8.劇場用に編集されたアニメ作品でよくあるパターンだけど、重要なシーンがカットされてるので、面白さは半減してると感じる。
本編の御先祖様万々歳!は30分が6話分なので、ちょっと長い映画だと思えば、一気に見られなくもないのにね。
舞台演劇のような不条理コメディをアニメでやるというのが斬新で、超一流の声優陣が饒舌に台詞を畳み掛けてくるのが楽しい作品。
タイムパラドックスの考察でつい妄想してしまうことではあるけど、倫理的に問題のある非常識な物語である。
直接的な描写は無いものの、R15指定くらいの際どいテーマではあると思います。
問題のシーンをカットしたのも倫理的な配慮をしたということなのかも知れない。
本編がNHKで放送された際に急遽放送中止になったらしいけど、その辺りが倫理規定に引っ掛かったのだろうか?
編集なしの3時間の映画だったなら、もっと点数を付けたくなるような問題作です。