6.真摯な姿勢で一家の崩壊を丹念に描いた秀作。荒涼とした風景が更にやりきれなさを助長する。姉役のララ・ベルモントの演技も素晴らしく、観ていて息詰まる思いだった。ただ、気になるのは邦題。家族それぞれの葛藤を描いている(まさしく原題の通り THE WAR ZONE )のに、まるで姉だけに焦点を当てたように思える邦題は何だかちょっと納得がいかない。てゆうか邦題と内容が合わない。 【ひのと】さん 9点(2003-12-01 17:00:19) |
5.ごめんなさい。私、この手の題材はダメです。寂寥感あふれる風景に2点献上。 【パキサン】さん 2点(2003-08-09 00:05:34) |
4.映画の出来ウンヌンを言う前に、なぜティム・ロスがこんな題材を初監督作品に選んだのか…という根本的なところで疑問をもってしまった。家族の崩壊劇が、どんな救済にもより深い絶望にも向かうことなく、ただ「父親殺し」というエディプス的カタルシスをもって終わるあたり、やるせないまま観客を放り出すだけで最後までケツを拭っていない。その不徹底さゆえ、ぼくはこの作品に対して断固”否!”を突き付けたい。ただモンダイ作を作って、自分のステイタスに箔(!)をつけたかっただけじゃないか…とは言い過ぎにしても…。 【やましんの巻】さん 2点(2003-05-26 16:50:22) |
3.あまりに説明が無いので、最初驚いたけど、さすがはティム・ロス。観れば解るんやね。余計なナレーション入れるよりも、全体的な雰囲気を大事にしたんでしょうね。ビデオでみたので、いまいち場面の綺麗さはわかりませんでしたが、多分映画館じゃ最高だったんでしょうね。最初と最後のテロップの出し方もおしゃれ! 【ふなと】さん 9点(2003-04-24 20:51:21) |
2.暗く、台詞も無く、静かで低予算で哀しい作品です。地味過ぎます。映像も終始“青”だけだし。でも心に残る作品です。“悪い意味”で。一方、美しく哀しいララ・ベルモント扮する姉は良い。“素肌の涙”なるほどね。どれも痛々しい涙です。しかも生々しいです。しかし腹立たしい親父です。 【イマジン】さん 8点(2002-10-14 13:41:38) |
1.実に印象深い映画だった。あの寂しい風景とあってたしね。 【あろえりーな】さん 7点(2001-08-04 00:48:31) |