7.うん、これは、好きとは言い難いが、結構イイ。グリーナウェイの中ではまだ分かりやすい方なのかな。ラストは正視に耐えない、ってほどでもないが、かなりグロ。でも、なぜかグッと来た。美術が素敵。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-27 14:46:19) |
6.最悪で最高の映画、という感じでしょうか。グリーナウェイの変態ぶりは個人的に大好きなので、期待はしていましたが予想を上回る大いに気分を害した覚えがあります。しかし、誰にも真似できない映像美と凝った演出による混沌と混乱が楽しいです。クィーンズイングリッシュも心地よく、独特な半分意味不明のセリフも重みがあり、流れる展開に避けきれない運命という境遇がサディスティック。最高傑作は「プロスペローの本」と思っている私には、それに追いつく作品だと思います。まぁ、誰に見せても納得しませんが・・・。 【shirasu】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-10-04 21:00:28) |
5.人間が好きなのか嫌いなのか監督自身悩み、そのフラストレーションを高尚な次元で衝撃的に且つ暴力的に爆発させてみたからといって何も答えは出なかった、そんな感じ。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-28 06:44:45) |
4.大掛かりな舞台装置、凝りまくってる美術、華美な衣装とグリーナウェイワールド、二重三重の劇中劇の中で、どこまでが芝居どこからが現実なのか、常に意識させられる。そんな意識を人間のエゴや欲望が渦巻く強い毒が自分の感覚が完全に麻痺されてしまう。その頭がクラクラしそうな感覚がラストでは一転スカッとさせられ気分爽快、最高です。 【亜流派 十五郎】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-27 23:57:53) |
3.「コックと泥棒と~」を更に完成度を高めた作品。私的にはグリーナウェイの最高傑作なんですけど。賛否両論分かれそうな作品です。後味は兎に角悪いですね。まあ、そこが魅力なんですが。人間のあらゆる欲望が極色彩に彩られた劇中劇形式で進行し観る側演じる側が、混沌としていくところがツボでしょうか。 【としこふ】さん 8点(2003-12-22 23:27:26) |
2.あのー、一言でいうと「大っ嫌い」です。でも映画をみてここまで嫌な気分になったのはこの作品だけです。衝撃的に嫌な気分でした。ここまで印象に残ったという意味で高得点をつけています。比べるのも何ですが、「時計仕掛けのオレンジ」が衝撃的に嫌な気分になるといううわさを聞いて観てみたところ、私的にはこの作品にまったく及びませんでした。ちょっと明るい気分で映画館に入って、ドーンと落ち込んで映画館を出たのを覚えています。二度と観ないし、人にも絶対勧めません。 【猿の腰掛け】さん 8点(2003-11-13 08:53:33) |
1.へー、レイフ・ファインズだったんだ・・・かなり前に劇場で観たけど、強烈でした。面白いか面白くないかで言えば面白くない。映像美に凝っていると言えば凝っているか。虚構のレベルが2、3くらい分かれてて、それらを行き来する物語構造。今となっては新しくない。文章が支離滅裂ですが、要するに評価が難しい映画です。結構エグいシーンのオンパレードですので、心臓の弱い人には勧められません。 【風の木屑】さん 4点(2003-04-28 15:15:38) |