18.家族のために買ったマイホーム、だけど、家族あってこそのマイホーム。家族がいなきゃ、意味が無い。 最初の方で皆で寿司を食べる場面があって、凄絶な紆余曲折があった挙げ句、最後はまた皆で食事をするシーン。 食卓を囲むから、家族なんだよね、と。 しかし、そこに至るまでに、いやはや、ここまで回り道をしなきゃいけないんでしょうか、という、果てしなきハチャメチャバトル。シャイニングも八つ墓村も真っ青、といったところ。 幸せって何だろう、という点では何の参考にもならないけれど、それを考えるキッカケにはもしかしたらなるかも知れないし、ならないかも知れない、そんな映画。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-01-31 22:31:36) |
17.バ、バカバカしい…。 なんかノリとテンションの高さで最後まで突っ走ってしまった映画。 この家壊してもいいよ。え?やったぁ!じゃあついでに映画にしちゃおうぜ!ってなノリの映画。 勢いに圧倒され、冷静な判断力を失い、なんか凄いものを観た気にさせられた。 でも、やってることはマジキチ! 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-12-09 17:17:19) |
16.新築マイホームと家庭をぶち壊したいという熱意は伝わってきました。役者の熱演と破壊活動を楽しめますが、自由度が高すぎてなんのこっちゃですな。楽しめた部分も多いのですが、ブチキレ映画としてはどうも中途半端で、作り手の理性的な部分が見えてしまうのがノリきれなかった原因かな。ここまでやるならスプラッターにしちゃえばいいのに、って思ってしまう自分もどうかと思うが。有薗芳記の目つきがヤバイ。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-04-18 21:53:40) |
15.時は1983年、うわ~あ、小林克也氏こんなことやってた経歴があったのかあ^^; ま~びっくりしましたぜよ、某ベストヒットU●Aでのイメージしかなかったからさ~ ^^; しかしま~この作品、めちゃめちゃすげーでないの、めちゃめちゃ私好みだ。まあ肝心の小林克也氏のキレ具合はともかくとしてもですね、他の4人のキレ具合やらバカさ加減が特に素晴らしいじゃないのさ 指しあたっては賠償美津子がイイ 植木等もイイ 息子役の有薗芳記のキレ具合がまた最高じゃないのさ、特にイイ そしてまた工藤夕貴の悲鳴がキャーキャーうるさいのだけども、それはそれでまたいいじゃないのさ 終盤土壇場と化してしまった戦場にて栃狂ってしまった兄貴は妹を襲い、ジジイもどさくさに紛れて孫娘を縛り上げた挙句に拉致してしまうというその極悪非道なその行い^^; うわ~あ もう全体的にとても素晴らしいメロディー奏でてるじゃないのさ~ 素晴らしい壊れ具合じゃないのさ~ ※しかし、これ見てからというもの完全にシロアリがトラウマになってしまった(××)うげげげ~ 【3737】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-26 17:33:36) |
14.この映画、ウチの近所のビデオ屋で「迷作コーナー」という所に置いてありまして、他にそこのコーナーに並んでるのは『シベ超』、『北京原人』とまさに迷作の数々。なのでこの映画にはある種の期待を抱きレンタルしたのですが、そんなにヒドくなかったです。小林克也の壊れっぷりが面白かったなぁ~~ |
13.シニカルもここまで行けば一つの芸になるという見本。これは傑作でしょう。家族として機能していない家族、という最近流行りのテーマを先取りした作品としても、大いに評価したいと思います。こういうドタバタから何も読み取れない人には辛いだけの作品だと思いますが、行き過ぎた疾走感や小林克也の暑苦しさに不快感を覚えない人には楽しめる作品だと思います。不毛な中にも、高度経済成長期を支えたニッポンのお父さんたちの心の叫びを切々と訴えかける、意外にも中身の濃い映画です。 【anemone】さん 8点(2003-12-13 00:54:51) (良:1票) |
12.誰の行動にもちゃんとした”理由”があり、その人の立場からすれば、それなりの正当性を持った行動を、みんな行ってるにもかかわらず、な〜〜んでこんな事になっちゃうんだろうなぁ・・・と不思議な気持ちになりました |
【たましろ】さん 6点(2003-10-17 00:25:04) |
10.当時は大好きな作品だったけど、その後の小林よしのりの醜悪化を見た身としては、今や笑えないかもしれない。植木等氏に「やらせた」右翼じいさんの姿が、今のよしりんに被って見えてしょうがないのだw 【柿木坂 護】さん 6点(2003-09-28 18:31:55) |
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9.この頃の石井監督はパンクでアナーキーで破壊的、破滅的なムチャクチャな映画ばかりでした。しかし「高校大パニック」を超える作品は未だにない。マイホームを持つという幸せの物質的な価値観ばかりで、家族としてつながりのある内面的なホームが無くなっていったのが80年代でしょうか。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-08-08 23:53:40) |
【あろえりーな】さん 5点(2003-05-11 13:53:46) (良:1票) |
7.今観るとこんなんだっけって思ってしまう。当時は結構センセーショナルで話題だったんだけどね。あのお兄ちゃんもこの頃良く映画出てたんだけどいまなにしてんの? 【木根万太郎】さん 6点(2003-03-10 13:03:59) |
6.話としては、風刺の効いたブラックコメディでいいんだけど・・・映画でやるんだから、もうちょっとやり方があったでしょう?という気がする。家族が闘うシーンは、ただ長いだけで、面白くもなく、全然迫力がなかったしな~ 【クロマス】さん 3点(2003-02-03 15:52:25) |
5.英会話といったらこの人、小林 克也主演。石井 聰互による気狂い家族の殺し合いと絆のロックンロール。有薗 芳記のクレイジー演技にびびりまくった一作。 【本間】さん 6点(2002-11-14 18:53:18) |
4.石井監督らしい作品。狂い咲きサンダ-ロードに次ぐ。 【ハル】さん 7点(2002-11-01 20:49:18) |
【眼力王】さん 5点(2002-04-07 13:09:26) |
2.小林よしのり脚本。妙なパワーがあって面白い。家族版『バトルロワイアル』とでも言うべき作品。 【松下怜之佑】さん 7点(2001-09-27 14:51:13) |
1.石井監督の持つ破壊の美学が前面に出ている。物語は、ある家族がマイホームを購入したところ、サラリーマンの主人公の父親が居候に来て、それまで表面化されなかったか家族それぞれの病んだ一面が現れる。学歴狂の長男とアイドルオタクの妹、色情魔の妻に会社づとめに明け暮れストレスまみれのマイホーム狂信パパと元兵隊上がりのおじいちゃん・・・・・・・ラストのガス大爆発シーンと朝食シーンの対比が強烈なブラックユーモアであった。 【ソフィスト】さん 8点(2001-09-25 06:02:34) |