春菜ローレル・ライトフット(日本語吹き替え版)
村治学コルト・ブロンコ(日本語吹き替え版)
新谷真弓グレックリン(日本語吹き替え版)
立木文彦フェンウィック(日本語吹き替え版)
浦嶋りんこマンティコア(日本語吹き替え版)
音楽マイケル・ダナ
ジェフ・ダナ
主題歌スキマスイッチ(日本版エンドソング)「全力少年」
製作ピクサー・アニメーション・スタジオ
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
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1
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4.ピクサーの映画作りのコンセプトが、いつもと違う方向に行ってしまった感じ。
TERUさん [インターネット(吹替)] 6点(2022-07-22 21:19:42)
3.この手のプロットには飽きているはずですが、最後までたのしめちゃうし、少しほろっとする。
伏線バラまきすぎなんじゃないかってくらいですが、子供なら回収しているところがたのしいのかな。。。と大人ぶってみる(笑)
HRM36さん [DVD(字幕)] 6点(2022-06-19 19:05:48)
2.まずはこの、溢れ出んばかりのサービス精神に、ありがとうと言いたいですね。
伏線の回収、などというと安っぽいけれど、劇中に示される様々なモチーフが、思わぬ場面、思わぬ形で再登場して嵌るべきところにピタリとハマり、驚きや感動を呼び起こす。100分少々の作品に対していささか詰め込み過ぎて、オハナシがどんどん進められてしまい、もうちょっと余白とかタメとかがあってもよいのでは、とも思わなくはないですけどね。ただ、基本的にはここで再現されているのはRPG的な世界、だから展開がやや機械的になるのも仕方ないですかね。というよりここでは、ガサツで大胆な兄貴に対する、臆病で決断力に乏しい弟(主人公)、という対比があって、この本作の展開の早さから我々は「兄貴になかなかついていけない弟の気持ち」を共有することにもなります。
大体、「魔法で亡き父を蘇らせるチャンスは明日の日没まで」というタイムリミットだけでも充分に物語になり得るのに、「魔法不足で今は下半身しか蘇ってません」というヒネリ、どうやったらこんなコト思いつくんですかね。この下半身だけの父親の存在ってのがとにかくナゾで、本人はどういう状態で何を考えているのか(そもそも意志があるのか)最後までワケがわかんない存在なんですけれども、とにかくユーモラス。周囲の目をごまかすためにダミーの上半身を付けられてさらに動作がカオスとなり、笑いを呼びますが、一方で下半身だけあればダンスはできちゃって、親子共演と相成る感動も。
この作品の世界では様々な外見の登場人物が普通に入り混じって暮らしており、「外見での差別」という問題は解決(あるいは保留)されている世界なのですが、母親が付き合う男、つまり将来の父となるやも知れぬ男は、下半身が馬になっていて、主人公家族とは異質な存在。この男には無い「2本足の下半身」のみが復活するという設定は、ユーモラスでありつつも、何となく引っかかりも感じさせます。
そしてだからこそ、この将来の父も、必然的にストーリーに大きく絡んでくることになります。彼は旅に出た兄弟をこれ見よがしに心配して見せたりはしないけれど、彼らの冒険に振り回されることが、家族の一員になるための通過儀礼ともなっています。兄のポンコツ車のバンパーは簡単に外れてしまい、兄のガサツさを示す一方で、別の場面では将来の父に対する道標にもなる。1つのモチーフが複数の意味を帯びる瞬間。
あるいはポンコツ車の中に大量にある違反キップもまた、兄のガサツさの表れだけど、たくさんのそれが撒き散らされるシーンでは、何だかポンコツ車の涙のようにも見えて。
その他、様々なモチーフが様々な形で再現し、映画を彩るのだけど、そんな中でも、テーマは単純に「家族愛」というものを、ストレートに描き切っています。いや、「家族愛」と一言で言えば単純だけど、実は「家族愛」には多様な側面があるのだ、という事が、ここでは見事に描かれています。
優柔不断な弟が最後に見せる決断。この決断があってこそ、彼が、そして我々が、垣間見ることを許される、美しい瞬間・・・
鱗歌さん [映画館(吹替)] 9点(2020-08-23 12:28:34)
1.ディズニー/ピクサー最新作。日本語吹き替え版にての鑑賞である。
監督は、ダン・スキャンロン。


魔物たちが暮らす世界。かつては魔法の世界だったが、科学や技術が進化するに連れこの世界から魔法はほとんど姿を消してしまっていた。

エルフの少年イアン・ライトフットと、その兄バーリー。2人の父親ウィルデンはイアンが生まれる前に病気で死亡していた。彼はイアンの16歳の誕生日プレゼントとして、妻のローレルに魔法の杖と手紙を託していた。その手紙に記されていたのは、「死者を24時間だけ蘇らせる魔法」であった。杖を受け取ったイアンは早速呪文を唱えるが、失敗によりウィルデンの下半身のみ蘇らせてしまった。
イアンとバーリーは、タイムリミットの24時間以内にウィルデンを完全に復活させるために必要なアイテム「不死鳥の石」を手に入れるため、冒険に出るのだったが・・

イアン達の暮らす世界は現代のアメリカそのもの。ただそこに住んでいるのは人間ではなく、エルフ、キュクロプス、ミノタウルス、妖精等々の所謂「魔物」である。

ストーリーは単純明快。要するに「不死鳥の石」を手に入れるためのアドベンチャーゲーム的な内容となっている。だから、まずはお宝の場所を記した地図の入手からスタートする。地図を持っているのは、マンティコアという大きな羽根とサソリのような尾を持ったライオンの魔物である。そのマンティコアは今ではレストランを経営しているのだが、その辺りはなかなかよく出来ていて楽しめた。

お宝の地図を手に入れた2人は一路カラス山を目指す。途中、パトカーに止められたりするが、その婦人警官が同性愛者として描かれているので、国によっては本作の上映に物議を醸しているようだ。

2人は一歩一歩、お宝に近づいていくのだが、この辺りの展開はありきたりに思えた。もちろんディズニー/ピクサーの最新作なので、よく考えられており、ビジュアル的にも文句のつけようはないのだが、我々は「ドラクエ」や「FF」等のロールプレイングゲームを、主人公として散々プレイしてきているので、今更「映画」鑑賞という形でそれを追体験しても、退屈な感じがすることは仕方あるまい。

ちなみに英語版ではイアンの声は「スパイダーマン」のトム・ホランドが、バーリーの声は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のクリス・プラットがそれぞれ担当している。

さて「不死鳥の石」だが、実は意外な場所にあった。そして遂に父親を完全復活する瞬間がやってくる。ネタバレになるのでラストは書かないけど、なかなかいい余韻のエンディングであった。

ところで本作のテーマは「父と子の愛」のようでいて、実は違う。イアンとバーリーの兄弟の愛なのである。「アナ雪」が姉妹の愛を描いているのと好対照である。
キネマトさん [映画館(吹替)] 6点(2020-08-23 08:39:02)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.36点
000.00%
119.09%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6436.36%
7436.36%
819.09%
919.09%
1000.00%

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