6.本作における桃次郎とマドンナの関係、一種の変化球なんでしょうけど、正直、暴投気味ですね。なるほど、この出会いに対してこの別れか、とは思うけど、やっぱり無理やり感が。サブストーリーとしてジョナサンが重要な役割となっていますが、これも何だか無理やりというか、キンキンが熱演すればするほど、セリフがキンキン声になって聞き取りにくかったり。
むしろ、物語だけ見ると結構暗い話の寄せ集めなのに、荒唐無稽なバカバカしさを連発して、暗いのやら明るいのやらさっぱりわからないこのデタラメさ。何せ恐るべきバイタリティですな。