1.巻き込まれ型サスペンスってラストでどう解決させるのかが重要ですよね。散々酷い目に会った挙句、主人公がどう終結させるのか。この作品は前半振り回されっぱなしですが、ラストでオチをしかっりと付けてくれます。しかもエンドロールの後にもちょっとした楽しみを残してくれます。ホアキン・フェニックスの動揺ぶりもさることながら、シリアルキラーを演じた俳優の所々で見せる屈折した表情(ほぼ笑っている)と軽い笑い声が印象的でした。無差別に見えて意外と計画的なところも。ブラックコメディと見るにはちょっと恐ろしいですが、時々笑えます。